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人に歴史あり・器に歴史あり・私にも浅い歴史ありBORDALLO PINHEIRO の場合inポルトガル

短い休みをお互いとれそうだったとき、急遽決めたポルトガル旅行。チケットを買った後から、ちょこちょこネットで観光地を検索。ネットで見た雑貨が垢抜けてない感じがまた良くって、行きたいお店を街歩きで偶然見つけた感じにするため、誘導するルートを念入りに計画する。

何だろう?私の中で影の薄かったポルトガル。この時チケットが一番安かったから自動的にチョイスしたまで、思い入れ一切なし。それが、街 人々 食事全て昭和レトロな感じにドはまりして、その後も行くようになるんだけど。

キャベツのお皿で有名のボルダロ ピニェイロ、むかーし日本にも代理店があって見かけたことがあったような気がするんだけど。そういえばポルトガルのメーカーなのね~。そんな認識しかなくって、興味がなかった。なかったのに!

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えー。え~。買っちゃいました。

チーズ皿。リアルなネズミを両脇につけるこのシュールさに負けた。ポルトガル生産されたものだけを厳選しておいているセレクトショップで、気がついたら抱えてレジに並んでました。バカラ ヘレンドなど、キラキラ 繊細 が大好きだったのに。。。自分の節操のなさにビックリだ。

その後ポルトガルに行くときは、わざわざボルダロの生産地までリスボンからバスで行ったりもした。もし、少しでも興味があってポルトガル行くような機会があるのなら、是非是非 工場兼お店にいって欲しい。うまい言葉が出てこないけれど。生産地 作り手がこの商品に実にしっくり連動 していて。この土地、この職人さん、この気候全てが揃ってないとこの食器が出来ないんだろうなー。と実感する。あと、アウトレット価格に出会えるっていうのもあるんだけど。。。更に、庭にはボルダロ製の巨大昆虫の置物がゴロゴロしていて、実用性 華美装飾 というよりアート 芸術から陶芸へ、の流れをひしひし感じることができます。

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芸術家兄弟からの設立とか、そういう諸々はまたしてもコピペだけになっちゃうので、私がはまった部分を

くすっと笑みが出てしまうユーモアがある
使い方が限られてしまいそうな作品が多いが、しかしそれこそがボルダロ(リアル魚のお皿に肉は使えないでしょ)
アートを楽しむ、アートがメイン?であっての食器が多い
そこはかとなく洗練されていない、そこからくる親しみやすさ
ただただ動物ものがリアルであったり 可愛い
食洗機ガンガン使える
惜しみなく悔いなく使えるお値段設定。

次回機会があれば、猫の置物とリスのピッチャーが欲しいと思っている。