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【育児・教育】「学び」と「好奇心」について 未来の君に伝えたい事vol.3

未来の桜音加(おとか)ちゃん、こんばんは!

僕は君の父親、そっちの君から見ると「若い頃のダディ」です。

今日は未来の君に向けて「学びと好奇心」って事についてお話しします。

「こっちの君」の話

今日は2023年の5月10日。
2023年を生きる「こっちの君」はまだ3歳、あと2ヶ月ちょっとで4歳になります。

3歳の「こっちの君」はお風呂屋さんが大好き。

「ダディ、明日どこ行く?
 お風呂屋さん行く?」

ってよく聞いてきます。
(たまにダディじゃなく、ダニって呼んでる気もする・・・)

僕は仕事が遅かったり、夜に愛犬キキと散歩に行ったりしてるので、基本的にママが君をお風呂に入れてくれています。

お風呂から出る前に肩まで浸かって一緒に数を数えるんだけど、お風呂でママと練習して英語で20まで数えられるようになっていました。

そんな姿を見るたびに僕とママは
「天才だなぁ」
なんて話をしたりもします。

完全に親バカですね!
うん、それは認める!笑

今日は僕が親として
「君をどんな風に育てたいと思っているのか」
について書こうと思います。


「いやいや、おっさん!あんたの幼児教育論なんて知ったこっちゃねえよ!」

って思うかもしれないけど、僕としては結構大事な事を伝えるつもりなので、気が向いたら読んでくださいね。

君をどんな風に育てたいのか


答えから言うと、僕は君に「好奇心」を強く持って欲しいと思っています。

言い方を変えると
「色んなことに強く興味を持って欲しい」
のです。

それがなぜかと言うと、単純に
「好奇心ってめちゃくちゃ大事だから」
です。

例えばこの先、
君が何かを学んだり
何かを趣味にしたり
誰かを好きになったり
仕事をしたりする時。

これら全てにおいて1番武器になるのは
頭の良さでも、容姿の良さでもない。

1番大事なのは
「もっと知りたい」って思う好奇心
ではないか、と僕は思うのです。

いくら君が勉強をしても
いくら君がスポーツを頑張っても
「もっと知りたい」と思わない限りは、どこかで限界になっちゃいます。

なぜかと言うと、
「学び」の本質は「好奇心」だから。

「学び」の対象は、学問でもスポーツでも芸術でもアニメでもゲームでも恋愛でも何でも構わない。

僕は君に「学び」を忘れて欲しくないのです。

「学び」と「勉強」の違い


誤解されやすいんだけど、「勉強」と「学び」は違います。

勉強っていうのは「学び」の手段の1つに過ぎないと僕は思ってる。

「学び」とは成長すること

成長とは「やる前の自分よりもレベルアップすること」です。

いくら学校の勉強を長時間やったとしても、君が成長していなければ、それは「学び」じゃないと僕は思ってる。

大事なのは「長時間勉強する事」ではなくて、「君がレベルアップする事」です。

レベルアップする為に必要になってくるのが「好奇心」だと思うんだよね。

逆に言うと、
「好奇心があればレベルアップしやすい」
ってこと。

なぜ好奇心がレベルアップに繋がるのか


なぜ好奇心がレベルアップに繋がるのか。

それは「ただ誰かに教えてもらっただけ」では「学び」にはならないからです。

「もっと知りたい、もっと上達したい」と思ったり「何でこうなるんだろう?」と疑問を持つ事、つまり自発的に取り組まないとレベルアップって出来ないんだよね。


おもしろき ことも無き世を おもしろく

これは幕末の偉人、高杉晋作の言葉です。
僕はこの言葉が大好き。

ついつい、こう考えてませんか?

