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おはようございます。フミオです。
私がSNSでフォローしている方の投稿が、ご家族の受診という場面のことを内容にされていました。今日は、介護に携わる仕事をしている私が
自分の親、利用者の親についての受診時の気持ちについてnoteします。
※親の介護シリーズで似たような内容も書いています。その時々で、去来することに正解でもなければ、正解でもいいと思います。
私の気持ちや違いを汲み取り参考にしてください。

■サービスを提供している高齢者(家族)の受診


 私が勤務していた時に、高齢者(家族)の受診をする時には、こんな場面から家族の方に連絡して受診になります。
・食事を食べたくなった、元気がないということから医師と相談して検査から始まる受診
・発熱や嘔吐などのあきらか体調が急変して、医師と相談して受診
・転倒などの事故が起こり、受診

※但し、通所・認知症グループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設とかかりつけ医、配置医、協力医療機関、施設医など医師と事業所の関係で「医師への相談」など異なります。

概ね、上記の3つの場合は、医師に相談の上、家族に「症状と経過を伝え、受診します」の旨を伝え、受診します。(施設の看護職員が付き添います)
転倒の場合は、骨折や頭部の打撲など症状により家族への付き添いもお願いします。

■家族への電話連絡


 高齢者の体調が崩れることや事故も、様子観察から検査受診のような場合から緊急のような場合あります。
緊急以外の場合は、介護・看護職員等からなるべく様子がおかしいことを教えてもらったり、利用者の日々の記録をPCで「介護ソフト」を使い連携していますので職員間の連絡機能の「申送り」などを毎日確認して、現場に連絡して状態を確認し、「今後の見通し」を確認して家族の方にも連絡します。

理由は、「突然に、連絡が事業所が連絡がくる」をなるべくしたくない事と、落ち着いて高齢者のことを知って頂き、家族の方の考えをまとめて頂くを促していくためです。

家族の方も、受け止めの気持ちもいろいろです。介護に始めての家族、慣れっこになっている家族など関心の濃淡がことなります。私たち事業所は、家族の方の気持ちは気持ちとして「高齢者当事者本位に考えて、家族の意向、医療機関の見立て・・事業所ができること」の合意が取れる点をしっかり作れるように行動していきます。

■家族の方のゆらぎ


 私が高齢者の受診前から受診、体調が崩れていくか過程で「家族の気持ちの中と家族の間、いろいろ起こります。」「どうしたら、いいか?」からの一致とズレです。
・○○したい・・・、でも、親はそれを望むのか?
・よくなって、欲しいから・・〇〇してください。
・そうしたらいいか?・・・そこから動けない。
※それぞれに、親の様子やそれぞれの家族の今日までの出来事・体験、一緒に生活する、施設で生活している・・など誰一人異なります。

私たちが経験的に知っていること、経過から高齢者の方がどのような生活をたどるとか、今まで家族の方と過ごされたかを望まれたらお伝えはします。心配や高齢者の家族としての苦しみは、一緒ではないので・・・いつから家族の中でこころの中に準備のようなことが始まるのは、わかりません。

但し、私は、相談援助職として、「ここからと感じたタイミングでは、お時間作ってお話合いの日をつくっていただきますか?」と家族と高齢者の方の合意をつくる仕事に入ります。

■相談援助職の自分と苦しかった自分の経験から


 介護や医療関係の仕事をしていると、いろいろ言われることがあります。「仕事で、経験しているからいいよね」とか、私の親が入院したときには「いいわよね。自分が施設に勤めていると直ぐ入ることができて・・・」と言われたり・・。

私の一番の経験は、親の受診付き添い医師とやり取りする。これからどのような判断をするか?を考える時に「冷静ではなかった」ことなんですね。
誰にも、相談できなかった・・・。(一人っ子だったので)

だから、在宅へ帰るお手伝いの際も、施設で最期までお付き合いする時も「こんな時、どうなされますか?」とか、「食べることが困難になって、食べらることが難しくなったときは、どうされたいですか?」と言葉にしています。

その時、そのことばを私が口にした時には、スルーされることあります。しかし、別のタイミングの際に、「以前にも、お伝えしのですが、今後どうされますか?」と伺って、対話する時間や機会を繰り返していきます。

相談援助職の私が、家族の方の気持ちが「動けるようになるタイミング」まで寄り添っていく。
家族の方へ「あなたの親なんでしょ?!考えることできるよね。子どもなんだから・・・」みたいな気持ちで家族には接することはできない。

今は触れられたくない、わかならい、向き合いたくない、家族と相談したい・・。「そんな気持ちかも知れません」、家族の方が自ら気持ち促し行動できるように・・・。そして、家族の方が、親のことで振り返ることができるタイミングはいつつくのかも、人それぞれだと思っています。

そんなことを、50代の方と自分の介護を見据えながら、何かできることを模索中です。

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