とまれみいよ

鉄道もバスもプロ野球も、「過去」があるから「現在」がある。

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マガジン

  • 日本野球界番付編成委員の「プロ野球脳」

    元プロ野球完全速報ライター、元日本野球界番付編成委員が、単なる埼玉西武ライオンズファン・中日ドラゴンズファンとして、脳内のプロ野球をアウトプットします。

  • 鉄道模型をちょっとだけイヂクル

  • ひと昔前の鉄道旅

  • 路線バスの記憶

    変わりゆく路線バス網を記していきます。

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中村武志に抑え捕手大石友好(1988年のドラゴンズ)

元中日・横浜・楽天で活躍した中村武志さんが2024年シーズン、韓国プロ野球の起亜タイガースのコーチに就任しました。過去にも同球団でコーチ経験があり、ぜひ手腕を発揮してほしいものです。 中村氏は近年YouTubeのプロ野球関連コンテンツへの出演も多く、自身のチャンネルでも星野仙一氏との関係を色々とお話しされています。私のような40代半ばのプロ野球ファンとしては、「中日の正捕手=中村」なわけで楽しませてもらっています。 その中で星野監督一次政権時代、一軍に定着してリーグ優勝を

    • それでもまだ、中村武志に抑え捕手大石友好(1989年のドラゴンズ)

      1988年にリーグ優勝を果たした星野監督率いる中日ドラゴンズ。強肩・中村武志がシーズン中盤以降しっかり正捕手の座につき、優勝に貢献していました。ストッパー郭源治が登板するとベテラン大石友好にバトンタッチするスタイルが確立していましたが、最終盤には中村がそのままマスクをかぶるケースも生まれ、1989年シーズンは本当の意味での正捕手として脱皮していくシーズンと想像できました。 もちろん開幕戦は中村が先発でマスクをかぶり、4月14日には郭の登板でも最後までホームベースを守ります。

      • 鉄コレ東武8000系8142編成の車番を変えて春日部所属に

        前回更新からだいぶ時間が経ってしまいました。私自身もどんな作業をしたのか、うる覚えです(笑) おそらく製品8142編成は、方向幕ステッカーを貼っただけの状態だったかと思いますので、まずは前面サボ受け、そしてジャンパー栓を設置するところからですね。ジャンパー栓はいつもの作業なのですが、サボ受けは塗装に苦戦しました。写真でみると位置も微妙にセンター取れてませんが、妥協です。 さて、前々回記事で8446となる車両の方向幕を東武宇都宮としましたが、一時的な気の迷いで東武日光として

        • 近鉄5200系を追う旅を時刻表で振り返る(3)化けるVXと阪急宝塚線快速急行

          「近鉄5200系を追う旅を時刻表で振り返る」記事、第2回の更新からどれくらいが経ったでしょうか。ようやくリベンジ編を振り返ろうと思います。 17年前の私はどこまで近鉄5200系を追いかければ気が済むのか。前回大阪線での早朝運用を空振りしてから約1か月後の9月8日、2006年夏3度目の関西入りとなりました。 前回はまず今里で3641列車を見送ってから後の快急で追いかける予定だったと思うのですが、この日は3641列車が5200系かどうかを確認することなく鶴橋から6:17発快速

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        記事

          JRバス宇都宮支店再編前、サシバの里から芳賀町役場まで歩く

          宇都宮芳賀ライトレール(ライトライン)開業日の2023年8月26日、ライトライン開業の裏でJRバス再編前の最後のルートを乗車する旅。 前回の記事で作新学院前から乗車し、道の駅サシバの里いちかいで下車するところまで記しました。敷地に入ると道の駅のスタッフでしょうか、数名がバスをお出迎えして運転士さんにご挨拶。本当のラストとなる午後の上り便もおそらく同じ運転士さんではないかと思いますが、同じ方々でプチイベントがあったのかは不明です。 芳賀町役場まで歩く さて、この旅の計画を

