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1983年6月6日パリの「娼婦街」サン・ドニを歩いてみた 〜 BGM は Doobie Bros, Deep Purple, 憂歌団, S&G, and Tom Waits ♫

6月6日は明日だけど, まぁいいっしょ。それと, サン・ドニは文字通り「歩いた」だけだよ, 最初に言っておくと。も一つ「それと」, タイトル上の写真はネット上から拝借したもの(この通りの写真を無闇に撮ったりしたら, もしかしたら危険かもしれない)。

1983年4月26日に日本を発って始めた, ユーラシア大陸「ほぼ」一周の旅 〜 フランス・パリには 6月3日に着いて, 翌6月4日にパリの映画館にて封切り4日目の「戦場のメリークリスマス」鑑賞, 長いなこの見出し!

どんだけ長い見出しなんだと思われつつ(?), ここにはただ, 昨日の note リンクを磔, 違う, 貼り付け。

サン・ドニ通りはパリ最古の通り(道)の一つで..

サン・ドニ通り というのはフランス語では Rue Saint-Denis, これを日本語でカタカナ表記する際は正式には「サン=ドニ通り」なのだろうと思う。でもこう書いてしまうとなんか「サン」と「ドニ」の間に, ブレス, 入れてしまいそうだ。

因みにもっともっと有名な, 日本人でも「ほぼ」誰でも聞いたことありそうな シャンゼリゼ通り(こっちは写真撮影したってもちろん何の危険もないし, 筆者が実際に 1983年6月9日に撮ったもの),

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この通りの名はフランス語では Avenue des Champs-Élysées, もしくは Les Champs-Élysées というわけだから, Saint-Denis を「サン=ドニ」と書けというなら, Champs-Élysées だって「シャン=ゼリゼ」じゃないのかよ, 日本ではいつも「シャンゼリゼ」じゃないかよと思わず言いたくなったあなた(あ, 俺もそうだ, 笑), しかしよく見ると Champs-Élysées の場合は Champs は Saint-Denis の Saint 同様に子音で終わってるけど, その後ろの Denis と違って, Élysées は母音で始まってるんだなぁ。

そういうわけでリエゾンしてるわけだから, Champs-Élysées は「シャン=ゼリゼ」とするわけにはいかず, 「シャンス(でも小さいス, そもそも発音する?)=エリゼ」としなくてはいけなくなってしまう。ああ, それは面倒くさい, というわけで, こっちは「シャンゼリゼ通り」とするしかなかったのかな。

因みに因みに(とフランス語喋れないくせにエラソーに, 笑), エリゼ宮(エリゼ宮殿, 現在のフランス共和国大統領官邸)は Élysée Palace, エリゼは Élysée ってなわけで, シャンゼリゼ Champs-Élysées の Élysées と ... 同じです, と書こうと思ったら, シャンゼリゼの後半「エリゼ」の方は末尾に が!

とほほ, 実際, フランス語「音痴」な筆者, これ以上の深入りはやめて, フランス語「談義」はこれにて突然の FIN .. あ, フランス語だ(笑)。

さてさて, シャンゼリゼ通りの脱線話題に文字数使い過ぎたところで, ここからようやく「サン・ドニ通り」。

以下, 冒頭 2段落だけ転載すると,

Rue Saint-Denis is one of the oldest streets in Paris. Its route was first laid out in the 1st century by the Romans, and then extended to the north in the Middle Ages. From the Middle Ages to the present day, the street has been notorious as a place of prostitution. Its name derives from it being the historic route to Saint-Denis.
The street extends as far as the 1st arrondissement and Rue de Rivoli to the south and as far as the 2nd arrondissement and the boulevard Saint-Denis to the north. It runs parallel to the boulevard de Sébastopol.

