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- リスキリング vol.11 - We Are Asian!!


知らない国が多すぎる!

世の中には80億近く人間がいるので、いろいろな人がいるんだと思います。私が行ってる学校にも、さまざまな国から勉強しに来ているわけです。よく紹介しているメインボリュームのインドと中国をはじめ、他にもネパール、スリランカ、バングラディシュとイランも多くて意外ではない。台湾、香港も。ロシアとか南米、アフリカの人も中にはいるんですけど、アジア、アジア、アジア、アジア地域の人ばっかり。毎度ですが、ここドコなんだよ!?中でも、私の絡みで新鮮!と思ったのが・・・
イエメン
アゼルバイジャン
カザフスタン
このワールドカップアジア2次予選みたいな感じ。

イエメンって・・・

イエメン共和国。ご存知ですか?私は全く馴染みがありませんでした。

大学はアメリカで、カフェを経営していた(イエメンはコーヒー豆が有名だそうです)という彼。背景は若干謎ですが、彼の英語は私には聞き取りやすくて、めっちゃ上手。しかも会社を3つ持ってるって、スゲーな。うまく経営できてんのかな。ちなみに民族衣装着てる写真はカッコいいです。しかしながら、彼からは王族の匂いしかしない

中央アジア

ところ変わって、アゼルバイジャン。旧ソ連の国です。バクーの油田は知ってましたけど、縁のない国です。

母国でCommerceのMaster's degreeを持つ彼女、ご主人は軍関連、Defence Ministryだそうで、平和監視でパキスタンとかアフガニスタンに行ってたって、テレビのニュースで観てたやつじゃん。割とグイグイ系で、授業中にちょっとしたことですぐ質問してきますし、娘さんが隣でiPadずっと観てるっていう。だって仕方ないじゃんって言ってました。いや、全く構わないと思いますし、逆にその手はあるんだって思いました。

もう一つ、カザフスタン。サッカーの98年フランスワールドカップ・アジア予選のイメージしかなかったです。

母国のフラッグキャリアで働いていた彼女。大学で日本語習ったって、いくつか話してくれました。彼女は、ビジネスを起こしたいそうで、いくつかアイデアがあるって。その中で、カザフスタンでは馬の肉を食べる習慣があるみたいで、馬肉を使ったラーメンって流行るかどう思う?って。ラーメンは今大流行しててピーク感はあるけど、もう少し需要はありそうですし、馬肉は差別化にはなりそうです。が、、、北米は馬肉食べる習慣が微妙だからどうかな。馬肉ラーメン。割と人間に近い位置にいるんですよね、お馬さん。

授業は正直しんどい

さて、肝心の授業ですが、まあ、しんどいです。休み期間に準備もしたし、言語のディスアドバンテージくらいだろうと思っていたんですが。いや〜、そんなこと全然ない、ない。言葉のスキル不足に加えて、勉強する内容自体が難しいこと多いですよ、そうは言っても。

何がって。。。

授業中に記事読んでディスカッション。DeepLなしだと読むスピードも遅いのがツラい。よーいどんすると、インド人の半分くらいしか読めてないです。最終的には当たるも八卦のスキャニングなんだけども、的を捉えきれてないことが多い。

そもそも、予習してて、内容を訳しても、その日本語が難しいってパターンもあります。日本語の文章が理解できないんですけど、、、という。漢字が5文字以上並んだりすると、これどういう意味だよって時間かかるし頭に入ってこない。仏教用語かと思いますよ。難しいことをわかりやすく噛み砕くのがスマートなのに、AIさんよ

勉強に割く時間は以前よりも増えてますし、意識も変わってます。まぁ、楽勝ですとか、うまいことやってますってよりは、苦戦した方が、投資したお金を回収できてる感があっていいんですけど。。。(どの道、成果は大して差がないと思いますが気分の問題)

そもそも専門外のことは、日本語でも難解なんですよね。これがわからないってことは、1個前のこれもわかんなくて、ってことはこれをまず理解しないといけなくて・・・なんて「知の沼」にハマることも・・・

なぜ日本はデフレから脱却できないの?

