コルデサロン

コルデサロンは、ちょっと変わった家族を持つ人のためのおしゃべりサロン。 なかなか人には…

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コルデサロンは、ちょっと変わった家族を持つ人のためのおしゃべりサロン。 なかなか人には話づらい家族の悩みを、同じ思いを抱えた人同士で、お茶を飲みながら気軽におしゃべりしています。 *今は新規参加者募集はお休みしています。 noteは代表の鈴木が感じたことを綴っています。

最近の記事

散々振り回された母を送り出しました

2021年12月25日に、大嫌いだった私の実の母が亡くなりました。 幼いころから虐待を受けていて、 毎日「早く死んでくれ」と一人泣いていた私。 末期ガンの母が最期の時を間近に迎えた時、 あんなに望んでた母の死を前にして、 安堵感と共に悲しみが湧いてきました。 なぜ悲しいのか、自分でも分からず混乱し寝込んだのが10月。 そこから亡くなる12月までの2ヶ月間、 私は自分の気持ちと向き合い続けました。 一人で向き合いきれないくらい大きなことだったので、 周りの親しい人に話を聞

    • 〈大嫌いな母が死ぬということ〉  ~後編:虐待って一生~

      母からは酷い虐待を受けて大嫌いだけど、母に対してドラマに出てくるような、私の理想の母を求めてもいました。 冷静な時の母は面白いことも言うし、よく褒めてくれていました。 でも自分の話ばかりで、私の話はあまり聞いてくれません。 今思えばですが、理解してほしいと思っていました。 大人になってセラピーをしていた時、 生まれて初めて死にたいと言えたことがありました。 本当はずっと母に言いたかったのかもしれません。 お母さんに受け止めてほしかった。 でも、死ぬべきは母で、私が死にたいわ

      • 〈大嫌いな母が死ぬということ〉  ~前編:全部母のせい~

        大嫌いで、幼いころから早く死んでほしいと願っていた私の実の母親が、 最期の時を間近に迎えています。 末期の皮膚がんです。 母は強迫性障害という精神の病があり、 私が幼いころから、常に手足を洗っていました。 いつも手足がただれて赤く腫れあがっていたので、 皮膚がんと聞いたとき、納得してしまいました。 (医学的根拠はわかりませんが) 手足を洗うだけでなく、彼女のルールでの汚いものは排除されていたのですが、 そのルールが私と父には区別がつかない。 部屋は掃除もせず物が溢れているけ

        • パニック障害を起こしました②

          2021年3月に、人生何度目かのパニックを起こした時の記録です。 FBに投稿したものを再編集して、ここに掲載します。 ***** 2021.05.04 FB投稿 パニックを起こし休養に入ってから一ヶ月が経ちました。 ちょっとだけ仕事をしてますが、気分も体調も日替わりで、まだ安定しないな〜って感じです。 今振り返っても忘れちゃうくらい小さな揺れから、ぐらんぐらんに揺さぶられることまで、ゆら〜んゆら〜んと日々色々ありますね。 ぐらんぐらんに揺さぶられる揺れというのは母のこ

        散々振り回された母を送り出しました

          パニック障害を起こしました①

          2022年になりました。投稿は久々になります。 2021年は私の中で嵐が吹き荒れ、激動の年でした。 今は雨上がりのような感じです。 嵐の最中も気持ちを整理するために、友達限定でFBへの投稿はしていました。 気持ちが安定して来たので、若干編集したものをnoteにも書き残しておこうかと思います。 ***** 2021.04.05 FB投稿 【病み中】 わたくし、只今絶賛病み中です。 正確に言うと、病みから回復中です。 私の場合は、病み真っ只中だと言葉や文章にするのはしんどい

          パニック障害を起こしました①

          息子が学校に行けなくなった〜小学校編最終章〜

          学校に行けなくなった息子のことを綴るのも3回目になりますが、年末に2回目を書いてからしばらく間があいてしまいました💦 3学期に入ったタイミングで、息子は登校し始めました。 登校し始めてからのことをFacebookに投稿した文があるので、以下にそれを貼ります。 ********** 2020年1月18日 年末に寝込んで→お正月はちょっと元気になって来たものの→そこで無理をしてまた寝込み→ようやく昨日辺りから元気になって来ました👍 10〜12月は息子が不登校になり、支

          息子が学校に行けなくなった〜小学校編最終章〜

          息子が学校に行けなくなったつづき

          保健室登校が出来る様になった6年生の息子は冬休み、私は仕事が年末年始休暇に入りました。 気が抜けたのか昨日・今日と二日間、私は寝込みました(^^; 前回のつづきからの近況や心の内、いや、叫びを綴ります(笑) 少し長くなってしまいましたが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 近況10月半ばから不登校の息子は、放課後に登校し30分ほど担任の先生から算数や理科を教わるようになりました。 理科室で実験もしてくれて、先生も忙しいのに本当にありがたいです。 徐々に登校時間を早

          息子が学校に行けなくなったつづき

          息子が学校に行けなくなった

          小6の息子が学校に行けなくなって一ヶ月が過ぎました。 そんな息子のこと、親としての自分のことなどを書きます。 予感はあった息子は、原因不明で2歳半まで歩けませんでした。 早い子だと1歳過ぎると歩き出すので、心配した私は病院に通い、訓練を受けさせていました。 その頃の私は、「なぜ歩けないのか」と悩み、周りの歩ける子やその親を妬ましく思って苦しんでいました。 でも歩くようになってどんどん成長していく息子を見ていたら、「歩けない」のではなく「歩かない」ことを選択していたの

          息子が学校に行けなくなった

          話すことの効果

          コルデサロンを立ち上げる以前、被虐待者のサロンに通っていました。 その期間も合わせると、私はかれこれサロンで8年くらい話していることになります。 話し出して1年くらいで、かなり体調がよくなり、話すことの効果を実感しました。 それをnoteで伝えたい!そのためにはその効果を実証してくれる文書を探してソースを貼り、照らし合わせながらnoteを書き進めたい! と思いましたが、なかなかしっくりする文書が見つからず。 私は意外とそういう固いところがあり、結果自分を追い詰めがち

          話すことの効果

          精神疾患者である母との壮絶な暮らし

          私の母は、強迫性障害という精神疾患を患っています。 強迫性障害とは、手が汚れているような気がして何回も手を洗ったり、鍵をかけたか不安になって何度も家に引き返したり、そのような症状が知られています。 母も手足を洗いすぎていつも赤く被れていましたし、何度も家に引き返すのでよく遅刻していました。 ▼無意味な行為がやめられない~強迫性障害 http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/men

          精神疾患者である母との壮絶な暮らし

          コルデサロンのこと

          コルデサロンとはコルデサロンは、ちょっと変わった家族を持つ人のためのしゃべり場です。 「うつのきょうだいがいるけど、関わり方がわからない」 「うちの夫、いわゆる大人の発達障害じゃないかな?」 「私の親は変わっているけど、恥ずかしくて友達に相談できない…」 などなど、なかなか人には話づらい家族の悩みを、同じ思いを抱えた人同士で、お茶を飲みながら気軽におしゃべりしています。 茨城県水戸市内で、月に1回程度開催しています。 コルデサロンを始めたわけ私は代表のすずきまきと申します。

          コルデサロンのこと