チューリップの花言葉は「思いやり」「博愛」
「愛の宣言」「美の儚さ」だそうです。
思いやりや博愛は現代人が失くしてしまいがちに
なるものかもしれません。

かつて、３人の騎士からプロポーズされた少女が
一人だけを選ぶことができず、神様に花にして
もらったと言う伝説がその由来らしい。
誰のことも傷つけたくない思いが花言葉になったとか。

チューリップは色によっても独自の花言葉を
持っています。
赤いチューリップは「愛の告白」とか。
ピンクは「愛の芽生え」「誠実な愛」、
紫は「永遠の愛」「不滅の愛」、オレンジは
「照れ屋」、黄色は「希望のない恋」「実らない恋」。
どの色も愛や恋にまつわる花言葉を持っています。

春は桜だけでなくチューリップも身近な花です。
繊細な桜、大胆で情熱的なチューリップ、
対極に位置するような花ですが、人の心には
どちらもかけてはならない思いを秘めている
ように思います。

どんなに時代が暗く重いものであっても、
花はたくましく育ち、花を咲かせます。
その花たちを見て、何も感じないことはないはず。

春に咲く花も心おだやかに楽しむ季節であって
ほしいものです。