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ことわざ・慣用句のデザイン⑤ - 突拍子もない発言

 今回もまた、テレビのクイズ番組で出題された問いから☝

 早速、貴方にお尋ねします🎤


『突拍子もない発言』 --- 
”突拍子もない”の意味とは??

①いきなりの
②普通じゃない

 

 

👇 ☟ 解説へと続きます ☟ 👇

 

 

この2択問題の〔答え〕は、②普通じゃない

です。

 

実状として「多義的になっているのか否か」の点は横に置いておいて🥱

特に、正解出来た方✋
補足ポイントとして、次のような点を挙げられるならば、なおよろし👌

 

 『突拍子もない発言』 --- ”突”の字が用いられている。
 この一字のせいで、特に連想されがちな語句:突然 の知識/印象に惑わされる… という”典型例”の人が一定数居そうです🤔
 なので、【①いきなりの】≒突然 が誘導的誤答として用意されている雰囲気でしょうか😎
※ここまでの説明に寄り添うなら、前稿の前半で挙げた《「行き詰まる」の印象そのままに「煮詰まる」を使ってしまう人》と似ていますね😔

 

 (当方は日頃興味を抱かない傾向にある)語句成立の由来について、説明が添えられていました📺

雅楽で、打楽器のテンポを急に変化させることを指す「とひょうし」という語から。

だそうです。

 

ん?🤔

でも、「急に」って言ってるやん?

「急に」と「いきなり」との違いに拘っている人、いますか🙋

 

《おまけ》
辞書によっては以下の掲載が見られたのでご紹介📖
~『ゆきなり/なりゆき』の方が【一】に😲

『いきなり』
【一】[名・形動]事の成り行きに任せ、十分に考えないで行動すること。また、そのさま。行き当たりばったり。ゆきなり。
【二】[副]何の前触れもなく急に事が起きるさま。突然。

デジタル大辞泉

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