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今ここに或る幸せを見つめること

いつの間にか年が明けてから12日も経っていました。爆
今年もどうぞよろしくお願いいたします!*

年末年始、わたしが写っている唯一の写真(※夫に頼み込んで撮ってもらったやつ)

2024年はうちの姉妹が変化の年がゆえに
否応なく新しいものが入ってくる。
つまりは手一杯に生きる今、手放すものが必要だということ。
大切なもの、大切なこと、大切な人、大切な想い。
今一度立ち返り、心に問いかけ、
何かを終わらせる勇気も持とうと決めた。

子は、日々成長していく。
小さな世界からどんどん飛び出し
親・親族ではなく
友だち・恋人が第一優先になる日が
多分すぐやってくるのだけれど
振り返ると、わたしもその道をたどってきた。

今ではすっかり仲がいいけれど
家族という縛りから逃げ出したくて
距離を置いた時期もあったし、
大切に思いながらも
大切にできない時もあった。

あの時わたしが向き合っていれば、と
後悔することも、正直たくさんある。
それでも若かったあの頃は
振り返るのが怖くて
ただ、ただ、ただ
前を向いて突き進むのに必死だったのだ。

とはいえその時のわたしは
その時のわたしなりに頑張っていたから
後悔はすれど咎めることはしない。
今、父と母と、娘たちが笑っている。
だから、わたしは幸せだ。

結婚・出産など紆余曲折を経て
再び「家族」と生き始めたわけなのだけど
子どもたちを通して
体験・体感の学び直しをしていると感じている。
全身全霊で生きる子どもたちの前では
わたしはちっとも自分を取り繕うことができない。
30年以上彼女たちの先輩であるはずなのに
毎日がぶつかり合いだ。

たくさん笑うし、たくさん泣くし
たくさん怒るし、たくさんじゃれあう。
時に憎らしく、時に可愛く愛しい。

恐ろしく大変で、秒で過ぎ去っていく毎日だけど
小さな子どもたちと過ごしている
生命力と愛であふれている今のこの時間が
言葉に表しきれないほど、大好きだ。

ただ、近い将来
愛しくて仕方ないこの時間が
失われることは紛れもない事実なのだ。
良くも悪くも
今という時間は明日には過去となる。
いづれ、彼女たちは離れていく。
彼女たちにも、わたしにも
それぞれにまた新たな時間が始まる。

だから、共に生きた証を、残していたい。

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