記事一覧
『ロスト・エモーション』(2015)
(核心や結末に関する記述あり)
全体としてはエヴゲーニイ・ザミャーチンの長編ディストピア小説『われら』やオルダス・ハクスリーによる『すばらしい新世界』の影響を受けており1年先に公開された『ロスト・エモーション』を少し大人向けにした作品といったところ。
ルーカスの『THX 1138』を美男美女で描いたと言ってしまえばそれまでだが(ディストピアもの映画に高確率で出てくるトンネルはもちろんTHX 1
『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(2014)元ネタはロジャー・コーマンの『ティーンエイジ・ケイヴマン』?
(核心や結末に関する記述あり)
全体としてはエヴゲーニイ・ザミャーチンの長編ディストピア小説『われら』やオルダス・ハクスリーによる『すばらしい新世界』の影響を受けており1年後に公開された『ロスト・エモーション』の10代向け作品といったところ。
原作は未読だが映画版のベースは明らかにルーカスの『THX 1138』。記憶の受けつぎは『華氏451』の本の暗記、解放は『ソイレント・グリーン』の「ホーム
「CPAC2021」最終日に国際政治学者の藤井厳喜先生のヴィデオが2度目の上映をされる。
概要欄にリンク貼っておきますが、その動画ですとCPAC主催者であるACUのエグゼクティヴ・ディレクターのダン・シュナイダー氏がステージ上で「日本の私の友人からのスペシャル・メッセージ」と紹介のうえ、5分ヴァージョンが会場の大スクリーンで流れるのを観られます。他のチャンネルですとダン・シュナイダー氏の紹介がカットされているものが多いです。
1分間のプロモーション版は、少なくとも日に3度は流れていた
【実際にあった、ちょっと良い話】グレタもびっくりテキサス大寒波でダラスがダラスカに?
テキサスを襲った大寒波。寒波の直接の影響かは未確認ですが、11歳の少年が自宅で低体温症で死亡したというニュースもあります。
ダラスがアラスカのような寒さになっているので、ダラスカという造語も出来たようです。
2月16日にテキサスのある食品スーパーで実際に起こった話。店内は食料品や飲料水、生活必需品を買い求める買い物客で混雑していました。レジの行列は30分以上の長蛇の列だったそうですが、そんな中
『ラ・ジュテ』(1962) クリストファー・ノーランの『TENET テネット』と『インセプション』に強い影響を与えていてる作品
クリストファー・ノーランの『TENET テネット』と『インセプション』は『ラ・ジュテ』の強い影響を受けていてる。『ラ・ジュテ』にインスパイアされたのが『12モンキーズ』というのはよく知られている。『ターミネーター』シリーズも本作品の影響を受けているのは言うまでもないだろう。
ノーランだけではない。デヴィッド・リンチも本作品の影響を強く受けていると私は考えている。
遡及的な救済源を見つけようとす
『007 私を愛したスパイ』(1977) クリストファー・ノーランの新作『TENET テネット』にも影響を与えた作品は『オズの魔法使』のスパイ版
少年時代に『007/私を愛したスパイ』を観たノーランは可能性の高さ、現実逃避などを感じとったという。
この話を聞いた私は全く驚かなかった。『007/私を愛したスパイ』はバーバラ・バックがドロシーで、ロジャー・ムーアがトト兼カカシ、クルト・ユルゲンスが西の魔女兼魔法使いの『オズの魔法使』なのだから、ノーランは当然、影響を受けているだろうと思っていたのだ。
麻酔ガス噴射でコロリと寝てしまうロジャム
『ザ・ボーイズ シーズン2 』(2020) 配信方法が少し変わった
以前から機能としては有っても、字幕版と吹き替え版が別々にアップロードされていたのだが、設定で言語音声と吹き替え、字幕のオンオフの切り替えができるようになった。
現在は第3話までリリース、10月9日の最終話まで毎週金曜に1話ずつ追加予定とのこと。
『ニュー・トリックス〜退職デカの事件簿〜』シリーズ7 いつものメンバーが大活躍
サンドラ姐さんとオヤジ達が帰ってきた。
しかし、トムって誰だっけ?S6と間が空いて忘れてしまっていた(笑)。S6最終話から見直したほうが良いかもしれない。
E1はコナン・ドイルの『4つの署名』の翻案だな。
E3ゲストのサマンサ・ボンドは007シリーズのマニーペニーや『ダウントン・アビー』の準レギュで知られる。
E7ゲストのロイ・マースデンはグラナダ版シャーロック・ホームズの冒険『サセックスの吸
『候補者 ~メキシコシティの闇~』(2020) TV版『ボーダーライン』的作品
言語はスペイン語と英語。
興味があれば観て損は無いと思います。
『ザ・ハント』(2016) ウクライナ・ドラマが、またプライム・ヴィデオに追加
プライム・ヴィデオのウクライナ作品。いつものように言語はロシア語。
主演はウクライナのデミ・ムーアことマリーヤ・イェフローシニナ。
『アウトブレイク 感染拡大』(2020) カナダTV作品
カナダのフランス語作品。今年1~3月にカナダで放送されたそれなりに医学知識がある人が脚本を書いていると思われる。感染者と接触した後、帰宅してすぐに衣服をすべて脱いで洗濯機に放り込み、シャワーを浴びる描写などはリアルだ。
また翻訳も医療関係者の監修がされているのだろう、ちゃんとしている。
序盤はスローテンポで、じわじわと感染が広がっていく様子がじっくり描かれていく。群像劇的人間ドラマでもあるので
『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』シーズン2 (2020) 少女版『トレッドストーン』
一言でいうとTV版ボーンシリーズ『トレッドストーン』の少女版。しかし、こちらの方がクオリティーが高い(本作品もトレッドストーンと同じNBCUniversalグループ製作)。予算の違いもあるだろうが、なんといっても脚本の出来が段違いに良い。
主人公ハンナ以外の数人のキャラクターのストーリー・ラインが並行して進行していくという、アンサンブル・キャスト(群像劇)に近いドラマなのだが、上手くまとめている
7500 (2019) アマゾン・オリジナル映画
ドイツ/オーストリア/アメリカ合作。同名の映画が他にあるが関係は無い。
すごくつまらないというほどでもないが、特筆すべき点はとくにない作品。アマゾン・オリジナルもしょぼい作品が増えてきた。
『運命の巡り合わせ』(2018) 王道のウクライナ・ドラマがプライム・ヴィデオに追加
プライム・ヴィデオのウクライナ作品。いつものように言語はロシア語。
主演のアンナ・コシュマルはウクライナ人。
ストーリーは王道中の王道のロシア/ウクライナ・ドラマ。日本でもウクライナドラマ・ブームが来るのか?
終盤はけっこうヘヴィーです。