告白

「好きなものをただ書き殴る。それだけでも、ストレス発散・気分転換になるんじゃないか、なってくれ」

ふと、こう思った。

この記事においては、ただ私が好きなモノ・コト・クウカン・ジカン・ガイネンをつらつらと書き綴ろうと思う。

文字だけ(写真や動画はない)で自分の‘‘いいね‘‘を暴露する、そんな証言台みたいな記事に仕上がったらサイコー!!だ。

1.自分

 なんだかんだ自分が好きだ。ちょっと口下手だったり、顔が中堅Youtuberに似ていたり、梅干しが食べられなかったり、笑ってはいけないトキに笑っちゃたり、、、と弱点が多いけれどそんな自分が可愛い。え?👂「ナルシストかよ笑」って?不器用で未完成な自分に対して‘‘イヤだな‘‘と思うことはあるけれど、キライではない(むしろ好き)。この文章をタイピングしている自分の指先、手の毛、細い腕でさえ愛おしい。

『わたしは、不格好なジブンという存在が好きです』

2.Netflix

 ‘‘麻薬‘‘だ。火曜日の午前0時が待ちきれない「テラスハウス」、法と恋の格闘技「スーツ」、恋模様が首都高のごとく入り乱れる「ゴシップガール」、山田孝之な「全裸監督」。ひとたび見始めたらやめられないドラマたち。映画に関しても、各ジャンル著名な映画からB級映画を越えて「もはやオマエ、C級戦犯だろ(# ゚Д゚)」ってレベルの映画まで勢ぞろい。いつになったら飽きさせてくれるんだ、Netflixよ。

『わたしは、赤いNの文字が好きです』

3.コーヒー

 突然だが、‘‘コーヒー‘‘に一番似合う動詞は‘‘淹れる‘‘だと思う。ああ、わたし自身は淹れたことはないが。なんなら、‘‘淹れる‘‘の読み方を‘‘たれる‘‘だと思っていたくらいだ。コーヒーの味も好きなのだが、コーヒーを口に運ぶその時間が好きだ。寝起きの口に運ぶコーヒー。軽めのランチ後のお口直しコーヒー。徹夜での試験勉強のお供としてのコーヒー。コーヒーという単語ひとつで、これまでの人生における様々な思い出が蘇ってくる。苦いもの、熱いもの、甘いもの、冷たいもの、思い出の味はコーヒーとともに。

『わたしは、コーヒーといる時間が好きです』

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「あの、ちょっといいですか?」

「そろそろ恥ずかしくなってきました」

「うん、好きって言うのが」

このまま続けたら、あと3492個は‘‘好き‘‘を懺悔できそうだがおそらく189個目で自分の「恥ずかしい沸点」に達するか小指がフリーズするのでここまでにしておこう。

今回の文章を書きながら、ひとつ気になったことがある。

独り言のつもりで聞いてほしい。

(『ひとりごと』って「一人言」ではなく「独り言」って書くのか。寂しい言葉なんだなあ。)

わたしは、『好き』を文字に起こしているうちに何とも言えない恥ずかしさを感じた。このことからハッと思ったのが、

キライとかヘイトを口にする、言葉にするシーンは多く目にするが、スキとかラブを口にしたり言葉にしたりする場面はあまり見られない。

SNS上で、ディスったり炎上したりする風景(キライの言語化)に対して、スキの言語化は比較的目にする機会に恵まれないていないのではないか。

あっても、無機質な‘‘いいね‘‘ボタンがあるのみで、SNSにおいて‘‘こころのいいね‘‘を押すチャンスは皆無なのではないか。

それは、『スキを告白する』打数が少ないからなのか『スキを告白する』打席を避けているからなのか。

わたしが感じた恥ずかしさの正体。

あなたはどう思いますか?

あなたは『スキ』に対して「好き」だと告白できますか?

たぶん、あなたのとなりの人はいいねではなく『スキ』を求めてる。

タイピングする自分の指先の温度が熱い。


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