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情報開示のエトセトラ

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TCFDにTNFD、SECにEFRAG。ボランタリー系にコンプラ系。様々な開示ルールが存在する今日この頃。統一化の流れですが、リアルタイムで追いかけるのは辛いところ、お助けする記… もっと読む
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記事一覧

中国版S1・S2? ESRS? したたかな戦略

上海・深圳・北京という、中国の主要証券取引所が、サスティナビリティ情報開示ルールのドラフ…

SBTiは妥協したのか?

4月9日、SBTiは、スコープ3削減に当たってクレジットの利用を認める旨の声明を発表しました。 …

SSBJが注目される理由(わけ)

SSBJ基準のドラフトが公開され、注目が集まっていることは、皆さんもご承知のところでしょう。…

CSRD 監査意見は誰が表明できる?

国内では、昨年度末にSSBJが公開草案を公表したことを受けて、サスティナビリティ情報開示界隈…

日本版S1・S2 公開草案 滑り込み公開

2023年度末までに公表するとしていた「公開草案」 年度末の最終稼働日である3月29日、滑り込…

SBTi参加企業数アップデート

毎月定例のSBTi参加企業数、2024年3月度。 毎週木曜日にアップデートされますので、2024年3月2…

第1回 サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するWG(3)

3月26日開催の「金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(第1回)」の内容を紹介しています。 当日の資料はDLできるのですが、残念ながら、ライブ映像は非公開。ですので、見逃してしまった方のお役に立てるよう、ご紹介できればと思います。 さて、ワーキンググループで議論する事項として示されたのは、次の5点なのですが、1.及び3.についての説明が中心でした。 前回までで、このワーキンググループが設置された背景と目的、有価証券報告書の非

第1回 サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するWG(2)

3月26日開催の「金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・…

第1回 サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するWG(1)

3月26日に開催された「金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキ…

ESG戦略斜め読み〜ソフトバンク(2)

2024年2月26日に開催されたソフトバンク(SB)ESG説明会について、その内容を簡単にお届けして…

サスティナビリティ情報開示の行く末は?(1)

3月7日に開催されたSSBJのオープンセミナー。 サスティナブル担当としては、やはり日本版S1・…

ESRSとGRIとInteroperability

3月1日に、SBBJ主催で、EFRAGとの公開セミナーが行われました。 3月7日に開催された日本版S1・…

SSBJオープンセミナー(10)

3月7日に開催されたSSBJのオープンセミナーで紹介された、「審議の過程で意見が分かれた主な項…

SSBJオープンセミナー(9)

3月7日に開催されたSSBJのオープンセミナーで紹介された、「審議の過程で意見が分かれた主な項目」に対する基準案及び代替案の紹介シリーズ。 今回はその9回目。 当日説明があったのは、次の「主な9点」です。 当日の資料はダウンロードできますので、noteと併せて参照ください。 前回は、6つ目の論点までご紹介しました。 今回は、7つ目及び8つ目を併せて説明します。 産業横断的指標等の開示内容についての論点です。 ようやく終わりが見えてきました。 議論している「産業横断