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「関門」のデザイン

 『関門海峡』ってご存知ですかね?
 本州(山口県)と九州(福岡県)とは陸続きではなく、ほんの数百メートル隔てて相互間に海があります。そこの名称です。

手前側が九州


 もちろん、道路・鉄道が繋がっていて、橋と海底トンネルとが開通しています。
 本記事の終盤の地図でも明確ですが、もう少し詳しく言えば、JR在来線・山陽本線のトンネルだけが少し離れたルートであるものの、新幹線トンネル/一般道・国道2号線のトンネル/高速道路の橋 は割と近くを通っています。またその国道は2層構造になっていて、自動車道+「人道トンネル」として自転車や歩行者もが通行できるのですね!🚴🚶

その距離 800m程度

 

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 一旦、話が変わって。
 カンモンと言えば、市民マラソンでは時間制限があって、走るペースが遅く時間が掛かり過ぎている後方ランナーに対して、〔続行中止〕措置が取られます。その時の区切りとなるチェックポイント/収容地点が『関門』と呼ばれます。

 それ以外の場面でも、ちょっとした”区切り”で前後のパートが分かれる時とかに、『関門』を超える/に引っ掛かる のような語法がありますよね。
 何らかの資格取得の際に、試験が〔1次〕〔2次〕と2段階になっていれば、【1次テストの関門を突破したけれど2次はで不合格になった】と表現することがあったり。

 つまり、「関所」のことだと思って差し支えないでしょう。
 そしてそこの通過が自由ではなく、”門”が設置されている🏫概念的な場合もあれば物理的な例もあります。

 

 昔の街道など、通行者にとっての関所があったこともイメージできますか?箱根関はこねのせきとか鈴鹿関すずかのせきとか。

 本州と九州との間にも、ナントカいう関所があったのでしょうか?
 関門 - かんもん - と呼ばれているくらいですので🤔

 

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 ご存知の方には鼻で笑われたかもしれませんが、そこにあるのは関所ではなくて海峡🌊

 関門かんもんという呼称の意味/由来は、山口県側・下関市の”関”と福岡県側・北九州市門司区の”門”とをくっつけたのですね📖
 もとい、山口県側は「馬関」の”関”と言わないと不適切なのかも!※下関の旧名が馬関

† ちなみに、毎年11月初旬に下関市で開催される市民マラソン大会の名称は『下関海響かいきょうマラソン』です🏃オシャレですね👟

 《第一関門を制限時間内に通過》のカンモンと《関門海峡/関門トンネル》のカンモンとは、漢字こそ同じであれ全く別ものだった💡 というのがご自身にとって「新たな気付き」だった、という方は画面の前でこっそりと挙手願います🙋🤣

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