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久々に、“いい邦画”を見た気がします。

2022/2/8 映画記録no.50「さよならまでの30分」

今日、休憩時間に映画を見ました。
ずっと気になってたやつ。

久々に、いい邦画を見た気がします。
恋愛映画ですが、そのストーリー設定が細かくて、劇中に出てくる曲も素敵で、主演2人の歌声が素晴らしくて、好きな邦画ランキングにランクインしました。

今日は、こちらの映画について書いていきます。


作品について

彼が遺したカセットテープを再生する30分間、
2人は入れ替わり1つの体を共有する——。

メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」。
1年後のある日、突然大学生の颯太が現れ、 メンバーのヤマケン、重田、森の日常にずかずか踏み込み再結成を迫る。誰をも魅了する歌声を持ち、強引だがどこか憎めない颯太に、少しずつ心を動かされていくメンバーたち。
実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキだった!偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、2人は入れ替わる事ができ、1つの体を共有していく。人づきあいが苦手で、はじめはアキを毛嫌いしていた颯太。
「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキ。30分ごとの入れ替わりを何度も繰り返す、正反対の2人の共同生活がスタート。
ひとりで音楽を作っていた颯太も、次第にアキや仲間と音楽を奏でる楽しさを知る。アキも颯太の体を使ってバンドを復活させ、音楽のある生活を取り戻したが、
「ECHOLL」を去った恋人・カナだけは戻ってこない。
カナに再び音楽を始めてもらうため、最高の1曲を作り上げようとする2人。
そんな日々の中で颯太もカナに心惹かれていき、カナもどこかアキの面影を感じる颯太に、心を開き始める。
すべてがうまくいくように見えたが、ふとした事から颯太=アキなのではないかとカナは気が付いてしまう。
一方カセットテープに異変がおき、アキと颯太の入れ替われる時間は短くなっていく——。

出会うはずのなかった彼らが30分間だけ入れ替わることで、キセキが起きる——。
“サヨナラ”からはじまる、一番瑞々しい青春音楽ラブストーリー。


最高に爽やかな、恋愛音楽ドラマ

劇中では、バンド「ECHOLL」として出てきます。

まず、この楽曲が素敵すぎます。そして、歌っている真剣佑と北村くんが上手すぎて、かっこよすぎて、歌唱シーンは特に魅入ってしまいました。

ムードメーカーで笑顔が印象的な「アキ」と、人付き合いが苦手で暗い性格の「颯太」。似ても似つかない2人が入れ替わって、仲間の絆を取り戻していきます。

私が1番グッときたのは、プロデューサー演じる松重さんの言葉。

「カセットテープに上書きすると、これまでのデータが消えると思われてるけど、消えないんだよ。音は上から重ねるように、ずっと残るんだ」

みたいなことを言ってました。(ニュアンスです。文言は一緒じゃないです)

これを聞いて、心底安心しました。「あ、そっか、アキはいなくならない」って。安堵のため息が出ました。本当に、嘘じゃないです。カセットテープは学生時代に使っていましたが、上書き保存ってそうなんだって、初めて知りました。だからアキは、いなくならない。ずっと残る。

久々に素敵な邦画を見たなぁ、と思いました。
映像が綺麗で、カメラワークが凝っていて、劇中の楽曲も主演2人の歌声も、バンドメンバーの表情も、ストーリー性も、とてもとても面白かった。

作品を見終わってすぐ、Spotifyで楽曲をダウンロードしました。

悔しくて、苦しくて、切なくて、でも温かい。これから前を向いていける、そんな素敵な作品でした。

気になる方は是非。とてもオススメです。


おりょう☺︎

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