この通りは,

こちらも冒頭 2段落だけ転載すると,

パリ最大の娼婦街
サン・ドニ通りはパリ1区と2区にある通り。サン・ドニ通りと聞くと、今では娼婦街の代名詞になっているほど風俗関連のお店が多い通り。昼は閑散としていますが、夜になると怪しいネオンが灯り、多くの女性が通りに立って通りを行く男性をおびき寄せます。サン・ドニ通りは、南はパリ1区のリヴォリ通り、北はパリ2区のサン・ドニ大通りまで続き、セバストポル大通りと並行しています。
1世紀にできたパリ最古の道の一つ
娼婦街として有名なサン・ドニ通り。しかしこの通りは、パリで最も古い通りの一つで、1世紀頃にローマ帝国によって造られました。約2000年の歴史があることになります。中世になって道は北へ伸び、パリ北部の郊外都市サン・ドニ市、ポントワーズ、ルーアンまで伸びています。通りの名前は、その街からとられました。サン・ドニ市にはサン・ドニ大聖堂があり、歴代の王が眠っていることで有名です。歴代の王が首都に入るときは必ずサン・ドニ通りを勝利パレードで進みました。フランスにとってサン・ドニ通りはとても重要な道だったのです。サン・ドニという地名は、パリでキリスト教を広め最後には首を切られて殉教した聖ドニ(St Denis)にちなんでいます。彼はモンマルトルの丘で首を切られた後、自分の頭を持ったまま現在のサン・ドニ市がある場所まで歩いたと言われています。 1134年から両側に家が立ち並び、サン・ドニ通りは名前がいくつか変わりました。フランス革命の際にはフランシアード通り(rue de Franciade)として知られていました。またサン・ドニ通りは1832年の6月暴動の中心地になり、ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』に描かれました。

*上掲リンク先, この後も, フランスの歴史に触れた, 勉強になる話(マジで!)が続く。

因みに, フランスでは 1946年に施行された法律で「売春」斡旋や「売春」宿は禁止されたのだが, 「売春」そのものは合法であり続けているらしい(「売春」従事者は「売春」による収入から所得税を国に納める)。2016年からは「買春」禁止法が施行されているようだが(一方で「売春」は合法, 矛盾と言えば矛盾), しかしセックス・ワーカーやその組合組織などは, これがかえってセックス・ワーカーを危険な環境に追い込んでいるとして、セックス・ワーカー(ここでは「売春」従事者のこと)たちを病気や暴力の被害から守るために「買春」の非犯罪化を求める運動をしているとのこと(この辺り, 今日ネットをググって集めた情報, 本 note 筆者はこの件に全く詳しくないので, 一部不正確な情報も入っているかもしれない)。

さて, 1983年の旅の話に戻す。以下は, 1983年6月5日から 6月6日にかけての筆者の旅日記, 写真2枚(ただし「旅日記」写真2枚目は少し後の方, 下方にて)。 

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6月5日に ノートルダム大聖堂 を観てるから(あ, 今日は「」というより「」がトピックかよ, でも似たようなもんではないかと, つまり「」は「」なるものであ〜る?), 写真を磔, あ, またやったワザとらしい間違い, 写真を貼り付け(ただしこれは後日, 1983年6月9日に撮ったもの)。

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上の写真の左下に写っている人が, 筆者の当時のフランス人ガールフレンドです https://youtu.be/hpw4nmdHk1s ♫ 〇〇だから我慢 (Patience) してね。

さてさて, 1983年6月6日の旅日記, 上に載せた「旅日記」写真1枚目の最後のところからの続き。

1960年911生まれ日本人バックパッカーのバイブル(俺は無神論者でクリスチャンでも何でもないしバイブルってのもなぁ, あ, だからかえって気安くこの言葉を使えるってわけか, 笑)「何でも見てやろう」(1961年, 小田実)よろしく, パリ最大の娼婦街 とはどんなところなのか, まさしく, 文字通り, ただ「見に行った」のだった。

なお, 以下の旅日記に書いてあることは, 日本を出てから 1ヶ月半弱, その晩 些か疲れた頭で当時22歳と9ヶ月弱(細かい!)だった若者が書いた, 殴り書きメモに過ぎず(以下の筆者の「旅日記」写真ともう1枚ネット上から拝借した写真の後に続く),

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(以下はネット上からの拝借写真 lefigaro.fr)

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上掲, この写真の上の「旅日記」写真, その上からの続き)そして今日のこの note は, いわゆるセックス・ワーカーについてのもっと深い思考に関して書いていこうとするものでもないので, 念のため。

