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多義語の使い分け③ - 充分に馴染みのあるPC用語

 前回の記事では、『オンライン』の対義語として『オフライン』を置くのは正当だけれど、それの意味・用法としては・・・🤔と、明確な〔論旨〕を示さずに記事を締めました。
※まだの方は先に覗いてみてください🙇

 

『オフライン』=『対面』の概念を当てがってしまう傾向

について、私見としてはどうも”しっくりこない”のです…😵‍💫

 インターネット接続状態そのものが『オンライン』。それが”切れた”状態が『オフ』、つまりWi-Fi不良を含めたネット環境が未接続≒通信不能なステータスであるとのニュアンスを表すのが『オフライン』なのでは?
(場合によっては、言わば”解き放たれた”不拘束”とも言える環境…)

 モノゴトの捉え方において、別の概念である《対面か否か》の方を主軸にしてしまうことにより、多勢が〔語意〕を新たに作ってしまうことの慣用性の一例なのか…と驚異を覚えました😲

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 そして、今回は《PC用語/扱い》についての話題です。
 ですので、普段は専らスマホで「PCを操作することなどない!」という方には馴染みにくくなっており恐縮です🙏

 

 そもそも普段…
 会話や説明文において、同一のワードを繰り返す/頻出する という”調子”は、まどろっこしいというか冗長性が高いというか、あまり望ましくない感じがしますね。蛇足な重複はスムーズではないし、より肝心な事項が薄まってしまうし、丁寧さの効用よりもむしろデメリットが大きくなりがち。

 だからと言って(いや、上記を意識し過ぎたから、という経緯ではないのだと推察されるスタイルとして、)雑な呼称で済ます傾向があるようで、しばしば困惑させられます。「理解を阻害しかねない」どころではない深刻な事態へと繋がりかねません。
※先日のコチラ👇が、気になる典型例

 

 PC仕事周辺の会話をする際に、言葉表現が端的で一義的ではない様子で押し切ろうとする人が多く、しばしば困惑させられます。上級者の専門用語の話ではなくて、あくまで事務仕事において日常的に必須で基礎的な語句。

 こんな一例はどうでしょうか。
 『フォルダ』って馴染み深い用語ですよね。アイコンが並んだ状態/各種ファイルを収めておくものをそう呼びます。
 このように👇ほとんどの方がご存知の通りです。

 そして、使用されているメールソフトにもよるのですが、例えばOutlookの場合に、その範疇にても同様に『フォルダ』という概念が存在します。

【表示】タブ-フォルダウィンドウ:標準 で画面左端に👆

 

 このような【呼称の被り】がみられる場合、やや”くどい”と感じるくらいにでも、都度都度詳細に表現しておくことが望ましいです。
・《クラウド内のフォルダ》《共有保存しているファイルフォルダ》
・《Outlook内メールボックス○○内の子フォルダ》

※後者の場合、完全にpersonalなものばかりであれば混乱は招きにくいかもですが、《部署内共有アドレス》という環境も珍しくありませんので…^^;

 

サインイン/サインオン/ログイン/起動/立ち上げる/スタートアップ…
何かと"場違い"な使われ方があるようで

ダウンロード/インストール/単なる保存…
似て非なる〔行為〕を混同するのも玉に瑕😵‍💫

 

 その他、特にIT用語系で、気になる”混同”や語法間違い/貴方が気になる例はありませんか?

 あるいは、世間の傾向や妙な多勢慣習を既にキャッチしていて「自分はこう工夫して明確化(差別化)するようにしている」との心掛け/工夫アイデアがあれば、ぜひおしえてください🙇

 

次回は、上記題材よりもっと確実に「貴方にとって身近であるはず」の《SNS用語》について展開します。
お見逃しなくどうぞ(@^^)/~~~

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