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心の機微に触れられない(反省)

昨日は、久々の勉強会でした。
第12回の試験までおよそ1か月と迫っているので、みなさんとても熱が入ったロープレをされています。
そのなかで、私がとてもショックを受けたことがあったので、記事にしてみます。
反省を込めて。

クライエントの感情にふれキャリアコンサルタントが涙ぐむ

あくまでロープレなので、クライエントは自分のことではない話をするのですが、そのケースでクライエントは、悩みのせいで眠れないということでした。
そのとき、私はオブザーバーとして参加して間近で話を聞いていたのですが、とても大変なことを話しているように捉えられませんでした。

そして、ロープレが終わった後、
キャリアコンサルタント役の方がおもむろに、
「私、泣きそうでした」
と、漏らしたので、一瞬私は何のことかさっぱりわかりませんでした。

そのくらい私にとってはクライエントに寄り添うことができていなかったのです。とてもショックでした。
なんて日だ!

そして、キャリアコンサルタント役の方は、自分が泣きそうになってしまったのを問題視されていましたが、クライエントに寄り添う、という点においてはすばらしいと私は感心してしまいました。ショックと感心で混乱していました。
しばらくして、私がショックに思った後、なぜ気づけなかったのだろうと振り返ってみました。

決めつけと慢心

それは「寝れないってよくあるものだ」という私の決めつけでした。私も若いころ、悩みがあると夜中に悶々と考えてなかなか寝付けないという経験があります。私の場合、それは時間が解決してくれるから深く考えずほっとけばいい、という自分への対処法のようなものがあります。それをクライエントと重ねて、勝手に大したことはないとスルーしているわけです。一緒だと勘違いしているわけです。
もうひとつスルーしてしまった原因は、私の悪癖である慢心です。ここ1,2カ月受講生の方と過ごす時間が長かったので、どうしても教えを請われる場面が多くありました。そうしていると、なんだか自分が経験豊富な人間だと勘違いしてしまうのです。

内省とスーパーバイザーの重要性

今回、自分で内省するに至れたので、気を引き締める良い機会にしたいと思います。
先日、たまたまJCDAの会報でもちょうどスーパーバイザーの重要性を書いている記事がありました。そういうものがちょうど手元に届いていた、ということは、資格をとって間もなく1年になる私に、今スーパービジョンが必要だよといった虫の知らせなのかもしれません。

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