そういうわけで, それはそこまでなんだけど, そう言えば, 3日前, 6月2日は International Sex Workers’ Day だった。 

International Whores’ Day or International Sex Workers’ Day is observed annually on June 2 of each year, honours sex workers and recognises their often exploited working conditions. The event commemorates the occupation of Église Saint-Nizier in Lyon by more than a hundred sex workers on June 2, 1975 to draw attention to their inhumane working conditions. It has been celebrated annually since 1976. In German, it is known as Hurentag (Whore's Day). In Spanish-speaking countries, it is the Día Internacional de la Trabajadora Sexual, the International Day of the Sex Worker.
Background
In the 1970s, French police kept sex workers under increasing pressure. The police reprisals forced sex workers to work increasingly in secret. As a result, protection of sex workers decreased and led to more violence against them. After two murders and the unwillingness of the government to improve the situation, sex workers in Lyon occupied the Saint-Nizier church in rue de Brest and went on strike. The striking workers sang political chants and demanded decent working conditions and an end to stigma.
The police cleared the church after eight days. The event marks the starting point of an international movement of sex workers for sex workers’ rights.

因みに, 上掲リンク先 Wikipedia によると, "Similar memorial" として 3月3日(当然ながら偶然ではあるが日本の「ひな祭り」の日と同じ!)の "International Sex Workers' Rights Day" や 12月17日の "International Day to End Violence Against Sex Workers" などがある。

もう 1, 2, リンクを付ける。

(2016年5月18日付)

(2011年4月18日付)

「娼婦」が(歌詞の中などで)歌われている曲

さてさて, 前章にも書いたように, 今日のこの note は セックス・ワーカー についてのもっと深い思考に関して書いていこうとするものではなく, ここから先は, 筆者の好きな音楽の世界で, セックス・ワーカー, なかでも今日トピックにしたパリのサン・ドニ通りで働いている人たち, 彼女(実際には「彼」もいると思う)らのようないわゆる「娼婦」が歌詞などに登場する歌を, 次章以降で取り上げようと思う。

South City Midnight Lady 〜 The Doobie Brothers

ドゥービーの数多の素晴らしい曲の中でも最も美しい曲の一つ, この "South City Midnight Lady", これはどうやら, いや確実にと言っていいのではと思うけれど, 「娼婦」に救われた男の物語を歌っている歌。

South City Midnight Lady 〜 from The Doobie Brothers' third studio album "The Captain and Me" released on March 2, 1973 ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

Strange Kind of Woman 〜 Deep Purple

Strange Kind of Woman 〜 Deep Purple, originally released as a follow-up single after "Black Night" in early 1971, and included on the US/Canadian/Japanese editions of 1971 album "Fireball" ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース 〜 憂歌団

日本が誇る(別に国に誇られる必要はないけれど!), ブルーズ・バンド, 憂歌団。彼らの 1975年11月1日リリースのデビュー・アルバム(中3の時に買って聴いて大感動した, 初めて聴いた日本のブルーズ!)に収録されていた「ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース」, あの歌はどう考えても, 日本の伝説の「娼婦」, 横浜の「メリーさん」(1921年生まれで 2005年他界, 出身は岡山県らしい)のことを歌った歌なのだと思う。ただ, 少しだけ謎なのは, 「メリーさん」が世に広く知られるようになったのは 1980年代に入ってからのようなので, 大阪出身のブルーズ・バンド, 憂歌団の彼らが 1970年代半ばに既にこの歌を歌っていたという事実には改めて, やや驚くところはある。

まぁ広く知られるようになったのは 1980年代以降ではあるものの, 1960年前後から横浜で「娼婦」をするようになった「メリーさん」は, 既に早くからまさしく「知る人ぞ知る」といった存在ではあったのかもしれない。

さて, 憂歌団のそのデビュー・アルバムに収録された「ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース」, あれはホントいいので, あれをリンク貼れれば一番いいんだけど, とりあえず YouTube 上とかにはない。

以下(ちょっと下の方!)にリンクを貼る音源は, 憂歌団のデビュー直前, 1975年5月24日に憂歌団がレコーディングしたスタジオ・セッションのもよう。5曲目が「ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース」だが, 何しろデビュー前のセッション, 出だしを含め, 日本最高のブルーズ・ヴォーカリストの一人, 木村充揮のヴォーカルの音程に揺れがあるのが残念。

ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース」の歌詞は, 本章の最下部にて。なお, Jelly Roll はダブル・ミーニング ♫

このことは, 以下リンク先 note にも書いた。つまり, Paul Simon の "Take Me to the Mardi Gras" の歌詞に Jelly Roll が登場するので。

しかしまぁこれ, 

これってこの音源, めっちゃくちゃ貴重で染みる中身。因みに 11曲目にある "Shake Your Money Maker ~スモーキン・ブギ" の「スモーキン・ブギ」は, もちろんあの宇崎竜童が率いたダウン・タウン・ブギウギ・バンドのヒット曲で, 実は「スモーキン・ブギ」は元ネタがあって, 1961年に Elmore James が初めてレコーディングしたブルーズ・スタンダード "Shake Your Money Maker", あ, そう言えばその "Shake Your Money Maker" の方, あの歌の方は「スモーキン・ブギ」と違って,「娼婦」のことを歌った歌だったような!

01. Key To The Highway 0:00
02. 君といつまでも 3:21
03. ハイそれまでョ 7:24
04. 夜空を仰いで 8:46
05. ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース 13:05
06. Kind Hearted Woman 17:05
07. Rollin' & Tumblin' 19:48
08. I Can't Be Satisfied 23:30
09. King Fish Blues 26:52
10. おそうじオバチャン 29:51
11. Shake Your Money Maker ~スモーキン・ブギ 33:26
12. グッバイ・ベイビー 37:04

05. ジェリー・ロール・ベイカー・ブルース (13:05)

..............................

*この曲の歌詞については, JASRAC から筆者に対して音楽著作権侵害の指摘は為されていない。指摘漏れなのか, 管轄外なのか, 著作権フリーなのか, 事情は不明。あらためて指摘があれば削除するものとし, とりあえず判断を保留する(2022.9.2 加筆/編集)。

..............................

港が見える小さなパン屋
メリーという名の 女が焼いてる
甘くて、すっぱい メリーが焼いた
ジェリー・ロール 最高の味だよ
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース

あんたも一度 訪ねておいでよ
メリーが心こめて 焼いてくれるよ
甘くて、すっぱい メリーが焼いた
ジェリー・ロール 最高の味だよ
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ノー・マミー、ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース

メリーが心こめて 焼いてくれるよ
甘くて、すっぱい メリーがコネた
ジェリー・ロール 最高の味だよ
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ノー・マミー、ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
もっともっと、ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
Oh yeah, ジェリー・ロール・ ベイカーズ・ブルース
ジェリー・ロール・ ベイカーズ・ブルース

....................................

なお, 1975年11月1日リリースのデビュー・アルバム収録ヴァージョンの方の 3番の歌詞は, 以下の通り。

港が見える小さなパン屋
メリーという名の 女がコネてる
すっぱいニオイの, メリーがコネた
ジェリー・ロール 最高の味だよ
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ノー・マミー、ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース
ジェリー・ロール・ベイカーズ・ブルース

Blessed 〜 Simon & Garfunkel

歌詞に登場する "hookers" は hooker の複数形, hooker はアメリカ英語の俗語で, 「娼婦」のこと。歌について, 歌詞について, 詳しくはこちら。

Blessed 〜 from Simon & Garfunkel's second studio album "Sounds of Silence" released on January 17, 1966

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。英語歌詞・原詞は公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

..............................

以下の和訳は, 本 note の筆者自身が英語歌詞を日本語にしたものだけれど, 上掲リンク先 note 投稿にも書いた通りで, 訳した当時の気分が背景にあって些か意訳混じり ♫

..............................

柔和で辛抱強い人々に幸いあれ
何故なら彼らはその権利を受け継ぐであろう
血を流す子羊に幸いあれ
抑圧され、つばをかけられ、裏切られた人々に幸いあれ
神よ 何故僕を見放したのか?
僕には行く当てもなく
昨夜もソーホー街をうろついたりしていました
だけど僕には何の意味もないことなんです

大地と王国に幸いあれ
ソウル(魂)を持つ人々に幸いあれ
興奮剤を飲む人々、マリファナを売る人々、
幻想の世界の住人達に幸いあれ
神よ 何故僕を見放したのか?
だけど僕の言葉はぽたぽたとしたたり落ちていく
僕が癒そうともしない傷口のようにね

