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『教科書にない日本の歴史~未来は過去、すべては巡っている~』

こんにちは^^

皆さんは学生時代、歴史は好きでしたか?と言っても勉強は好きでも嫌いでもやってきたと思います。その中でも歴史というのは皆さんにとってどのようなイメージでしたか?私は年代とか人の名前とか出来事の名称とかを暗記する科目のイメージです。

そのため歴史は嫌いでしたが、今一度歴史の勉強をしてみるとおもしろすぎることがわかりました。なぜなら、ただただ暗記していた時とは違い、何故その出来事が起きたのか?その歴史がどうつながるのか?を勉強したからです。

こういった言葉があります。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

今一度、歴史を学んでみると大きな発見があるかもしれません。

できるだけ短くまとめますので、読んでいただけたら幸いです。

※基礎的な部分などは端折ってあります。

(前回の続きとなっておりますので、良ければ前回記事も読んでみてください)

|前回のあらすじ

日本は2年もの間拒み続けたのち、ABCD包囲網により日本存続の危機を感じ第二次世界大戦に参戦しました。

結果はみなさんご存じの通り、原子爆弾を2発日本に落とされたのち無条件降伏をしました。

その後、日本はGHQによるWGIP(戦争による罪悪感を植え付けるためのプログラム)を受けます。この内容は現代の社会にも大きく影響を受けており、日本人の心は奪われていきました。

それでも日本はもう一度、平和で皆が豊かに暮らせる国を築こうと立ち上がり、規格大量生産により経済を発展させ、東京オリンピック・パラリンピックの開催により復興(再び立ち上がったこと)を世界に示しました。

本日はその後、日本はどのような歴史を経ていったのか、高度経済成長期からの日本を紹介します。

|高度経済成長

日本は戦後、とにかく物を作り海外へ多くの商品を輸出しようと努めてきました。しかし、量だけではなく質にもこだわりを持とうという動きが出始め、規格大量生産+高品質の商品を販売するようになりました。

これにより日本の工業生産物が世界中で評価を受け、日本製品は品質が高いという信頼を得ます

この時期はモノを作る製造業に勤める労働者にお金持ちが増えていきました。

現代は製造業者より販売業者やサービス業者のほうが多く資金を得ていることが多いですが、なぜ戦後は製造業が潤っていたのでしょうか?

その理由は、戦後は物不足だったからです。そのため物をとにかく作れば売れていました。

|物不足から物余りに

経済が発展していくとともに、製品が飽和状態となり、規格大量生産では物余りが起きるようになりました。

|社会需要の変化

戦後は先ほどのように製造業者に多くの資金が流れていました。これは集団就職のときですが、このように製造業に需要があることをブルーカラーと言います。

ブルーカラーの時代では、工場にプールや公園、レストランや出会いなどもあり、工場で働く人と結婚すれば生涯安泰と言われていました。

しかし、物余りの時代に移ると、より良い製品が求められるようになり、工場で働く人より、物を売る人に多くの資金が流れるホワイトカラーになりました。

歴史や経済を学ぶことは、自分の人生や家族の幸せを守ることにもつながるのかもしれましせんね。

|バブル崩壊と失われた20年

先ほど紹介したように、これまで作れば作っただけ売れていたものが売れなくなり、品質の良いものだけが売れるようになりました。

つまり物が売れなくなり経済がどんどんとしぼんでいったのです。

そして人々はホワイトカラーの次は何だ?と、20年間もの間迷走し続けました。これが失われた20年と言われているものです。

|今後の日本はどうする?

現代の日本は、コロナ禍で職を失う人やオンライン化、超少子高齢化による多くの影響、AIの普及による職の減少。今大きく時代が変わってます

これまでの常識は古いものとなり、新しい常識を探し出し、これまでにないほどの大きな時代を築かなければならない境地に立たされています。

私たちは今後何をすればいいのでしょうか?

未来の子供たち、日本、世界に何を残せるでしょうか?

|新しい世界

今後は、これまでの常識が通用しない新しい世界が来ることでしょう。

その中でも、AIの普及は大きな変化をもたらすと思われます。

AIの役割、また人間がやらなければならないことは何なのか?そういったことを考えなければなりません。

”考える”ことや”決める”ことは人間よりAIのほうがはるかに上です。しかし、AIは責任を取らないです。すべてはプログラムの上で成り立っているから。

AIが問題を起こしたらだれが責任を取るのでしょうか?

だれも責任を取らなければ、それは崩壊を招きます。これも歴史を見るとわかることで、これまで多くの人がいろんな国を築こうとしてきましたが、ほとんどが崩壊しています。それは誰も責任を取らないからです。

|AIの普及によるテクノロジー社会での人間の仕事

まずは責任を取るということでしょう。理由は先ほど説明した通りです。

また、農業や漁業、職人業などの第一産業は人間の繊細な感覚が必要です。AIのようにプログラムだけではうまくはいかないでしょう。

|未来は過去?

今後また第一産業が潤っていくかもしれないと考えると、もしかすると時代は未来へ進んでいるようで、過去にさかのぼっているのかもしれないとも考えられます。

手塚治虫の「火の鳥」という作品の中にもこのような言葉があります。

「過去はすでに起きた未来。未来はこれから起こる過去」

そう考えると、”未来”を考えるうえで”歴史を学ぶ”ことはとても重要なことではないでしょう
か?

|つづく・・・

お読みいただきありがとうございました^^

今回は高度経済成長からお話ししましたが、いかがだったでしょうか?

歴史から未来のヒントが見つかっていれば幸いです。また、みなさんご存じだとは思いますが、行動しなければ意味がありません

今の自分にできることは何か考え、行動してみましょう。

次回は、今回の内容を見たうえで、未来へ繋ぎたい日本の特徴とその素晴らしさをご紹介します。


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