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世の人々に先生という呼称を添えられている人。人知れずこっそり楽器を弾き,音楽を作ってい…

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世の人々に先生という呼称を添えられている人。人知れずこっそり楽器を弾き,音楽を作っています。

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最近の記事

モンキチョウ

1月のことです。 暖冬とはいえ,朝はそれなりに氷点下になる日々。 そんな中,家の中に蝶が迷い込んできました。黄色い羽ですから,モンキチョウだろうと踏んでいました。 娘はチョウが部屋の中を飛ぶ様子に驚き,早く出してあげないとかわいそうだと騒ぎます。 さて出してあげるか,と思ったら姿が見えない。きっと何かのどさくさで出て行ったのでしょう。 この時期にもチョウが飛ぶんだね,と話していたところでした。 ところが,数日後2階ベランダの壁面にチョウが張り付いていることに気付きました。

    • 【高校】卒業式の前日

      去年の今頃は卒業式の前日。自分が奇しくも3年間担任した彼らを送り出す側でした。彼らを担任している最中はいろいろ祟ったのか,学校で倒れて搬送されそのまま入院・病休を取ったり,手術をしたり。 こう書いてしまうとさぞご心労が・・・と言われたりするのですが,単に自分が厄年で体調を崩しただけの話。担任した彼らは芯の強く目標のはっきりした人々で,味のある人々ばかりでした。入院見舞いの写真アルバムだの作ってくれたり,卒業の際のありがとうアルバムだの,枚挙にいとまがありません。もはや家族み

      • 言葉を覚えたいと希求する瞬間

        過日所用でインドネシアへ出向いてきました。 インドネシアで会った人々は,皆さんが現地語と英語を切り替えて使っていることに衝撃を受けました。英語が外国語のはずなのに,なぜにそこまで話せるのだろう。こちらの同行者が英語を解するから助かったものの,それでも堪能な英語に舌を巻くばかり。 その中でタイミングが重なり,向こうの人と自分とで一対一で山登りの話をすることになってしまいました。 さて困った。 アルバムを見せながら英語で話しかけてくる。 断片的には理解できるけども,こっちが返

        • 旨い味噌で呑む歓び

          味噌・麺汁との出会いを求めて旅先で土産物コーナーとか目にすると,間違いなく味噌・醤油・めんつゆ(麺汁)のコーナーに出向く。その土地のそれらの味覚こそ,その土地で愛されてやまない味であり,それに肖りたいという密かなる願望を持って対峙してしまう。 焼酎と味噌最近,焼酎の〇〇割りと宴を共にする食べ物に悩むようになってきた。ポテチ(のりしお)・生牡蠣(ポン酢)・笹かまぼこ…(これらは実に怪しからんうまさを誇るから,否定はしない)と走りたくなるのだが,結局呑むところになると,相応の塩

        モンキチョウ

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        • DTM
          2本

        記事

          【高校】あてる・あてないの是非

          自分は高校の教壇に立つ人間ですが,昔からの習慣なのか,教科の特性からなのか,生徒にあてることをあまり好みません。 あくまで主観なのですが,こう思うのです。 <予習前提の教科>国語・数学・英語→「やってきている」ことが前提だから,答えが用意されているはず…ならばあてて答えを聞くのが当然。やってきていなければ「なんでやってこないんだ」的な展開も想像に難くない <予習を前提としない教科>理科・社会→「やってきていない」ことが前提だから,何でやってこないんだ的なところを問うこと

          【高校】あてる・あてないの是非