自分を楽しませてほしい
いつか誰かが自分の人生を楽しくしてくれる

だけど現実は、君が自発的に「面白くしよう」と思わない限り、面白い未来は来ません。

楽しいから笑うんじゃない
笑うから楽しくなるんです。

それと同じように、僕らは

学んだから上達するのではない
上達したいと思うからレベルアップするのです。

だから僕は君に好奇心を強く持っていて欲しいな、と思うのです。

そして色んな事に興味を持って、色んな事にチャレンジして、時には失敗もしながら、君が心から進みたいと思った道に進んで欲しい。

僕たち「親」に出来ること


君の「学び」について僕たち親は、直接は役に立てません。

前にも書いたけど、僕たち大人は完璧な人間ではないからです。

勉強ならきっと学校の先生の方が上手く教えられるし、スポーツだって僕より上手い人の方が良いアドバイスが出来る。

だからと言って「親として何も教育しない」というのも間違ってる。

僕らがしてあげるべき事は
君の「学びの土壌」を整えてあげる事
だと思ってます。

土の悪いところに種をまいても植物が育たないように、「学びの土壌」が整ってない人が勉強してもきっと「学び」は手に入らないのです。

だから僕は君の好奇心を育んでいきたい、と強く思っています。

この文章をここまで読んでくれてる時点で、きっと君には好奇心があるって事だから、僕はとても嬉しいです。

好奇心を失わない為に


子供の頃はみんなたくさん持ってるのに、
大人になると減っていく

それが好奇心ってやつ。

少し難しい話になるけど、好奇心には脳から出る「ドーパミン」ってのが関係しています。
このドーパミンは報酬系と呼ばれる「ごほうび」みたいなもの。

ごほうびってもらえると嬉しいよね!

「ごほうび」が貰えるから、僕らは「もっと知りたい」という欲求が出てくるのです。

でもこのドーパミンはほっとくと10年で10%ぐらい減っていくらしいんだよね。
だから大人になるにつれて僕らは好奇心が薄くなって、あまり成長出来なくなるらしい。

それを防ぐ為には、子供の頃から「もっと知りたい」「もっと上達したい」と思う習慣を身につけること。

子供の頃から「成長する」という事に対してドーパミンを出やすくしておく、というのが大切みたいです。

だから僕は今、目の前にいる3歳の君が何かを頑張っていると、バカみたいに褒めまくってます。

結果ではなく、頑張った過程を褒める

2023年の僕は僕なりに、そんな事を意識して君と向き合ってるんですよ!
(出来てるかどうかは別として・・・)

あともう一つ大切な事。
このドーパミンはマイナスにも働きます。

つまりガッカリしたりヤル気を無くしたりするのも、子供の頃の方が比重が大きいってこと。

期待してたのと違う反応が返ってきた時に、人はガッカリしてヤル気を失います。

コレが好奇心が失われる要因になるみたいなんです。だからこそ僕が気をつけている事、それが

子供の好奇心を殺すのは、親の無関心
(僕が作った言葉です)

ってこと。

つまり大事なのは、
「遊んであげる」ではなく「一緒に遊ぶ」こと

「君と同じ温度の風呂につかって一緒に考える事」なのかなと思ってます。

エアコンの効いた涼しい部屋から上から目線でアレコレ言うのではなく、君と一緒の温度で楽しみ・喜び、悩み、考えていく事で僕らは「家族」になっていくんだろうね。

果たして、未来の僕らはそんな親になれているのでしょうか?

まとめ

今回は長くなっちゃったのでまとめておきます。

・本当の「学び」とはレベルアップすること
・レベルアップには好奇心が必要
・好奇心には逆らわず、興味があったら
 本気で取り組んでみよう


君は今、どんな事に興味がありますか?
何をしている時が一番ワクワクしますか?

本当に好きな事と本気で向き合ってみてください。

僕らはいつでも君を応援しています。

そして
今まだ3歳の「こっちの君」はあと何年、僕と一緒にお風呂に入ってくれるのかな?
なんて悩んだりもしています(笑)

2023年5月10日 ダディ

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