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適切な情報を適切な相手から《前編》~漢字ドリルの例文

 かつて大いに話題となり、その後もロングセラー。今や累計1000万部に到達しようとしているという『うんこ漢字ドリル』。記憶に残ってますか?
 《この「大ヒット企画教材」にも落とし穴があり、真の国語運用能力はつかない》との批評をかつて目にしたことがありました。その概要は以下です。

例文が短すぎて、その熟語の意味は一文を読んだだけでは全く分からない。漢字の「外形」だけを覚えさせようとするのではなく、前後の文脈からイメージ・類推しやすい例文を提示することで、真の語彙力となる。さらに、周囲の会話内で聞いたり本の中で見たりして自然な形で血肉化していく。「少し長めの例文」を複数提示し、「文脈」の中で、確かな語彙力をゆるやかに獲得していけるように、ことばの面白さや奥深さを体感するように導いていく ――

 暗記が苦手な私にとって、このような「感覚理解~定着」の図式は納得です。my note 内にて日頃から提起している『「覚える」や「知っている」の単純性から脱却し、「考える」へと昇華しましょう⤴』という点と通じていますね👍

 《単に「知っている」は危ういし、さらにそもそも…》という論点で以下へと続けます。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 話が変わります。
 仕事現場などで、【その事柄に詳しい人】が業務知識的な内容を周囲のメンバーに説明する場面があります。

 その相手/説明を受ける側の人は概して【より詳しくない(無知な)人】ですのでフムフムと聞いている様子なのですが、(第三者的立場である当方が)傍にいて耳に入ってくる内容が、「その要件、ちょっと違うんじゃないですか?(≒認識ズレてません?)」と感じざるを得ない事項が含まれている例に時折出くわします。

 (上記の教材への批評者の見立てと類似しているのでしょうか、)『詰め込み知識』ってこんな風に顕れるのだなぁ、でも、「もっともらしく自信持ってしゃべる」という行為は得意になっているみたい(高いスキル)で”感心”だなぁ、と着地してしまうのです🙊

 知ったかぶりの教授者は”末恐ろしい”し、聞き手側の「知識が無いからといって”おかしい”に一切気付けない」のも憂い事…😖

 

 そんなこんなで、表題の《適切な情報を適切な相手から》☝

「知識」「情報」「確認」等のキーワードで後編へと続きます。
《20221107 18時頃にリンクが有効化します👇》

 

 

 

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