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アジアハイウェイ2号線 AH2

アジアハイウェイ2号線

ちなみにタイトルの写真の赤線は私が経由地を手書きでなぞったもの。

国土交通省のホームページより

インドネシアのデンパサールからイランのコスラヴィまでひたすら北西に進むルート。
インドネシア→シンガポール→マレーシア→タイ→ミャンマー→バングラデシュ→インド→パキスタン→イラン

インドネシアからシンガポールまではフェリーで進む。
アジアハイウェイは基本は陸路なのだが、
1号線の福岡〜釜山
2号線のインドネシア〜シンガポール
5号線のカスピ海

の3ヶ所は海路を進む。

陸路の国境越えで上記のルートの場合、
一番危険なのはインドとパキスタンの国境(印パ国境)だろう。
多分、行けば何とかなるのだろう、という旅行人の楽観性は自己責任で。

パキスタン側はラホール、インド側は黄金寺院で有名なシーク教の聖地アムリトサル。
インド人=ターバンを被っているのは固定観念で
ターバンを被っているのはシーク教徒なので
インドで多くを占めるヒンズー教の人たちはいわゆる「ターバン」は被っていない。

印パ国境のワガボーダー



ここの2国間(バングラデシュも含めたら3カ国間)の摩擦も
大元はイギリス。
パレスチナ、イスラエルの紛争も元を追えばイギリス。
人類史はイギリスの歴史的な影響力を抜きには語れない。
だからこそ、世界中で英語が使えるのは便利ではあるのだが。

旅路は平和でこそ成り立つもの。

Travel stands on the foundation of peace.

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