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創造するとは善き想いを持ち、自分の肉体を使い、善きことをすること。

編集企画部の岡崎美葉です。

著者または著者候補の方の
お話を伺いにいく機会が多い日々。

1対1でお話しさせていただくこともありますが、
講演会というのは参加者の思いというか
エネルギーも交錯するので、
思いもかけない創造が起こります。(特に懇親会)

そして、専門の分野で
突き抜けた成果を出した先生のお話は、
実に創造性に満ち、普遍性があるのです。


意識が具現化するということは?


とあるスーパードクターの講演会。

その医師は、冒頭
「医者は病気を治せない」と言い切った。

「ならば病を癒すものは何なのか?」

という会場の問いに対して

「想い」

とその医師は答えた。さらに

「それは本人の自己治癒力にある」

「医師の役割は、そこに寄り添うこと、
スイッチを押すこと」
と続く。

患者さんは、
治ったら何をしたいかを明確に想う時、
その病が癒える確率がぐっと上がるそうだ。

つまり意識が具現化するということ。

もちろんやりたいことそれは
「利他」である必要がある。
病はサインだ。

それまでと同じように
利己でものを考えていたら治らない。

治ったとしても再発または別の形で
問題の本質を見せられることになる。

意識が具現化する。
だから善き想いで生きるのだ。


思いを形にする勇気


著名な外科医がこのような話を
公ですることが意味するのは、

彼が「腹を括っている」ということだ。

業界の縛りを超えて、
彼の真実を、正義を貫かんとしている。

私は彼に、古武士の風格を見る。
そして我が身に置き換えて思う。


書籍も意識の具現化。
ならば、

よい書籍とは善き想いを持った著者によるもの

である。

その意識の具現化をサポートするのが
編集者であり出版社である。


reactionからcreationへ

スーパードクターは言った。

「reaction(反応)のcを一番前に持ってくると、
creation(創造)になります」

目に見える三次元の世界で起こることを、
今の思考や感情でなんとかしようとするのは、
単に反応しているだけだ。

自分自身の心身そして頭の中を
クリアにして
立体的・俯瞰的つまり高次元で捉えると
創造が起こる。

電子書籍という創造が
「1つの作品」という小宇宙を創り出す。

善き思いを持った著者に
わたしは寄り添い遂げると決めた。

そして、善き思いを持った
編集者であり続けたい。


DNAパブリッシング株式会社
企画編集部 岡崎美葉

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