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航空券代のみ!2週間ドイツに滞在できる国際交流プログラムに参加しました。#0

初めまして。岡田真奈です。先日『日独勤労青年交流事業』という文部科学省主催の国際交流プログラムに参加してドイツに行ってきました。
航空券代のみでドイツに2週間滞在できて、観光と研修ができちゃう。35歳までのワーカーなら誰にでもチャンスがあるのに知名度が異常に低い。このプログラムの魅力をたくさんの人に知ってもらえるように、これから体験談を書いていきます。

「ドイツに興味がある」「国際交流をしてみたい」「ヨーロッパに行ってみたい」「海外の働き方に興味がある」「キャリアに悩みを抱えている」どれか一つでも当てはまったら、ぜひ参加をオススメしたいです。

私は英語もドイツ語も話せません。
応募時はドイツの知識もほぼありませんでした。
今でもよく挑戦したなと思いますが、思いきりの良さが大事です。一緒に参加した団員や運営のスタッフさんにサポートしてもらいながら、とても充実したかけがえのない2週間をドイツで過ごすことができました。

1本目の今回は、『日独勤労青年交流事業』の基本情報を私の経験とともに紹介したいと思います。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!


日独勤労青年交流事業とは?

18歳〜35歳の社会人を対象とした国際交流プログラムです。
現地企業の訪問や合宿セミナー等の研修を通じてテーマに沿った学びを得ると共に、より良い社会づくりのための意見交換を行います。
費用負担は航空券代のみ。ドイツ滞在中にかかる食費やホテル代、交通費、保険代は一切かからず、旅行の手配もやること無しです。(※パスポート取得費、お土産代は自費です)
ドイツの文化や歴史にも触れることができて、個人旅行では得られない学びが沢山ありますよ。

研修テーマ

2023年度の『日独勤労青年交流事業』は、以下2つを研修テーマとして活動しました。

「若者が活躍する社会」
・男女ともに輝く働き方(ワークライフバランス、キャリア形成)
・技能の継承(ものづくりに関する文化と歴史、ドイツのマイスター制度)

ワークライフバランスは社会人にとって関心度の高いテーマではないでしょうか。ドイツは日本より残業時間が少なく、そして有給取得率は100%。ドイツの生産性の高さ、仕事以外の時間も大切にする考えに魅力を感じました。技能継承についても、ドイツには「マイスター」と呼ばれる専門性の高い知識と後継を育てるスキルを兼ね備えたプロフェッショナルを育成するシステムがあります。ドイツ発祥の有名企業と言えば、Volkswagen、BMW、メルセデス・ベンツといった高級車メーカーでしょうか。ドイツ滞在中の移動は毎回ベンツでした。ベンツに乗れる機会なんて貴重すぎる。記念に写真撮りました。乗り心地最高!

研修内容については今後の記事で詳しく記載していきますね。

#移動車#ベンツ

応募資格

国立青少年教育振興機構のHPに掲載されている募集要項は以下の通りです。

以下の条件を満たし、ドイツでの研修の成果を日本の社会や職場・生活に活かすことができる方。
(1)日本の国籍を有し、2023年4月1日現在、18歳以上35歳以下の方。
(2)社会人(職業に就いている者)
(3)事前研修、ドイツ派遣、合宿セミナーの全期間参加が可能な方。
(4)心身が健康で協調性に富み、研修計画に従って規律ある団体行動ができる方。
(5)当該事業に参加経験がない方。 ※ 職業分野、語学能力は問いません。

2023年度 日独勤労青年交流派遣事業 募集要項

1番ハードルが高いのは、(3)だと思います。ドイツ派遣の2週間仕事を休まなければいけません。
私の場合、派遣期間がちょうど担当業務の繁忙期だったため、応募前にまず上司に相談しました。プログラムの概要と志望動機を伝えたところ、快く受け入れてもらえて自分は恵まれているなと思いました。「仕事のことは差し置いて、経験のために行った方がいいよ。」と言ってくれた上司に感謝しています。中には参加決定通知後にやっぱり職場から許可が得られなかったと辞退した人がいたと聞いています。このプログラムは倍率が高いそう。決定後の辞退は勿体無いです。機会を逃さないように職場には早めに申し出ましょう。

余談…
私は参加決定後、ドイツ派遣期間について改めて相談しました。私の会社では通常休職になるらしく、上司が役員まで掛け合って何とか有給にしてもらえました。自由に有給が取れない会社って?と違和感を感じて団員に話したところ、7名中有給で参加したのは私含めて2名でした。他の5名は会社の研修として参加していたので航空券代も会社負担。派遣期間中も手当が支給されている方もいて羨ましかった。休職でも有給でもなくこの事業に参加できるとか最高。

スケジュール

2023年度の『日独勤労青年交流事業』は以下のスケジュールで活動しました。ドイツ派遣はピンク色の部分です。

表を見ていただいて分かる通り、ドイツ派遣以外に3日ほど国内研修があります。11月にはドイツ側の派遣団員が来日予定。東京で2日間の合宿セミナーが開催されます。みんなに再会できるのでとても楽しみです。

ドイツ派遣期間中の企業研修では2つの班に分かれて行動。社員の方と社内制度等について意見交換をしたり、オフィス見学をさせてもらえました。私たちの班の訪問先ではありませんでしたが、パン工房を訪問した団員はプレッツェルの成形を体験。お土産に自分たちで作ったパンを持ち帰り、みんなで美味しくいただきました。

このプログラムでしか経験できない内容になっています。自由時間も多くあるのでドイツ観光もたっぷりできましたよ。詳しい内容は今後の記事で伝えていきますね。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
日独勤労青年交流事業とドイツの魅力を伝えたい。少しでも多くの人に興味を持ってもらえたらと思っています。

投稿ペースは週1回、日曜日に更新予定です。次回は9月3日(日)更新。
綺麗なドイツの景色もお楽しみに。ぜひ読んでいただけると嬉しいです:)




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