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スズキのひとりごと

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パーソナル寄りな日々の思ったこと書いたのまとめ。デザインやメンタルヘルスのこと、ただの雑談など、ごちゃまぜです。
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#デザイン

デザイナー向いていないかもしれない。

何度思ったことか。 私は、(先輩方からみればまだまだだが)一応10年以上はデザイナーを続けている。新卒から基本デザイナー以外の職業はやっておらず、それで自分の飯と愛猫を養ってきた。 そんな私もずっと順風満帆だった訳では無い。失敗したり、トラブルが起きたり、迷惑をかけたり。その度に自信をなくして、「もうデザイナーやめようかな」と思った。たぶん、4〜5回は確実に訪れている。 でも、私は凝りもせず戻って来ている。 「もう私デザイナー駄目かも」と少し休んで、しばらくすると沸々と

今年はなんでも屋から抜け出すために、私のWANTを押し進めていきたい🎍

2024年あけましておめでとうございます!書き初めということで、まだ頭の中でふわっとしていることも多いのですが、私の中で考えていることを新年早々書き出してみようと思います。 🐲今年はコンテンツ制作をやっていきたい2022年から年末に自分の作ったものをNotionにまとめていたので、そこから自分のお仕事をグラフの割合でざくっと出してみました。 こうしてグラフにしてみると、Web・UI中心にデザインやっていますと言っておきながら、2022年はWeb系とグラフィック系が五分五分

これまでのnote記事をまとめた小冊子をつくりました!

来週の日曜日に開催される『第3回デザイン読書日和』にて販売します〜! ・日時:9月3日(日)12:00-16:00 ・場所:TIME SHARING 新宿 4階 ・スペース:No. C1「みんなのデザインメモ」 内容はスズキのひとりごとマガジン内の比較的エッセイっぽいものを選んで少し手直ししてます。最後の章だけこの冊子にだけ収録してるものです。 よかったら手にとってみてください♪ === ▼ちなみに、サークル全体のお品書きはこちら

性暴力予防ポスターのイラスト類似問題から想う、デザイナーの「参考」への意識。

デザイナーとしてこういう話題は決して他人事ではないので、本当にヒヤッとします。 最初にこの話題を知ったときは、トレース疑惑なのかなと思っていたら、それとは違う「類似性」という問題で取り上げられていたので、何が問題なのかちゃんと捉えておきたいなと思ったので書き出してみます。 === <何があったの?を簡単に> 今回話題になっていたのは、内閣府が「若年層の性暴力被害予防月間」の一環で製作した啓発ポスターに使用されていたイラストが、 ・イラストレーターのたなかみさきさんの作品

チャットツールでデザインレビュー依頼する時の構文と心がけ

私がテキストコミュニケーションで、デザインのレビュー依頼をする時に気をつけていることを1枚にまとめてみました。 それぞれのちょっとした解説やポイントなどの詳しいことは、気が向いたらブログの方にあとで書き出してみようと思います〜! (書いたらここにURL貼ります!)

デザイナーの私が「内省」の資質で困ったこととその対処法🤔💭

こちらの記事の「内省の資質とデザイン業務」をテーマにするの面白いなと思ったので、私も自分なりに考えて書いてみることにしました。 上記のnoteの筆者と同じく、私もデザイナーで、ストレングス・ファインダーの1位が「内省」です。 この「内省」の資質は、自分ひとりであれば何も問題ないのですが、昨今デザイナーは業務の範囲が広がり、コミュニケーションの量も増えてきたので裏目に出てしまうことも多くなってきました。 私がこれから挙げる内容は具体的なデザイン業務という感じではないのです

10年前、デザインは私に生きる楽しさを教えてくれた

自分がデザイナーになったわけを考えていて、ふと、学生の時に作ったポートフォリオを思い出した。 見開きのページで、冊子の始まりと終わりにポエムのようなものを添えている。この、デザインに出会ったときの新鮮な想いは、私の原点であり今も尚変わらない私の芯となっているのだと思う。 デザイナーという仕事を知らなかった私が、デザインを学んでこれは天職かもと感じてデザイナーになって。何度も自信を無くしてその度にデザイナーを辞めようと思ったけど、なんだかんだこの肩書きで10年以上たった。

現役デザイナーは最近どのツールをよく使うのか?

