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優しい世界をつくりたい


"優しい世界をつくる"

これは、最近明確になった私のビジョン。

このビジョンは今まで、周りの目を気にして思いっきり自己表現をできなかった私の過去に関係しています。


私が10年間育った場所

小、中学生の頃は、田舎の祖父母と一緒に暮らしていました。

[※実家の玄関を一歩出たら見える景色]


・おじいちゃんが山や畑、田んぼを所有していることは割と当たり前な世界。
・なんと犬を引き連れ猟に行き、イノシシやシカを自らさばいて食べたりもする。(おじいちゃん最強卍)
・水道代0円の井戸水生活。
・信号もコンビニもほとんどなく、町で一番栄えている場所といえば道の駅。
・クラスの中で一番近い友達の家に行くためには自転車で20分かけて、起伏の激しい坂を超えなければいけませんでした。(#近いとは)

[お世話になった井戸]


ひとクラスの人数は20人前後。

(私が小学校に上がる時に3つの学校が合併したのでこの人数でしたが、元々行く予定だった学校はまさかの先生と私1対1のクラス。全校生徒の数は約10名でした。)

クラス替えなんて漫画の世界で、中学3年生までの9年間、同じメンバーと過ごしました。(田舎すぎる...)



この話をすると大抵、

「へ〜!9年間も同じクラスってことは家族みたいに仲良いんでしょ?羨ましい🥰」

なんて言われますが、私たちの場合はそんなことはありませんでした。


共食いをする醜い金魚たち


"家族のように仲が良さそう"と想像もされる9年間過ごした私のクラス、

実際は悲惨なもので、今でも付き合いのある友だちは1人くらいしかいません。


何故なのでしょう。


小学生の頃、金魚すくいでもらった小さい金魚を5.6匹水槽に入れて育てていると、気づいたら大きい2匹になっていた!なんてことがあったんですけど、

例えるならそんな感じで、とにかく小さなコミュニティの中で嫌がらせやいじめがが酷かったんですね、、


9年かけてターゲットが入れ替わり立ち代わる、ライアーゲームみたいな世界。


例えば悩んでいた時に「なんでも聞くよ」と声をかけてくれた子に勇気を出して話を聞いてもらったら、その内容が次の日にはみんなに知られていたり、人間不信になりそうなことが何度もありました。

人は仮面を被っているんだ。仮面で人を判断するのは怖いな。信じすぎたら痛い目に合うんだな...と思わざるを得なかったこと、めちゃくちゃ気分が悪かったです。


この様に、小さなコミュニティの中で相手を陥れ合うのが当たり前の荒んだ幼少期を過ごしました。


中2の1年間はぼっちでした


約20人のコミュニティで、私は目立つほうでした。

その小さな小さなコミュニティの中では、


・成績はいつも3位以内
・女子の中でスポーツテストはいつも1番で
・部活では常にレギュラー
・そこそこモテて
・コンテストでは良く表彰される
・何かと生徒会に携わっており
・合唱コンクールや学校行事ではピアノ伴奏を任せられる
・先生と仲が良く
・かわいがってくれる先輩もいて
・中学1年生から携帯電話を持っている
(ど田舎では携帯持ってるとステータス高かったんです😅)


というポジションにいました。


僻まれやすく妬まれやすかったと思うのですが、その上勝気で謙虚さが無く、恥ずかしいことにわたしも人を陥れたことがあったので、中学2年生の頃、遂にいじめのターゲットにされました。


(え、こんな闇深いnote読んで楽しいんやろうか。急に我に返ってしまいました。笑 結論が気になる方は遠慮なく最後まで飛ばしてくださいね)


