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「美味しんぼ」から学んだビジネスにとって一番大切なこと

こんにちは。
自己成長マインドのKAWANOです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

皆様、「美味しんぼ」という漫画はご存じでしょうか?
私は現在33歳なのですが、私の親世代の方なら知っている方も多いのではないでしょうか。

私の母が「美味しんぼ」が大好きで、実家に全巻あったため、私も実家にいた頃はよく読んでいました。

「美味しんぼ」には人生にとって大切な考えがたくさん詰まっています。
本日は、私が大好きな漫画「美味しんぼ」から学んだ、
ビジネスにとって一番大切な事
というテーマでブログを書いていきます。

ビジネスにとって一番大切のこと、忘れてはいけないことを綴っていきます。

接客業、サービス業の方には響くものがあると思います。
ご興味のある方は、是非ご覧下さい。


「美味しんぼ」から学んだビジネスにとって一番大切な事

「美味しんぼ」とは

美味しんぼとは、簡単に言うと”料理”の漫画です。
漫画の中ではとても美味しそうな料理がたくさん出てきます。
舌が肥えて料理上手な主人公”山岡士郎”が、料理を通して世直しをしたり、つぶれそうなお店を立て直したり、料理対決をしたりします。
一話完結型の漫画ですので、どの話から読んでも楽しむことができます。

【神回】第9話”寿司の心”

美味しんぼには神回がたくさんありますが、その中でも特に私が好きなのが、第9話の”寿司の心”という話です。
この話には、ビジネス特にサービス業や接客業にとって、一番大切な事が詰まっています。

この第9話のあらすじを簡単に。

主人公の山岡とその会社の人数人で、銀座にある超一流と言われている寿司屋に足を運びます。
そこにいる大将がかなり横暴。

「味のわからねぇやつは俺の寿司屋に来るな」とか「俺の寿司は芸術品なんだよ」威張り散らかしている有様。

そんな大将の握った寿司を食べた、怖いもの知らずの主人公山岡が横暴な大将に一言。

「こんな寿司を食べるくらいなら、スーパーのパックに寿司を食べた方がましだ」

さすが怖いもの知らずの山岡。
山岡の一言を聞いて大将は激怒し、言い争いになります。

言い争いが続き、
横暴な大将と、山岡が行きつけにしている”しんとみ寿司”という寿司屋が
寿司対決をする流れになります。

そこでの寿司対決が最高です。

対決の方法は、
2人の大将が同じネタ、同じシャリで寿司を握り、
目隠しをした審査員にどちらの寿司の方が美味しかったかを審査してもらうというもの。

2人の大将は同じネタ、シャリでお寿司を握り、審査員に食べてもらいました。
結果は、
審査員全員が、しんとみ寿司の大将が握ったお寿司を選びました。

「同じネタ、シャリを使っているのに何が違うんだと」負けを認めない銀座の横暴な大将がイライラしている中、
山岡は全員をとある大きい病院に連れていきます。

なぜ病院?と思ったのですが、ここが美味しんぼの面白いところ。

山岡の知り合いのドクターに2人の大将が握った寿司の、
 CT画像を取ってもらうのです。

ぱっと見、2人の大将が握った寿司は同じように見えるのですが、
CT画像で見ると一目瞭然。

銀座の横暴な大将が握ったお寿司は、お米とお米の間が詰まっている一方、しんとみ寿司の大将のお寿司は、お米とお米の間隔にわずかに隙間があり空気が含まれています。
そのわずかな隙間がお寿司を口に入れた時に舌の上でのほぐれるような感覚につながり、よりお寿司が美味しく感じるようです。

CT画像で、2人のお寿司の違いを見せつけた山岡は
「おごり高ぶった心で握れば、シャリもガチガチに固まってしまうんだ。心のこもっていない寿司はただのネタとシャリの塊だ!寿司じゃねえ!」
と銀座の大将に活を入れます。
名言ですね。

違いを見せつけられた銀座の大将は反省したようにその場を去っていく。

という話です。

第9話から得たビジネスにとって一番大切な学び

”ネタとシャリが同じでも、握る人の心が違えば味が変わる。”
この言葉はどんなビジネスにも共通するのではないでしょうか?

私は整体院を経営しているので
整体を例にすると、
ネタ、シャリは知識。
握り方や手順は技術。
いくら技術、知識があったとしても
施術者の心が
”稼ぐ”を重視していたり、
”自分は偉い”とおごり高ぶった状態だと、
受け手である患者様は何か違和感を感じると思います。

逆に、施術者の心が、
純粋に”患者様に喜んでいただきたい”とか
”患者様に少しでも楽になってもらいたい”
といったマインドであれば、
自ずと施術者の手を伝って患者様の心にも伝わると思います。

営業マンでも同じです。
ネタ、シャリは資料。
握り方はトークスキル。
資料、トークが完璧でも、
心が”契約”や”自分のノルマ”だけに向いていたら、相手の心には届きません。

どんな職種も知識や技術はもちろん大切ですが、
一番大切なのは、どんなマインド(心)でお客様と接するかです。

純粋に、素直に、相手のことだけを想って仕事をすること。
これが仕事の本質であり、人間関係の本質であると私は美味しんぼから学びました。
変なセミナーに行くよりも、美味しんぼを読んだ方がよっぽど人間にとって大切な事を学べると思います。

私自身も、売り上げや、自分の見得などに心が傾きそうなときがあります。
そんな時は、美味しんぼのこの話を思い出し、
純粋にお客様の喜びの為、幸せな人生の為を思うようにマインドセットしてお客様と接するように心がけています。

ぜひ、美味しんぼの第9話”寿司の心”をご覧になって下さい。
Netflixでも配信されていたと思います。

最後に

心の在り方が大切ということは、
誰しもが知っていることだと思いますが、
純粋な優しい心を素直に出すこと、保ち続けることは、
とても難しいことだと私は思います。

人間はみな優しい心の持ち主。
その優しさを純粋に、素直に”出す”ことができ人が人間力の高い人だと思います。
承認欲求や自我、怒りの感情、恥ずかしさ、周りの目が気になるなど、
優しさを素直に出すことの妨げとなる感情が、人間にはたくさんあります。
何も考えず、純粋に素直に心にある優しさを出せる人間になるには、
日々の鍛錬が必要でしょうし、徳を積むことも大事でしょう。

一分一秒を全力で生きること。
目の前の人と本気で向き合うことを地道に続けていくことで、
少しずつ、素直な優しさを出せる純粋な人間にたどり着けると、私は思っています。

一分一秒を大切に、今この瞬間を丁寧に全力で生き、
相手の幸せのことだけを考える。
純粋で素直な心を手に入れられるように鍛錬と得を積んでいく生き方を
私は選びます。

美味しんぼに教えていただいた、私の人生にとってとても大切な事です。
本日のブログの内容が、皆様のお仕事や日常に少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

一緒に心を大切にしてきましょう☺

KAWANO

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