見出し画像

【文学フリマ東京36】に出店します!

青春はもうすぐ終わる。
だから、少しでも多くの人に出会いたい。

文学フリマ東京36に出店いたします。


5/21(日) 12:00〜開催 (入場無料!)
東京流通センター 第一展示場
ブース: Q-25〜26
イベント詳細: https://bunfree.net/event/tokyo36/


お隣は、カラータイツ写真集の撮影編集をしてくれた華辻りかちゃんがいます。
共同でポスターも掲載するので、よかったらみにきてください。
りかちゃんは、写真集を出すかもしれないし、出さないかもしれないぐらいの感じですが、とにかく「しおり」を作っているので!それだけでも是非!

新刊が2冊出ます!

【短編集】「落下する日常」

サイズ:文庫本サイズ(A6)
ページ数:164ページ
収録作品:42作品
値段:1000円

こちらは、大学生活で書いてきた小説をほぼ全てまとめたものになります。
私はもう、小説を書く人に成ることはないでしょう。
短い物語が好きで書いてきましたが、物語やキャラクターに対する情熱というものが私にはないと悟りました。
だから、多分今後小説の本を出すことはないと思います。
そう、だからこれが最後の作品集なのです。

古い作品は、大学入学前の課題で出した「電車にて」かもしれません。
ああ、「1670°の美しさ」も高校の頃に書いたものなのでそちらの方が古いかもしれないですね。

書き下ろしは今回はありません。
ですが、全部の作品を加筆修正しております。

拙い文章を少しずつ今の私の言葉に変えていくと、雰囲気が少し変わっていき、流れが自然になってゆきました。
昔よりも今の方が文章は上手くなったはずです。
だけど、もう熱がない。それはそれでよいことだと思います。

だからこそ、この本はとても貴重で大事で重要なものだと思うのです。
だから、多くの人に手に取ってほしい。

そう思います。

今回は、Nak.さんに表紙を依頼させていただきました。

とても素敵なイラストレーターの方で、本当に本当に大好きな絵を描く方なのです。
そんな人に、最初で最後の文庫本を作っていただける。
こんなに幸せなこと、そうはないと思います。
表紙のためだけに買う、ってのもありなほど素敵なイラストを描いてくださっています。なので、ぜひ一度手に取って見てみてほしいです。

【写真詩集】春「日々を泳ぐ」

サイズ:スクエア(148×148mm)
ページ数:32ページ
値段:800円

今まで、夏「はみ出す青」秋「蛇行する夕焼け」冬「影をまく」とつづいてきた写真詩集シリーズが遂に四季を揃えることができました。

このシリーズの始まりは、文フリに出るにあたってショートショート集だけじゃ寂しいと思ったからです。
そして、その頃私は「文章は読まれない」という壁にぶち当たっていました。
「文章は読み進めなければ良さが伝わらない、だからそもそも読もうとしない」
と大学の卒業制作展で思ったのです。
だから、写真に頼ることにしました。
写真を使って、イメージをすぐに膨らますことができるようにしたら、文章もきっと読んでくれるはずだ。
写真というものを「利用」しようと考えたのです。

そして、4冊目の今回。
「利用」されていたはずの写真が、写真だけで作品になってきました。

それは、1冊目を読んでくれ私に才能を感じてくれたある方が、フィルムカメラを与えてくださり、「良い写真を撮るんだ」と伝えてくださったからです。
だから3冊目からオールフィルムカメラの写真を使っています。
その頃、写真サークルに入ったこともあり、「写真単体の完成度」も少しわかってくるようになりました。
だから、言葉のための写真が、そうで無くなってきたのです。

あくまで、言葉のための補助的な存在だったのに、
写真はいつしか大きくなり、言葉すら必要ないものになってきました。

だけど、やっぱり、私は言葉が好きです。

言葉の世界で生きているのです。

完結しているはずの写真に、言葉をのせると
二つの力がかけ合わさって、わたしたちを少し違う感情にさせてくれる。

そう信じています。

4冊目になって、今までとは違う試みをいくつもやってみました。
言葉の力と写真単体の力をより発揮することが出来る方法を考えて、遊んでみました。
それがいいものになっているのか、正直私にはわかりません。
だけど、きっと私のスタンスと思いと技術が変わってゆき、進化したことを
シリーズを通して気づいてくださると思っています。

ですが、四季を揃えれる人はほとんどいないでしょう。
2021年一番初めの「はみ出す青」は30部しか刷っていないので、持っている人は少ないからです。
それでも、全巻揃えてくれる方がいたらいいな。
伝わっていたらいいな。
私の変わっていない思いを。


