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~商品開発の流れ~


今回は商品開発の際の流れを
①ターゲット設定
②商品コンテンツの決定
③マーケティング施策
の大まかに3つの流れに分けて紹介します!!

①ターゲット設定

1.まずは顧客の需要を把握しましょう。


顧客の需要を考えずに自分の売りたいものだけを販売してはいけません 。自分が重要だと感じるニーズであっても、顧客が同じように感じるとは限りません。自分本位になってしまわないよう、顧客の視点を意識するようにしましょう。 

・顧客価値(Customer Value)とは、顧客が製品・サービスを購入することで実感できる価値のことです。顧客が金銭を払って購入・契約するものには全て何かしらの価値が存在しており、顧客は価値の対価としてお金を支払います。その価値には機能的に得られる価値もあれば、情緒的に得られる価値、体験として得られる価値もあります。
・顧客価値はあくまで顧客の視点から価値として実感できるものを指しているのですが、提供側が「これがうちの価値だ」と思っているものとはズレが生じている場合があるため、注意しましょう。

2.顧客のニーズ・ウォンツを考える

マーケティングに取り組むには、ニーズとウォンツの2つの軸を把握しておく必要があります。ニーズとウォンツの両方がわかれば、ユーザーが今どのような商品・サービスに興味があるのか、なぜその商品やサービスに興味を持っているのか、などを理解しやすくなるためです。

ニーズ(Needs):「必要」や「需要」などと訳され、マーケティング分野では「ユーザーの欲求」の意味で使われます。ニーズは、「潜在ニーズ」「顕在ニーズ」の大きく2種類に分けられます。

潜在ニーズ:ユーザー自身がまだ自覚していないニーズのこと
顕在ニーズ:解決したい課題や目的などが明確になっていて、ユーザー自身が自覚しているニーズのこと

ニーズとウォンツとは? 違いや活用方法、マーケティング戦略への活かし方 │ Yahoo!広告

ウォンツ:ニーズを満たすための具体的な欲求のことです。ウォンツは「基本ウォンツ」「条件ウォンツ」「期待ウォンツ」の大きく3種類に分けられます。

基本ウォンツ:課題の解決や目的の達成のための具体的な手段に対する欲求
条件ウォンツ:より適した解決策を選ぶための条件になるもの
期待ウォンツ:ユーザーの過去の経験や知識から当然満たされると思っている条件のこと

ニーズとウォンツとは? 違いや活用方法、マーケティング戦略への活かし方 │ Yahoo!広告

競争に勝ち抜くには、他社ではなく自社だけが提供できる価値を提供して差別化戦略を図る必要があります。さらに顧客自身も気づいていなかった潜在ニーズを引き出すことが大切です。

3.ペルソナをたてる

その商品・サービスが誰向けであるかの具体的な顧客像をたてましょう!

ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティングにおいて活用される概念です。

実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。
多くの人が好むものより、ペルソナで具体的に対象を絞り込み、一貫性のあるメッセージを届ける方が、実はより多くの人に共感されるでしょう。

②商品コンテンツの決定

商品コンセプトとは、商品の「ターゲット・ニーズ・提供する技術」という3つの要素を明確に表現したものです。
そもそもコンセプトとは、ビジネスにおいては「企画の全体を貫く基本的な考え方・観点」を意味します。
商品開発では、新しいアイデアを発展させて商品コンセプトを構築する段階が最も重要です。
また自社の強みを理解して、競合他社との差別化を図ることが重要です。

③マーケティング施策

最後に作った商品をどう売るかの戦略をたてましょう!
マーケティング活動には3Mというとても絶対に切り離せないものがあります。

Market(マーケット)(Who、Where)「お客様はどこの誰か?」
Message(メッセージ)(What)「何をどのように伝えるか?」
Media(メディア)(How)「どこで伝えるか?」

3つのMが正しい時にだけマーケティングが成功する!その理由とは? | Manabox Vietnam 経営管理で未来を創ろう! (manabox-global.com)

今回はマッチングアプリ「with」を例にとって具体的に説明します。
マッチングアプリwith

ターゲット:
ちゃんとお付き合いができる彼女が欲しい男性

Market:彼女が欲しい男性
Media:
YouTube、Instagram、Twitterなど
Message:「価値観で出会う」 「性格診断」


感想
商品は自分の思い通りに作ればなんとかなると思っていたが、商品開発の流れを学んで考えが甘いことに気づかされた。

疑問点
大まかな商品開発の3つの流れ以外についてももっと知りたくなった


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