朝教室に入り、「おはよう〜!」と挨拶をすると誰も反応をしてくれないんです。

直ぐに「はじまった、、、」と悟りました。


いじめってほんとタチ悪いですよね。

話しかけても無反応なのに、私の存在をわかっていながら大きな声で悪口を言われるんですよ。


「しゃしゃり」「目立ちたがり」、「偉そう」、「上から目線」、「男好き」、「ぶりっ子」、「笑顔がキモい」、「盛り師」、「たらし」、「ナルシ」

など、あることないこと色んなことを言われました。悲しかったなぁ。


その頃本当に辛くて、車の中でお母さんに「もう嫌だ学校休みたい!!!」と泣き叫びながら訴えたこともあります。


同時にもう二度と嫌がらせやいじめには関わるまいと強く決意しました😭(遅い)


修学旅行の2日目はUSJでだったので、先生が「自由に班を組んでいいよ〜♩」と声をかけてくれたんですけど、それがもう地獄で。


私は声をかける人もいなければ誘ってくれる人もいない。


今回はいつもの体育の授業のように、「じゃあ先生とペアで」なんて訳にももいかなかったので、本当に困りました。


結局、いつめんが3人だったため班のメンバーが1人足りなかったチームに入れてもらうことに。


あの瞬間はめちゃくちゃ恥ずかしかったなぁ。


あんなに楽しくないUSJが存在していいのだろうか。。なんかUSJさんごめんなさい😥って気持ちです。


高校デビューに成功!と思いきや...

[高2のいつめんのプリクラ☆]


私たちの地域ではクラスのほとんどが地元の高校に進学していたのですが、私はこの環境に嫌気が差していたのでいつからか、

「高校はこの人たちと関わらなくていいように大きいところに出よう。」

と、決意を固めていました。

そして晴れて市内の高校に合格!(歓喜)


とても通える距離では無かったので下宿に住ませていただき、高校1年生でやっとあの地獄から這い出すことができました。


高校に出て気づいたんですけど、「私なんでもできるやん天才なん?」と思えていたのは所属するコミュニティが小さかったからで、(ほら穴で冬眠してしまいたい)

少し大きな世界では、勉強もスポーツもビジュアルも突出している訳ではありませんでした。


はじめての挫折を経験すると共に、目立って叩かれることを気にしなくても良いことが嬉しかったことを覚えています。複雑ですね。


中学卒業ホヤホヤの私にとっては、田舎から市内に出たことは上京したのと同じくらいの気持ちで、笑

心機一転、今ここだからこそできることを思いっきりしよう〜!と、色んなことに挑戦をしました。


最初の頃は比較的伸び伸び表現をできていた思います。比較対象が悲惨だったこともありますが、高校のみんなは良い意味で人にあまり興味がないというか。


程よい距離感で、それぞれがやりたいことをやっている状態が少し寂しくも心地よかったです。さすが街の人!って感じ。


しかし、やっと生き生きできる環境を見つけたと思っていた私にも、ある日魔の手がやってきてしまうのです...


運良く市の弁論大会で入選し、全国生徒の前で発表をさせていただく機会がありました。
その時は、少しでも想いを伝えたくて思いっきり表現をしました。(具体的にはおばあちゃんが私にお弁当を渡すシーンがあったんですけど、おばあちゃんのぶっきらぼうさを再現するために、お弁当を持つ手と「ん」のひとことに拘りました。)


無事、その弁論が終わって廊下を歩いていると、クスクス笑ってる声が聞こえてきたんですね。
その方向を見るとイケてるサッカー部がニヤニヤ近づいてきて、「ん」の真似をしてきました。
悪気はなく、コミュニケーションでからかってるだけのつもりだったのかもしれませんが、なんだかモヤっとしました。