記事読んでディスカッションするのは、管理会計のクラスなんですが、最近は決算引っ張ってきて経営を見てみようって。個人的には、カナダのULCCが経営微妙って事例から要因を考えるのが為になりましたが、テスラ、エヌビとホットなところが学生さん達はお好きみたい。ITの巨人たちのニュースや株価はおおよそ把握しているから、話は難しくないんですけど、脱線するとついていけない。テスラのバッテリーをパナソニックがやってるとかいきなり言われても、へぇ、そうだったんだとしか。なんだ、知らないのかってクラスメイトに言われても、知らねぇよって。毎度ですが、日本のことなんでも知ってるわけではないですから。ということで、日経電子版、再開します。

もう一つ。これも、私に聞くなよシリーズ。クラスメイトの出身、イランやロシアは強いインフレに苦しんでる(北米も大概ですが)って流れから、ジャパンだけ例外的にデフレだよねって教授が。テジャスが日本は中央銀行が金融緩和をやめないって、どこで仕入れて来たんだよって話をして膨らませちゃったもんだから。お鉢が回ってきちゃうんだけど、これ、日本語でも簡潔に説明できないよ。後ろの席のロシア人にもWhy? Why?って言われて。理由がいくつかあってさって、金融政策だけで解決する話じゃなくて、経済や社会構造の問題もあるんだよって、全部連動しちゃうからトリガー引けないんだって、ここまで。細かい話は、言えなかった。。。これだと雑談レベル。ディープなレベルには入ってけない。毎度この悔しさよ

にしても、もはや知ってる人は知っているんですね、日本経済が混迷して下り坂ってこと。

リーダーのチャンス到来

情報システムのクラスでは、グループプロジェクトのリーダーをやってみます。集まったメンバーの背景をみると、親和性的には私ができそうかなというのもあって。こういうのは課題に対するアウトプットの解像度が高い人が音頭取って仕切っちゃった方がよいです。一番イヤなのは、ワイワイやるのはいいんだけど、船頭がフワッとして全体が曇ってて、手だけ動かしてる感じ。
俺の思い付きは譲らんっていう台湾の子と、初めてのセメスターですというインドの子たち。人の思い付きを形にして回すのは慣れたものなんで、願ってもない良い機会。個人的にはテストよりもこっちの経験の方がありがたいし大事です。

蘇る、社畜の魂

授業への取組もなかなかタフですが、体力的にも。。。学校に行くのは週2日、そのうち1日は、朝子供をドロップして午前中授業、ランチ挟んで午後まで2コマ。子供ピックして家のことやって、仕事場にGo 。勉強して、仕事して、日付変わって深夜に帰宅。体はクタクタ、けど脳みそはCooling downしてなくて自律神経昂ぶってる。4-5年前を思い出します。今は週1だけど、昔は週5とか6に近かった訳で。もうやりたくないな。ヤダ。入眠は早いけど、夢見たりなんか浅いです。忘れていた感覚にまた火がついてしまった感じ。

何に失望するかというと・・・

今期は足掛かりまでで手いっぱいですが、次かその次の学期では、以前にもちょろっと掲げた自分のテーマに挑戦して、学校へ行ったオリジナルの価値を探ります。

しかし、日本の存在感というのは、授業で度々取り上げられることでよくわかります。(説明せい、みたいな流れにならないかドキドキしてますけどね、毎度)  そんな中、敬愛するマコトさんにハッとさせられたのが、先輩たちが築いてきた"日本人"というブランドを失う訳にはいかない、という言葉。日本人がマイノリティの社会にいると、立ち位置をどうすればうまく立ち回れるか・・・適応することばかりを私は考えていましたが、薄い、浅い。そもそも日本や日本人は、どう見られてきたのか、その価値は何だったんだってね。私はそれを話せるのか、いや話せない。そこに失望します。最近の経済うんぬんもだけど、あんた、日本人なのに、日本のこと全然知らないよねっていう。菊と刀でも読めばいいのかって言うとそうではないけど、日本のプライドがわかって、彼らとやり合えるってのはある。

ということで、結果長くなりました。ブロックごと落としてもよいのがあったかな。まま、アジアンとか振っていおいて、その前に実は日本を知らない自分に、勝手に失望しているお話でした。

私もプレゼンテーションのネタを決めて、準備しないと・・・発表中に質問したり、問いに答えたりするとキャンディとかスナック上げたりしてますよ。私はせんべいを準備しよう。

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