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中国深センでAirbnbを利用しながら臨時宿泊登記をしました

こみゅです。2月末から中国深センでの留学生活を始めました。深センに来てからもうすぐ1週間になりますが、毎日手続き等でバタバタしていて、ようやく生活を落ち着かせられたのでnoteを書きます。

今回は中国に滞在する際必要となる臨時宿泊登記についてです!



臨時宿泊登記とは

外務省の安全対策基礎データによると、

外国人が中国に滞在する場合,24時間以内にその滞在地を管轄する現地公安局に対して「臨時宿泊登記」を提出しなければならないとされています(「出境入境管理法」)。

と書かれています。入国後24時間以内に手続きしないといけないなんて、かなり厳しい法律ですね。さらに、

なお,この登記を行わない場合は,宿泊者及び宿の提供者はともに法律違反となり,罰金が科される可能性があります。

なんて書いてあります。最初に見たときは罰金?!ってなりました。恐ろしい…

この臨時宿泊登記、ホテルに泊まっている場合はフロントが代行して手続きをしてくれるそうですが、現地のアパートを借りたり個人宅に泊めてもらったりする場合は自分で派出所まで行き登記をしなければなりません。

私はAirbnbでマンションの一部屋を借りていたので、自力で申請をしなければいけませんでした(ちなみに自分で物件まるごとを借りているわけではなく、マンションの一室にホストとその彼氏が同棲していて、私はその中の一部屋を間借りしています)。



具体的な手順

中国に入国したものの、私は宿泊登記に必要な書類をよく知りませんでした。ネットで調べてもサイトごとに違うことが書いてあって本当に必要なものは何なのか分からないし、ホストも不慣れなようで考え込んでしまいました。

そこでまず公安の派出所へ行って必要な書類を問い合わせることにしました。

行くのは住んでいるところから一番近い公安の派出所、さらに言うと戸政室という部署でないといけないので注意が必要です。私は最初に地域の管轄外の派出所に行ってしまい、公安の人にここではできないと断られてしまいました…

結局、宿泊登記をするのに必要だったのは、
臨時宿泊登記の申請表
パスポートのコピー
証明写真
住んでいる部屋の契約書
でした。

申請表はこのような用紙で、自分の情報のほかに中国での連絡先となる人の名前と電話番号を書く欄があります。大家さんの名前と身分証の番号も必要でした(これは部屋の契約書に載っていました)。

「中方联系人」の欄には、ホストの名前を書きました。

パスポートは、顔写真のページビザのページ直近の入国スタンプのあるページのコピーを求められます。コピー機を置いているお店で、一回一元でコピーしてもらえました。

証明写真は中国の写真店で撮ってもらいました。百度地図などで「证件照」と検索するとお店がわかります。これは証明写真10枚で60元(約1000円)でした。

部屋の契約書はホストに用意してもらうよう頼みました。

これらの書類が揃えば登記ができます。

書類を持って派出所へ行くと、公安の人が手続きをしてくれてようやく臨時宿泊登記が完了しました。この用紙は居住申請をするときや口座開設の際にまた必要になります。




まとめ

臨時宿泊登記は色々と書類を揃える必要があるのに、24時間以内に申請しないといけないのはかなり難しいと思います。私はとっくに過ぎていました。

そんな状況で派出所へ行って手続きをしましたが、24時間を過ぎていても罰金は取られなかったです。おそらくこの後の居住申請の際などで宿泊登記をしていなかったことが判明した場合に罰金が発生するのだと思います。「24時間以内」というのはとにかくできるだけ早く登記しろよってことなんじゃないでしょうか。

Airbnbは簡単に部屋の予約ができ、手頃な値段で宿泊できるのでとても便利なツールだと思います。

ただ、中国国内でAirbnbを利用する際はこの宿泊登記がネックになるかなと感じました。部屋を借りる前にホストに臨時宿泊登記について問い合わせておくのがベストかと思います。外国人の受け入れに慣れているホストであれば問題ないでしょう。


サムネイルは深センの海上世界にある船の写真です。最後まで読んでくださりありがとうございます!

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