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デジタル時代ならではの、新しい動画制作スタイルって、どんな形が理想なんだろう。

「有名人と会えたりする機会があって羨ましい」「クリエイティブっていう響き、かっこいい」といったイメージを持たれることもあるクリエイティブ業界。たしかに撮影のときに綺麗なタレントさんと会うこともありますし、新しいことを生み出そうと必死になって向き合っている姿が、かっこいいと見える側面はあると思います。そんな華やかな面がクローズアップされる一方で、クリエイティブに関わる人々の働く環境にスポットライトが当たることはあまりありませんでした。

いま、長時間労働の是正と多様で柔軟な働き方の実現などを目指して、世の中では「働き方改革」が声高に叫ばれています。「ノー残業デー」「プレミアムフライデー」といった言葉が当たり前に聞こえてくるようになって労働時間に対する意識は高まり、確かに労働時間の削減が進んでいるように感じます。これはバリバリ働くことが美徳とされていた数十年前ではきっと考えられなかったこと。社会全体が課題感を持ち、企業とそこで働く従業員が一体となり改革を進め、よりよい働き方を模索するこの動きは、個人的にもとても賛成です。

一方で、「労働時間の削減」は進んでいるけれども、その動きに「労働のクオリティ」がついてきているかというと少し疑問に思うこともあります。労働時間を削減したとしても補える、高いクオリティの担保。アウトプットの良し悪しがいちばんの判断ポイントとなるクリエイティブ業界ではこの壁をなかなか超えることができず、働き方改革がうまく推進できていないように思います。というのもクリエイティブ業界における仕事の生産性は、必ずしも時間で測れるものはないから。「会社でのMTGなどは確かに減ったが、家に持ち帰って企画をしたり、編集作業に追われたりしているため、労働環境はあまり変わらない」といったような声も周囲のクリエイターから聞こえてくることも少なくありません。

本当に必要なのは、

「クリエイティブにかける時間」を減らすことなく、

「雑務にかける時間」を減らすことだという仮説。


根本的な問題を解決するためには、「企画や制作などのクリエイティブにかける時間」を減らすことなく、「お客様とのやりとりやメールチェックなどのコミュニケーションにかける時間」をいかに削減するかを考える必要があります。動画制作の現場にずっと身を置いていて、クリエイターの働く環境について身をもって理解していた私たちCrevo(クレボ)は、そのためにできることは何かを考えました。そうして生まれたのが「collet(コレット)」という動画制作のプラットフォームサービスです。これまで、動画制作の現場においてはお客様からのメールや電話での修正の指示の意図をうまく読み取ることができず、何度もやり直しの作業が発生するようなことがありました。そこで私たちは、動画に直接指示を書き込めるプレビュー機能をつくればコミュニケーションの工数を削減できるのではないかと考えました。またSNSが普及したためクライアントとのやりとりにメール以外のツールを用いており、チーム全体で連絡がうまくとれないという現象も起きていたので全員がチャット形式で気軽にコミュニケーションを取れる機能をつくったりしました。スケジュールなども同様です。日々変わるスケジュールを紙で管理していては、どれが最新かわからなくなるので、いつでもオンラインでスケジュール管理ができる機能を開発しました。他にもクリエイター、お客様から寄せられた「もっとこういう機能があったらいいのに」という声を取り込み、colletを日々アップデートしてきました。

クリエイティブ業界における

本当の意味での働き方改革を考え抜いていきたい。


クリエイティブ業界における本当の意味での働き方改革って、何だろう。その本質を考え抜いて、お客様、クリエイター、ひいては社会に役立つサービスを構築していきたい。そんな風に考えてcolletを展開しています。「ちょっとそのサービス気になる!」という方はお気軽にお問い合わせください!!

暑い日が続く中、ついつい熱く語ってしまいました(余計に暑くしてしまったらすみません。。)。くれぐれもみなさま体調管理にはお気をつけくださいね!





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