ステンドグラスや窓ガラスに幸いあれ
僕を神経質にする教会の奉仕に幸いあれ
小銭を騙し取る人々、安っぽい娼婦達、
いかした美女達に幸いあれ
だけど神よ 何故僕を見放したのか?
僕はずっと自分自身の庭を手入れしてきました
あまりにも時間をかけ過ぎたのです

The Boxer 〜 Simon & Garfunkel

歌詞に登場する "whores" は whore の複数形, つまり「娼婦」たち。

本 note 投稿の第2章の終わりの方で一部(冒頭部分と Background の記述を)転載したけれど, その冒頭部分を再び。

International Whores’ Day or International Sex Workers’ Day is observed annually on June 2 of each year, honours sex workers and recognises their often exploited working conditions. The event commemorates the occupation of Église Saint-Nizier in Lyon by more than a hundred sex workers on June 2, 1975 to draw attention to their inhumane working conditions. It has been celebrated annually since 1976. In German, it is known as Hurentag (Whore's Day). In Spanish-speaking countries, it is the Día Internacional de la Trabajadora Sexual, the International Day of the Sex Worker.

なお, 

この歌, Simon & Garfunkel の "The Boxer" については, ちょっと Wikipedia から引いておくと,

The song, written by Paul Simon, is a folk rock ballad that variously takes the form of a first-person lament as well as a third-person sketch of a boxer. The lyrics are largely autobiographical and partially inspired by the Bible, and were written during a time when Simon felt he was being unfairly criticized. The song's lyrics discuss poverty and loneliness. It is particularly known for its plaintive refrain, in which they sing 'lie-la-lie', accompanied by a heavily reverbed snare drum.

というわけで, 実は(「実は」ということでもないけれど)ポール・サイモン, 彼の「宗教」上の信条はよく知らないが(ユダヤ系アメリカ人とはいえ, おそらくユダヤ教の信仰者ではないと思うが, しかし他方, クリスチャンなのか, あるいは無神論者なのか正確には分からない, ポール・サイモンの音楽のファンになってから半世紀という筆者ながら!), わりと「聖書」に絡む歌は歌っている(比率的に多いというわけでは決してないが)。

例えば前章で載せたこれ, "hookers" つまり「娼婦たち」が歌詞に登場するこれとか, S&G 時代の "Blessed" ♫

これもそう, 歌詞に "Bible", 「聖書」そのものが登場する, ソロになってからの "Duncan" ♫

因みにこれ, これは「聖書」に絡むというより, アメリカ合州国(「アメリカ合衆国」)の建国神話に絡みつつ, 併せてキリスト教に絡む内容が含まれる歌, "American Tune" ♫

他にも色々あるけれど, でもまぁ, 脱線トピックはともかくとして!

ボクサー 聴こう。

The Boxer 〜 Simon & Garfunkel, released as a single on March 21, 1969 and later included on their fifth and final studio album "Bridge Over Troubled Water" released on January 26, 1970 ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

Bonus track 〜 "(Looking for) the Heart of Saturday Night" by Tom Waits

まぁこれはちょっと違うので, 前章までとは別けて, 何というか, 「ボーナス・トラック」みたいなもので ♫

今日は土曜日, Saturday じゃないか, しかもこのアルバムのカヴァーの絵柄(下方にリンクを貼るミュージック・クリップのイメージがそれ), その絵柄自体は, 今日のこの note 投稿の中身に何となくマッチしてるので。

そもそもこの曲, 筆者, 大好きなのだ(なんてこと言い出したら今日の note のトピックとかからどんどん離れていってしまうけれど!)。因みに今日取り上げた他の曲も好きなのばかりだけど, しいて言えば, Deep Purple のあれはそんな取り立てて好きというほどではない, 懐かしい曲だけど。

(Looking for) the Heart of Saturday Night は, ほんと, 素晴らしい。Tom Waits もほんと, 素晴らしい。Tom Waits にはほんと, お世話になってきた!

ではでは,

(Looking for) the Heart of Saturday Night 〜 the title track of Tom Waits' second studio album "The Heart of Saturday Night" released on October 15, 1974 on ASYLUM Records ♫

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.2 加筆/削除/編集)。

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