極めつけには当時付き合っていた彼氏に目を背けながら、「お前が目立つと恥ずかしいから目立つのやめてくれん?」
と、言われました。


膝から、いや、脳天から崩れ落ちそうでした。


私が輝けないのは環境が原因だと思いやっとの思いで環境を変えることができたのに、ここでも頭を押さえつけられるのかと。


今考えてみるとそんなに大きな出来事ではなかったかもしれないけれど、当時、私の心を締め付けるには充分すぎる出来事でした。


大切な人に否定されたこともショックで傷つきました。。


この出来事を機に、


「あぁ。きっと思いっきり表現をしたり目立つことをすると叩かれるのは仕方がないことなんだな。」

「しかも私が表現をすることで不快な思いをする人がいるなら自分を抑えなきゃな。」


と、"自分らしさ"をセーブし、表現を諦めてしまうようになりました。


弱かった私は嫌われたくないがために、自分を殺す選択をしてしまったのです😢


やっと転機が訪れる☀️


大学の学園祭の好きなアーティストのLIVEでは、"どう見られるか"を気にするあまり心の赴くままにノることができず、(この頃は自己肯定感が爆低でした)

感情を殺してロボットのようにニコニコ働いていた就職先では心のバランスを崩し、(そりゃそうだ)


途方に暮れていた私にも転機が訪れました。


3ヶ月でやりたいこと探しを終わらせる自己理解プログラムというものに参加させていただいたのですが、そこで出逢った方々が控えめに言ってもめっちゃくちゃ最高で。


プログラム参加者は交流する機会があるのですが、ある日のワークで

「今日から人生のすべてが自分の一番楽観的な期待を満たしたり超えたりしたら5年のどうなっている?」

というものがありました。


なんだかわくわくしてきません?


そのワークを説いたら、ペアになって自分は5年後の理想の自分になりきり、相手はインタビュアーになりきり、ヒーローインタビューをしていただくのです。


とにかく理想の自分とその人を取材する人になりきってお話をするのですが、

好きな土地に住んでいるとか、ホームシアターで映画を見てるとか、TED TOKYOに出たとか、シンガーソングライターとして活躍しているとか、47都道府県制覇したとか、月に関わる仕事をしているとか、

それぞれが心からわくわくすることを語り合える、夢に溢れ返る暖かい空間だったんですね。


運命の人はビビッとくるなんていいますがまさにそんな感覚で、

直感的に「え!なにこの感覚??めっちゃ好きなんやけど!!!!!」と思いました。


生き生きわくわく何を気にするでもなく、心の赴くままに表現をし合って、それを尊重し合えることが心地良すぎました😭


それと同時に、「でも環境によって表現ができたりできなかったりするのでは、まだ生きずさらは無くならないよなぁ。。」とも思いました。


そこでひらめきました💡「え、つくればいいんじゃない!?!!」と。(単純)


つまり私のビジョンとは?

[気持ちよく歌っている様子]


お待たせしました!

やっと結論です!!


今まで伸び伸びできないことを置かれた環境のせいにし、叩いてくる人のせいにして自己表現を諦め嫌われないように浮かないように時には人を陥れ合う世界で生きてきた私ですが、


これからはむしろ自分を含め周りのみんなが、安心して心の赴くままに生き生き伸び伸びできる環境を〈つくる側〉にまわり、勇気を出して一歩踏み出した人を尊重し合い、暖かく包み合える優しい世界をつくっていくことをやっと決めたよ〜〜〜!

というお話でした🎉


ひゃ〜〜〜!楽しみ!!!


その世界を実現させるためにもまずは私が動かなくちゃなぁ♩と、最近はよく大好きな歌をうたっています。

具体的には歌で(特に表現をしたくてもできないような方々等に)明るいパワーを届けられる人になりたいんですけど、自己紹介の歌をつくってみたので、聴いていただけるとめっちゃ喜びます!



思いの外熱がこもって長くなってしまいました〜〜〜!


いいねをしようと思ってくれている方も、反応はしないけどじっくり読んでくれた方も、これを読んで何かを感じてくれた方も、こんなに個人的な文章を、最後まで読んでくださりありがとうございます☺️☺️


今、この記事と巡り合ってくれてここまで読んでくれているあなたと、是非一緒に優しい世界をつくっていけると私は幸せです🌸

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大切なお時間をいただきありがとうございました💐