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Le problème qui bloque ma respiration

あなたのいない時間に、あなたの家に行った。

あなたが女の子を妊娠させたと知ったとき
怒りと戸惑いでどうにかなりそうで、当事者のあなたに強く言ってしまった。

お詫びに、あなたと再会した日に飲むつもりだったお茶を
玄関のドアに掛けて帰った。

「こんばんは、玄関のお茶見つけたよ。
こんなの思ってもみなかった、嬉しい。ありがとう。

はは、うん、昨日の君はキツかった。でもフォローありがとう。

彼女妊娠してた。医者にも確認してもらった。予想してなかったな。
うまくいくことを願ってる。

ところで君は、素敵な人に出会えた?」

あなたからのメッセージを読んでから、ずっと胸が苦しい。

うまくいくって何が?
産むってはっきり言わないのは、そうじゃないから?
どうして私のこと、今聞くの?聞ける状況なの?

一緒にいた頃は、お互いのことがわかりすぎて
喧嘩すらできない私たちだったけど
今はあなたの考えていることが、何一つわからない。

「本当はあなたと一緒に飲みたかったお茶だけどね、はは。

絶対に、全てうまくいくよ。

赤ちゃんはあなたたちを選んだんだよ。素晴らしいことだよ。」

何と励ましたらいいのかわからなかった。

多分あなたが求めていたのは、こんな言葉じゃなかったんだと思う。

「うん、先月素敵な人に出会ったよ。

彼がどんな関係を望んでいるのか、私自身彼のこと好きなのか
まだ何もわからないけど。」

最近たまに会っている男の人のことを話した。
それが恋かどうかはわからないけど、そんなことはどうでもいい。
あなたよりも好きになれる人を、はやくみつけたい。

私たちの関係は3ヶ月前に終わっているはずなのに。
どうしてこんなにつらいんだろう。

あなたからの返事はまだ来ない。


おいしい味噌汁を飲みにいきます。