          JRバス宇都宮支店再編前、サシバの里から芳賀町役場まで歩く

          ライトライン開業の裏でJRバス再編前の最後のルートを行く

          宇都宮芳賀ライトレール(ライトライン)開業日の2023年8月26日、宇都宮、芳賀エリアを結ぶJRバス関東・宇都宮支店のバス路線が大幅再編前の最後の運用が行われました。 宇都宮から市貝町の道の駅へ 同日朝、東武伊勢崎線久喜経由宇都宮線で午前7時半前に宇都宮入り。すでに宇都宮線駅東口ではライトライン開業に関連したスタッフの集合や8時から配布される整理券、グッズを求める長蛇の列。 そんな中、早速再編で大幅に本数が減る宇都宮駅発着のJRバスに乗車していきます。まずはライトライン

          ライトライン開業の裏でJRバス再編前の最後のルートを行く

          JRバスの役割が変わる、宇都宮バス再編

          2023年8月26日、栃木県の県都宇都宮市と芳賀町を結ぶ、宇都宮芳賀ライトレール線(以下、LRT)が開業します。LRTについてはここで語るまでもないと思いますが、新たに誕生するのもがあれば、同時に消えるものがあるわけです。 LRT開業の翌日27日、宇都宮市内東部、芳賀町エリアを走るバス路線の再編が行われます。市内に多くの路線を持つ関東自動車でも路線の再編が行われますが、LRTと同じく宇都宮駅エリアと芳賀町エリアを結ぶ路線を持つJRバス関東には大きな変化があります。 宇都宮

          JRバスの役割が変わる、宇都宮バス再編

          鉄コレ東武8000系更新車の車番を変えて妻帯を貼ってみる

          鉄道コレクション東武8000系、「8501編成更新車2両セット」と「8579編成2両セット」、「8142編成グッドデパートメント広告列車」による平成初頭再現の続きです。 各編成の車番を変えていこうと思いますが、まずは修繕車である8501編成から始めます。実はこの製品、新品でも所有していますが今回加工するのはヤフオクで入手した、既に8503編成に車番が替えられたものを再改番していきます。一度製品の車番を剝がされているので、KATOのレールクリーナーを綿棒に染み込ませて軽く擦る

          鉄コレ東武8000系更新車の車番を変えて妻帯を貼ってみる

          西武4000系の秩父鉄道線内運用が華やかだった時代

          先の記事(秩父鉄道に誕生した「直通急行」の性格)にて、「御花畑行きは定期列車としてはいつ以来の設定なのか」と書いたのですが、コロナ計画運休を除けば1999年12月の秩父鉄道がワンマン運転を開始する前までのようです。私自身この頃の記憶がどこかへ行ってしまっていたのですが、同時点での西武鉄道最新ダイヤである「1998年3月26日改正ダイヤ」をみると、西武車の秩父鉄道線内運用がかなりハードに行われていたことが分かります。これは西武鉄道が秩父鉄道に乗り入れを開始した1989年当初には

          西武4000系の秩父鉄道線内運用が華やかだった時代

          特急復活の地鉄。富山地方鉄道2015年改正ダイヤの優等列車を振り返る

          2023年3月27日、富山地方鉄道から4月15日ダイヤ改正で特急列車の復活が発表されました。冬ダイヤ以外ので「うなづき」の設定は見送られましたが、「立山」やエリア特急「黒部」、1本ながら「アルペン」も設定され、少し賑やかさが戻りそうですね。 さて、富山地方鉄道の特急・急行ダイヤを振り返るシリーズ第6回。今回は2015年2月26日改正ダイヤを取り上げます。この改正は北陸新幹線・長野~金沢間延伸、黒部宇奈月温泉駅開業に伴うもので、地鉄本線では「新黒部駅」が開業しました。 普通