先日、私のTwitterのタイムラインが「これからWebデザイナー目指すならツールはPhotoshop一強だ!」みたいな動画広告でざわついていたので、私自身は最近どんな感じかなと、簡単に図にしてみました。 現役デザイナー10年生のツール事情昔はほんと、PhotoshopとIllustratorだけだったのですが、最近はFigmaやXDなどのグラフィックツールというよりいわゆるプロトタイピングを兼ね備えたツールの登場で、作るものによって使い分けが出てきた気がしています。 P

フリーランスデザイナーになって半年、私は誰かにとっては残念な存在になったかもしれない。

就職活動をしていたのに、良いご縁があり、そのままフリーランスになったのが去年の12月のことでした。あれから、私はどうなったのかというと… 裏でYouTuberデビューしてました😂完全に趣味でやっていて収益化も考えていないので、チャンネルは明かしません・・!!誰かが見つけても全力で否定します!!!!笑 ↑やり出したときにちょろっとつぶやいてもの ちなみに、4月末から始めて、これまで30本以上の動画編集して公開しました。編集するのめっちゃ楽しい・・。 ▶YouTubeで動

デザインにデザイナーの愛は必要なのか

”「愛」なんて別に何もないよ。愛されることには、「何か」があるはずなんだ。でも実際、「愛すること」と「愛されること」、結局それがあるだけ。すべてなんだ。” ─── テミス・トリス デザインにデザイナーの愛は必要なのか ふと、そんなことが頭の中をよぎって、私は深夜0時過ぎに近くの土手の地べたに座って、iPadにこの文章を打ち込んでる。なので、深夜のポエムみたいになっていることをどうか許して欲しい。笑 愛すれば愛するほど苦しいそのデザインに愛着を持てば持つほど苦しくなる。 だ

リアルな世界にあるデザインと、デジタルの世界にしかないデザイン

私はデザイナーで、Webやアプリなどの平面のデジタルプロダクトを中心にずっとデザインをしてきた。私がデザインしたほとんどのものは、リアルには存在しない。匂いも感触もない。この画面に映っている平面のデジタルの世界に、私が今まで作った百以上のデザインが表示されては消えていく。 電源を落としたら見えなくなる、自分の手でデザインしたものたち自分の作ったものがリアルな世界に実体として存在する、というのは、なんとなく憧れがある。パッケージや冊子が好きで、素敵なものを見つけると写真を撮っ

デザイナーの転職方法6つ、それぞれのメリット・デメリットを書き出してみた✍

転職する時に求人掲載サイトからの応募だけでなく、ほかにもいろいろな転職方法がありますよね。私も過去4回ほど転職活動をする中でいろいろ試してきたので、あくまでも私の所感になってしまいますが、それぞれのメリット・デメリットを書き出してみました!何かしらみなさんの参考になれば幸いです。 ▼ 【追記2019/12/16】文字だけだとわかりづらいので、簡単に比較表も作ってみました! ※派遣登録は番外的な感じなので表から敢えて抜いてます。 1. 求人掲載サイト有名どころだとWante

デザイナーの転職活動、的を絞って動くのは怖くないから試してみて👍

デザイナー8年目、最近良いご縁もあっていよいよフリーランスに踏み切った、というより流れでなっちゃった(笑)、スズキアユミです。 私は過去6社経験しているのですが、事業主にならないなら、もちろん毎度転職活動もしないといけません…!いろいろ試してみて無駄に知見も溜まってきたので、今回こうするといいかもと手応えを感じたことを書いてみました。何か皆さんのヒントになれば嬉しいです。 まずは的を絞って動いてみる転職活動において何かに絞り込んで動くのって、ほかの可能性を消してしまいそう

#マル秘展 に行ってから、私ちょっとおかしい。

原画をじっくり眺め終えて、私は“作家たちの椅子”のひとつに腰掛けてた。 そして、今にも泣きそうになってた。たぶん、この空間に誰もいなかったら泣いていたように思う。 様々なデザイナーが、様々なアプローチでデザインをしていた。そこに並ぶデザインたちには、手法や思考法に一貫性や正解などない。ただ、自分たちの信じるデザインをしていた。好きやこだわりに溢れてた。 だからこそ、自分が叱咤されたように感じた。 おまえのデザインに対する想いはそんなものなのか?と。 おまえの好きな“