また、この「日々を泳ぐ」は、2022年の春の写真と言葉が中心になっています。
かつてのメモ帳を見た時、「生と死」にまつわる言葉や短歌が非常に多く、私はハッとしました。
そうだ、この年はウクライナとロシアの戦争が始まった年だったのです。
あの時の不安な気持ち、生きていることと死ぬ恐怖。
それはあの時期だからこそ綴れた言葉だったはずです。

未来にこの言葉たちを笑えるような日が来ればいい、
そう思います。

【ポストカード】カラータイツ写真セット

これは無料配布用

ポストカード5枚セット
値段:300円

去年の8月にカラータイツ写真集を出してから、たくさんの撮影を重ねてきました。
出来ることなら、その写真集を出したかったのですが、今回は就活などがあるために断念し、ポストカードセットを作りました。

一回目のカラータイツ写真集「破れた日常」のテーマは「アホ」でした。
突拍子もなくて、違和感のある場所と変なポーズ。
ヘンテコな写真は、自由に楽しむ心を沸き立たせることを目標に作りました。
でも、2作目に向けてはもう少し、いわゆる「エモい」をやってみようと思っています。
なぜなら、「カラータイツ=ヘンテコ」と思われすぎては、一般的に普及されないからです。もう少し、わかりやすく写真として目が惹かれるようなものにしてみることで、今の流行との対比ができて、カラータイツであることの良さがもっと感じられるのではないかと考えたのです。
狐のお面をつけたこの写真たちは、よくある写真かもしれません。
でも、カラータイツであることでより引き立つ物語が感じられませんか?

きっと、5枚を並べた時、ワクワクを感じるはずなのです。
そうであってほしい。
本当にいい写真たちなので!

何百枚の中から必死に5枚を選びました。
どれもいい写真ばかりで、苦しくなるほど難しい選択でした。
きっと、今回選ばれなかった写真は写真集に掲載されることでしょう。

本当に良いものになったので、これは手に入れてほしい。
ぜひ、私とりかちゃんのブースにて取り扱っておりますので!

【既刊】「怪異短歌集」【取り置き推薦】

サイズ:A5
ページ数:32ページ
値段:1000円
おまけ:ポストカード

前回の東京文フリでは、70冊が割とすぐに完売してしまった作品をラストの40部ほど持っていきます。
ですので、本当にお早めに来ていただくか、取り置きのご連絡を頂けたら置いておきますので、ぜひ、TwitterのDMをください。

ありがたいことにとてもいいご感想をいただいています。
日常の延長線上にある、非日常、異世界に行ってしまいたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

三十一音の恐怖を感じていただけたら嬉しいです。

【既刊】カラータイツ写真集「破れた日常」

サイズ:A5
ページ数:74ページ
値段:2000円
おまけ:写真集に対応した短歌18作

こちら、ご好評いただいているカラータイツ写真集です。
大量に刷ってまだまだあるので、東京にも持っていきます。

これが本当にいい写真集なんです。

などなど、本当に素敵なご感想をいただいていて、嬉しい限りです。

創作意欲が湧かない、何をやりたいかわからなくなってきた、
みたいな方におすすめしたい作品です。
きっと、何か沸き立つものがあると思います。


【チェキ】猫と風景

チェキはまだあります、可愛いです。

風景チェキもいい感じです。よかったらぜひ。


今回の東京遠征はたくさんの人と会う予定です。
会いたいと思ってもらえるような人間になりたいと思っています。

文フリは、本当に楽しくて楽しくて、大好きな空間です。
今回は2ブース取っているので、多少ゆっくりお話もできるかな、と思っております。手に取ってゆっくりみれるようにするつもりですので、少しでも興味があれば来てください。無料配布をお渡しいたしますので!

新しい人と出会えたらいいなぁ。
来年は東京まで行けないかもしれないので、ぜひ少しでも興味ある方は今年のうちにお会いしましょう!

とはいえ、11月の東京ももうすでに申し込みをしたんですがね!
だからきっと本がまたできます。
卒制とかあるというのに、私は無計画に計画的です。
怪異短歌集はたぶんその時には無くなっている予定なので、欲しい方は先にお声掛けください。

これからもどうぞよろしくお願いします。

あ、事前配信します!
文学フリマ東京の一週間前の14日の夜だと思います!
Twitterでまた告知を出すので、よかったらお話ししに来てください。

この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?