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Community Life

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近年注目されてきている「コミュニティ」。Community Life-コミュニティに関わる人へ向けた、コミュニティマガジン-をテーマに、コミュニティに関する記事を配信していきます。
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#コミュニティマネージャー

コミュニティコラボを成功させるために必要なことを考えてみる

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 先日、僕がコミュニティマネージャーをつとめている「グリーンズジョブ」と、コーチングスクール「THE COACH Academy」との連携を発表しました。 グリーンズジョブメンバーがコーチングを受けやすくし、トランジションを乗り越えやすくなる環境をつくるというもの。ただ、THE COACH Academyの皆さんはサービス提供者ということではなく、コミュニティの一メンバーであり、コミュニティの垣根を超えてお互

「コミュニティ観」を育むということ

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 先日、こんなツイートをしました。 今回は、ここに書かせてもらった「コミュニティ観」について考えていきたいと思います。 コミュニティ観とはなにか?いきなり「コミュニティ観」といわれてもピンとこない方もいらっしゃると思うので、そこから考えていきたいと思います。 人生観や宗教観といったように、〇〇観という言葉がさまざまなところで使われていると思います。 この定義からから考えていくと、その対象に対して、どう

地域コミュニティマネージャーを考える

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 東京から鞆の浦へ移住して、早半年が経ちました。「え!もうそんなに経ったの!?」と驚くし、同時に「まだ半年か」とも思う。それぐらい充実した日々を送れている、ということなのかもしれません。 この移住にはさまざまな想いや期待を込めてのアクションだったのですが、そのうちのひとつに「地域コミュニティの現状と可能性を模索したい」というものがあります。 僕はずっとオンラインコミュニティの運営に関わる仕事をしていますが

コミュニティマネージャーとして「働く」のではなく、コミュニティマネージャーとして「生きる」。

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 昨日、こんなツイートをしました。 「コミュニティマネージャー」と聞くと、仕事や職種のひとつだと理解するひとが多いと思います。僕自身もこれまではそう理解していました。 しかし、仕事のひとつでは収まらない感覚を感じていて、コミュニティマネージャーを仕事の側面だけで語ることに違和感を覚えはじめました。 本日はそんなお話を。 「コミュニティマネージャーという生き方をされているんですね」先日、コミュニティメン

「コミュニティのために」だけでは弱い

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 先日、こんなツイートをしてみました。 まちと表現してしまっていますが、コミュニティ全般に同じことが言えると思ったので、このnoteではコミュニティを軸に考えていければと思います。 コミュニティ運営に関わったことがある人なら共感してもらえると思うのですが、メンバーの皆さんに「貢献的なアクションをとってほしい!」と願う瞬間ってあると思うんです。コミュニティをいい場にしたいと考える立場であれば、自然な思考です

「コミュニティで生きる」とは何か

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 ここ半年で、「コミュニティで生きる」という表現を自分で使うようになりました。 使うようになったきっかけは、高円寺にある銭湯「小杉湯」の3代目である平松佑介さんと立ち話をしているなかで言ってもらった一言でした。 もしかしたら佑介さんにとっては些細な一言だったかもしれませんが、僕にとっては「それだ!」となった言葉でした。 そのころは、自分を表現する言葉やキーワードが見つかっておらず、なんだかなぁ〜という気

正解を求めなすぎない姿勢と仲間の重要性

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 先日、僕が3年近く運営していた「コミュニティの教室」をリニューアルし、「コミュニティのカレッジ」をリリースしました。 コンセプトは『コミュニティで生きる人の対話の場』。 詳細はぜひwebサイトを見ていただきたいのですが、今回この場に込めた想いを書いてみたいと思います。 正解がないことへどう向き合うのか?「コミュニティには正解がない」 この言葉の意味は、コミュニティマネジメントに関わる方であれば理解して

「他の誰でもない、あなたから始めるのだ」

先月末からスタートした、コミュニティの本質を探求する学びの場「コミュニティの教室」第8期。僕がコーディネーターを務めている、コミュニティ型のスクールだ。 3ヶ月の間に、コミュニティを実践しているゲストを呼んだり、メンバー同士での学びの機会を提供している。 昨夜、複業研究家 / コミュニティカタリストとして活躍している、西村創一朗さん(@souta6954)にお越しいただいた。 さまざまなお話を伺ったのだが、特に印象に残っているのが「GIVE」についての話だった。 「コ

コミュニティは、社会で失われたものを取り戻す場所

コミュニティの専門家として活動すること、早3年が経過した。 独立当初は「コミュニティって何?」というそもそも論を話すことが多かったが、最近は「コミュニティをどう活用するか?」のような話が増えた気がする。 周りを見渡しても、コミュニティに関するイベントや勉強会もどんどん増え、コミュニティをビジネスで活用する事例もかなり目にするようになった。 それだけ、社会のコミュニティへの認識が定着しつつあると思うと、とても喜ばしいことだなと思う。 一方で、「コミュニティビジネスをやろ

コミュニティマネージャーのすすめ

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 コミュニティマネージャーを始めてから、気がつけば3年の月日が経とうとしています(コミュニティに関わり始めてからは7年ほど)。 これだけの経験を積んでから思うのは、「誰でも一度はコミュニティマネージャーを経験した方がいいのではないか?」ということ。 語弊がないように先にお伝えしておくと、これは「コミュニティマネージャーで食った方かいい」というキャリアの話でなく、“人生においての経験”という観点からのお話です

コミュニティ運営の”いいチーム”をつくるために

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 最近よくいただく質問に「コミュニティにおいていいチームとはなんですか?」というものがあります。 僕は、少し前から「いいコミュニティには共通して、いい運営チームがあります」と話しています。さまざまなコミュニティを見てきて実際に感じていることであり、運営における土台的な部分でもありますよね。 ということで、今回は「コミュニティ運営のいいチーム」について、考えていきたいと思います。 コミュニティオーナーとコミ

コミュニティマネージャーはなぜ必要なのか?

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 僕はこれまでさまざまなコミュニティの運営に関わってきていました。コミュニティによって特徴も異なるし、運営体制も多様です。 実際に世の中的にも、”コミュニティ”と呼ばれる空間の数がどんどん増えていきているように感じています。僕の周りの方からも「コミュニティに関わっている」という声もよく耳にするようになりました。 コミュニティを話していくと、世間的にイメージされるのが”コミュニティオーナー”の存在です。インフ

僕はコミュニティと向き合えているのか?

コミュニティフリーランスとして活動し始めてから、はや2年と1ヶ月が経とうとしている。 さまざまなコミュニティ現場経験を積んで、コミュニティに関する知見を深めて、コミュニティのプロとしての肌感覚も掴んでいると思う。いうならば、僕だけがもっているコミュニティ感覚みたいなもので仕事をしている。 活動するなかで、多くの”コミュニティのプロ”の皆さんとお会いして、コミュニティマネージャーには多様なタイプがいることを知った。 それはスキル、コミュニケーションタイプ、活動フィールド、

コミュニティは、施策ベースではなく幸福度ベースで考えよう

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 最近たびたび、「コミュニティを学びたいのですが、どうすれば学べますか?」というご質問をいただきます。学生の方から、コミュニティを実践されている方まで様々。 その度にオススメの本や素晴らしいコミュニティマネジメントをされている方を紹介するのですが、結局実践をしていかないと学びのレベルとしては低いものになりますよね。実践していく中で、インプットしていかないとなかなか身につかないのが人間です。 また、コミュニテ