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サードプレイス型コミュニティスナック【M】の役割

さて今回は当施設内で不定期でオープンしている【スナックM】についてお話いたします。

オープンの経緯

もとはといえば、4年前からオープンしているサードプレイス0100(旧0100SPACE)の夜の活用方法を考えているなかで、スナックをやってみたいという構想がありました。

0100(※以下略サードプレイス0100)はちょうど外出や人手の多いところにいくのは自粛傾向のあったコロナ渦にオープンし、人々は身近な地域を見直すきっかけになったこともあってオープン当初は利用者や来客が多々ありました。

昼間においてはパン屋さんや喫茶店を開かれる方がいてコロナ渦にもかかわらず多くの来客で賑わっておりました。
※実際に出店者さんにファンがついて栄店という形で固定店を出店されるかたも数店おりました。

ただ、夜の稼働はできていなのが悩みどころでした。
コロナ渦もありイートイン店舗や飲食(スナックなど)はまだまだ苦戦をしいられる状況もあり、スナックはオープンしておりませんでした。

コロナ渦後に動くが苦戦

ようやくコロナ渦も開け始めた2023年春頃から、人々はようやく外出をよくするようになったせいか、比例してか、0100の需要も減っていきました(※この辺については他の原因もあり経過考察も必要かと思います)。

なんとか飲食店以外の他の個人や団体様に使っていただき持ちこたえてはいたものの稼働とは程遠いもので、ほぼ空室の状況となっていました。

空室の状況を打開しよう、空いているときに自社運営で喫茶運営(0100と敷地内休憩所も含めた)を開始しました。

※販売しているアイスクリーム
※イートインスペース
※屋外休憩スペースでのママ会(焚き火BBQスペース【焚き火base三鷹】

大人のサードプレイス

ちょっとずつですが昼間はご利用される方もおり、大人のちょっとした居場所(サードプレイス)としての役割も果たせるようにはなってきました。
そこで、もっと大人の居場所として夜の【スナック】をオープンしようと動き始めました。

能登半島地震発生

打開策を小出しにしつつなんとかやりくりし2024年にむけていろいろ計画を練っていた矢先、2024年1月1日に能登半島地震が発生しました。

身近な家族や友人にも石川県在住の方々がおり何か自分たちで今できる支援はないかと探っておりました。そんな中、物資などを送ると逆に余ってしまい困る、かといって支援金を送るにも直接被災者に届けられるか、といった懸念がありました。

だったら今自分たちができること、
復興支援のための【スナックM】を開店し売上金を送ろう!
と決めたわけです。

※おかげさまで売上金から原価を差し引いて¥50000を支援金として送ることができました。

もちろん地震被災に乗っかってるんじゃないか、売名行為なんじゃないか、とか重々承知で考えました。でもやっぱり、
【今、自分たちができることをする】
が勝り、被災地は待ってくれませんので、何もしないよりすぐに実行するといのが皆の決断でした。

今後の展開

今後の展開としては、定期的にオープンして時代状況もみつつ変化し、
【大人のサードプレイス】として【スナックM】をみんなで作っていきたいと思います。
※あっ、ちなみにママ&マスター募集中です!
※あっ、ちなみに【スナックM】のMは三鷹のMでもあり、みんなのMでもあります!(笑)

writer : キッシー
企画運営:DIY STORE 三鷹
まちづくり・コミュニティーづくり・イベント企画


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