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こども・若者とつくる建築設計ワークショップのプログラムデザイン。

みんなの公民館まるの開館に向けて、設計をお願いしているウミネコアーキの若林さんと一緒に建築設計ワークショップに取り組みました(まるについては下のnoteから)

「こども・若者が使う空間だから当事者の声を反映させた空間設計にしてほしい!」と、建築士の若林さんにお願いし、模型を持ってきてのワークショップ。

ギリギリまでどんなプログラムが良いかを悩んでいましたが、終わってみると大成功で、過去参加した中でも最高の場でした。

とくに感動したのは、このワークショップの企画運営を担ってくれたのが、「まる準備会」という高校生・大学生たちのメンバーだったことです。

冒頭の挨拶以外は高校生・大学生がファシリテーターになって、ワークショップの進行をしていて、この場自体が奇跡でした。そして、企画運営から担ってくれているからこそ、真の「参画」の場にもなりました。

建築士を交えたこども・若者向けのワークショップを企画している方や、空間設計にこども・若者の声を反映させたいと考えている方にとっては、参考になる先行事例かなと思います。

このnoteでは、プログラム構成、やってみての雑感、ワークショップデザインや進行のポイントを自分なりにまとめていきます。


どうやって企画運営も高校生・大学生主体でできるようになったのか

どうしてこのワークショップの企画運営も高校生・大学生主体で進めて来れたのか?を気になるひともいると思います。まずは前提となる座組や、当日までの準備過程について説明していきます。

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