          特急復活の地鉄。富山地方鉄道2015年改正ダイヤの優等列車を振り返る

          鉄コレ東武8000系の方向幕を考える

          「鉄コレで平成初頭の東武8000系を作る」シリーズ第2回。再現する時代と編成が決まったので、パーツを揃えながら実際に鉄コレを弄っていきます。取り急ぎ揃えたパーツは次の通り。 トレジャータウン TTP213-22 手すりセット 東武8000 イーグルスMODEL TO-No.45 原型顔8000系シリーズ3 春日部所属 エスビーモデルズ SBIN-002 東武8000系列向け2色帯インレタ イーグルスMODEL TO-No.53 8000,5000,3000系本線、支線

          鉄コレ東武8000系の方向幕を考える

          秩父鉄道に誕生した「直通急行」の性格

          相鉄新横浜線・東急新横浜線開業に湧く、2023年3月18日ダイヤ改正。相鉄直通に直接は絡まない西武鉄道ですが、土休日の秩父鉄道との直通列車に変化がありました。 まず、秩父鉄道から池袋線飯能へ向かう直通が消滅しました。これによって、秩父鉄道御花畑駅の西武線直通用ホームから西武線内へ向けた乗車をすることは、一旦なくなったわけです。それはダイヤ的には最も大きなことですが、趣味的な注目としては下りの直通列車と、それに関する折り返し運用でしょうか。 近年では以前より、土休日には朝に

          秩父鉄道に誕生した「直通急行」の性格

          鉄コレで平成初頭の東武8000系を作る

          鉄道コレクションで東武8000系が各種発売されてますけど、本線系に関しては何だか編成的にも時代考証的にもイマイチなラインナップ。2022年夏頃に未修繕車「グッドデパートメント広告列車」の発売が発表された時、ふと「改番して春日部所属にすれば過去の発売編成も活かせるのではないか」と思ったのが事の始まりでした。 所有する鉄コレは、 東武鉄道8000系8501編成更新車2両セット 東武鉄道8000系8579編成2両セット いずれも2021年2月発売。そして今回購入する、 東

          鉄コレで平成初頭の東武8000系を作る

          中日・堂上直倫、田中幹也の負傷で一軍合流も、果たして開幕はどうなるか

          2023年3月21日、堂上直倫が龍空らと共に一軍に合流しました。前日のオープン戦、対楽天で田中幹也が負傷。脱臼で開幕絶望の様子。立浪監督としては「二塁は田中」で開幕するつもりだったでしょう。 2023年シーズン、中日の注目は「二遊間」だったわけですが、ルーキーら若手を中心とした選手たちでのレギュラー争い。その中で、二塁・村松、遊撃・龍空か田中か・・・このような構想イメージで見えていたのですが、オープン戦が始まり打撃が課題となった龍空がファーム落ち。そして村松もなかなか首脳陣

          中日・堂上直倫、田中幹也の負傷で一軍合流も、果たして開幕はどうなるか

          特急消滅の衝撃。富山地方鉄道2013年改正ダイヤの優等列車を振り返る

          富山地方鉄道の特急・急行ダイヤを振り返るシリーズ第5回。今回は2013年12月26日改正ダイヤを取り上げます。前年の2012年12月21日にも改正が行われていますが、その改正は特に優等列車についうて大きな変化はありませんでした。今改正は、日中の普通列車の一部削減、滑川発着列車の一部中滑川発着への短縮など、やや縮小ムードの改正となっています。 本線は朝ラッシュ急行に変化 本線の下りでは、平日の「うなづき3号」が夏季列車から通年運行になったことで、「うなづき」の運行は平日と土

          特急消滅の衝撃。富山地方鉄道2013年改正ダイヤの優等列車を振り返る

          阪急京都線に急行が復活

          2022年12月17日の阪急ダイヤ改正は、「準特急」の誕生や京都本線に「急行」の復活など、ダイヤ形態そのものに大きな変化はなさそうですが、エポックメイキングなものとなりそうです。 新設される準特急は快速急行からの名称変更となり、2024年からの特急系統への座席指定サービスを見据えたものとのこと。そして京都本線で15年ぶりに復活する急行は現在の快速からの変更で新たに西京極にも停車。前回の急行とは性格が異なります。 40代の筆者にとって阪急京都線といえば京阪間ノンストップの6

          阪急京都線に急行が復活