アウトプット大全・インプット大全を読んでみた④
こんにちは!「共学共伝の会」主宰の石原です。
「アウトプット大全」と「インプット大全」の紹介も4回目となりました。
今日もゆっくりと進みますので、気長にお付き合いください。
今回も「インプット大全」の具体的内容を紹介していきます。
「インプット大全」 著者:樺沢紫苑
本を読んで勉強しよう!と思う方や、すでに習慣レベルまで読書が身についている方、セミナーに参加したり積極的に情報を取りに行っている方などと皆さんの環境は異なるかと思います。
「インプット大全」を読むと自分の今までのインプット活動について振り返ることが出来ます。足りない点を補い、出来ている部分はその良さを再認識することが出来ますので、是非手に取って読んでみることをお勧めします。
では、内容を見ていきましょう!
ものの見方
ここでは30~42のポイントが挙げられています。
重要だと考えたものを数点ピックアップしていきましょう。
30観察する 31観察力を磨く
「相手の心をとらえ、変化や流行に敏感に」との副題がついているので、観察力や洞察力を磨くことを勧めています。
今まで紹介した「読む」「聞く」は大切な部分を実体験をもって説明出来ましたが、「観察する」ははっきり言って苦手です。
特に人の「気持ちを察する」のは非常に難しいと昔から悩んでいました。
すこしでも人の気持ちを察することが出来れば…との期待を込めて、心理学に関する著書を数冊読んだこともあります。
苦手なところなので、樺沢先生からしっかり学びましょう!
まずは観察力のメリットとして、下記のものが挙げられています。
➀コミュニケーション力がアップする
非言語情報を集めて相手の考えを洞察できるようになる。
②人間関係が良好になる
ちょっとした相手の変化を言葉にして、親密度UP!
③情報収集能力が上がる
④自己成長のスピードがアップする。
意思決定と行動がスピードアップし、臨機応変に対応できる。
インプットに時間をかけずに成長できる。
⑤変化に敏感になる
⑥ビジネスに成功する
変化や流行に敏感になり、読むことができれば、ビジネスは成功する。
観察力を磨けば、人間関係やビジネスもすべてうまくいく! と書かれています。
う…人間関係やビジネスに大切な観察力が苦手だと言い切ってしまう自分が情けない…。
では、どのようにこの観察力を鍛えていけばいいのか。
樺沢先生の磨き方はこちらです。
1)アウトプットを前提にする
「ブログに書こう」と思うだけで、詳しく観察するようになる。
2)街中での人間観察
街中で見かける人がどのような人かを妄想する。
3)「なぜ?」を突き詰める
日常生活の中での疑問を放置しない。
「観察+なぜ?」で世界が広がり、観察力も鍛えられる。
4)相手の気持ちを読んでみる
「何考えているのか」を非言語情報から読み取る努力をする。
5)街歩き、映画鑑賞、美術鑑賞
「面白いものを見つけよう」との意思を持って、歩く、見る
1)アウトプット前提にする と 3)「なぜ?」を突き詰める については実践しているところがある。この2つは意識して生活するだけでもかなり「気付き」が増えたなと感じます。
最近、本を読んで勉強するようになってから「気付きが増えたな」と感じていましたが、観察力が上がってきたおかげなのかもしれない。
ただ、観察の対象に「人」へ注意が低かっただけみたいなので、「人」に対する観察力を上げるように練習していこう。
まずは、妻の気持ちをくみ取れるように観察して、気持ちを読む努力をしよう!
34メモを見直す
「アイデアを大きく育てる「メモの整理」」との副題がついていますが、得メモはとても役立つものです。「アイデアやひらめきを蓄積し、自らの「第二の脳」としてメモを活用すべき」と書かれていますが、メモを取ることで、多くの気付きや発見があると思います。
樺沢先生はメモの活用法として2つを上げています。
1)困ったときに見る
いつでもひらめくわけではないので、ひらめいたときにメモをして、
必要な時にメモをみて蓄積したひらめきを活用する。
2)数か月に1回整理する
「整理」を行うことで、意外な発見、発想・ひらめきの連鎖が起きる。
発想は情報の組み合わせ・掛け算である。
アイデアは時間を置くことでより良いものへと育っていく。
私もウォーキングをしながら考えたことや気付きをスマホのメモに打ち込んでいます。時々見返してみると、「今」考えていることに対するヒントとなるようなものが書いてあったりするので、結構楽しいです。
まとめ
今回はものの見方の章を取り上げました。
・観察力はメリットがいっぱい。トレーニングして鍛えましょう。
・メモは時々見直して、発想・ひらめきの連鎖を起こしましょう。
自分が苦手に思っている分野でしたが、「人」に対する観察力が足りないと感じました。
妻の気持ちをくみ取れるように観察して、気持ちを読む努力をしようと思います。
今回は私が特に大事だと思う点を取り上げました。そのほかのポイントは
ここでは触れませんが、参考になる方も多いと思いますので、是非お読みください。
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