一学期 授業の振り返り

2022も終盤にかかった12月。
災難続きで参りました。

期末真っ只中、2回連続で風邪をひき、トイレでキラキラを捻り出しながらレポートを鬼の形相でひたすら書く毎日笑

今回は最終課題、テストの内容と反省点を書き残しておこうと思う。

Humanities
この授業は紅楼夢の英訳をひたすら読みまくり分析するという謎授業。なんでとったのか分からない笑。毎週150pg相当のリーディングに生気を奪われるだけではなく謎の中国人の名前が大量に出てきて途中で迷子になるのが日常茶飯事。期末は2時間半で250wordsの小問を5つ書くといった内容でした。ちょい間に合わなかった感があり、もう少し事前準備を効率的にしていればもっとできたと後悔。
書籍の批評や分析に関するarticleのsummaryを毎回書いておいて最後のテストに生かしたり、office hourに勇気を出して質問しにいくことが今後の課題かな。
でも意外や意外、最終評価はA(やったあ)。おそらく中間のプレゼンの評価が良かったからかも。私は日本語の文献を使いがちなのだが、逆に英語の文献にはない視点の話が含まれていることが多くrebuttalや比較対象として使えて便利。日本語の文献を使うのが恥だとは思わずとにかくたくさん読んでそれを論理的に話すことが何よりも大事だと感じた。

History
私たちが歴史と認識しているものは限られた記録から形作られたものに過ぎないからHidden historyに目を向けてみようね、っていう授業なんやが。これがほんまにキツかった。文献を死ぬほど読まなくてはならず、しかもガチガチの歴史の文献だから読みづらいったらありゃしない。Humanitiesの方がまだわかりやすいよねっていう。基礎知識も受験の貯蓄では不十分で事前に調べておく必要があったし、Historyのmajorの人ばかりの授業でかなりのディサドバンテージがある中でdiscussionしなきゃいけないのが辛かった汗みんなプロってたね笑
一番苦労したのは授業の教材にある文献のcritiqueを書く課題。同じ著者の違う記事と比較しながら文献のweaknessや矛盾点を言及することがポイントらしいのだが最後までできてなかったと思います苦笑
しかも風邪の影響で(時間に余裕を持ってやっておけばよかっただけの話なんだけど)photo essayの締め切りに間に合わずreferenceを途中のまま出した時は心臓が止まるかと思った。カナダは剽窃の対処が本当に厳しいことで有名で教授にメールしても何も来なくて日本に強制帰国もあるかもしれないと泣きそうだった笑
ただメールを見れてなかったようです。こういう時メールでポイントになるのは二つ。1)メールの件名にびっくりマークをつけてemergencyであることを強調すること。そうすると優先的にメールを確認してもらえる可能性が増える。2)授業の教材がのってる大学のプラットフォームのメール機能と普通のメールどちらも使ってメッセージを送ること。
これを試したらすぐメールが返ってきました。教授めちゃくちゃ優しくて許してくた(ほっ)。そして何故かこの課題の評価が一番良かったという謎の展開。
期末も激つら。制限時間3時間、2000words(ひええ)。in-personの筆記試験でした。これまでの授業で読んできた文献全てを用いて設問に応える論文形式。私が選んだ問題は次の通り。
"History shows us that in order for national revolutions (revolutions in one country like in China, India, Russia) to have a lasting legacy(i.e. for its lessons to live on and influence others) they had to also be international (for example by building alliances across the world)." Do you agree?
私はdisagreeの方向性でロシア革命と中国革命の文献を使いました。まあまあできたけれども 最終評価はB+に収まりました。

Gender Studies 
一番楽だったが、授業が気まずい。授業中Pornographyをかなり見せられます。これは映画に描かれない性的描写の基準はどう規定されるのかという話をするためなんだがそれでも日本ではありえない授業スタイルだと感じた。こちらはかなり性に対してオープンで皆、何食わぬ顔で席に座って聞いているのが不思議で仕方なかったです。そのほかにもheteronormativity, homosexuality等の概念の文献を読んだり、feminismだけではない幅広いトピックに関して学ぶことができた。まあイントロの授業だから浅く広くという感じだけれども。こちらも期末はessay test。ただ設問に答えていればよくて制限時間2日、open book, word制限なしでかなりお優しい。A評価をもらえてほっと一息。

Criminology
大学で看板学部という理由でとった授業。ちょっと認知心理学っぽいかな。犯罪者の脳の機能不全や子供時代の経験が後にどのようにして犯罪者の行動に影響を与えるのかという授業。まあこれも楽ちん。science系の文章は非常に読みやすいし教授もユーモアたっぷりで最高。ただResearch Paper爆死した。一つのTheoryをある事例に当てはめて分析しろってやつだったんだけれども、私の選んだtheoryが事例にピッタリのものではなかったらしく、最初の段階で躓いているという理由で大幅減点を喰らいました。悲しい。こんなことになる前にTAにちゃんと相談すればよかった。チキンは本当にダメですね。マジで来学期の目標はTAに名前を覚えてもらうくらいoffice hour に通い詰めること。頑張ろう。そして立て続けに風邪をひいたせいで準備もままならないままclose bookの期末テストまであと三日という四面楚歌の状態に。(一人暮らしの体調管理って難しい。)やるしかないと思って頑張った結果それなりのgradeはきたがresearch paperのひどい成績が足を引っ張って最終評価はBでした。わーん。まあ終わったからよしとしよう。


今学期は何者になりたいのかわからない授業の取り方をしました笑
色々見てみて、結局私は人文の人なんだなあと。
来学期は社会学に絞って頑張る予定。あとフランス語もとるよ!!
留学生はplacement testを受けないと2外の授業取れない仕組みになってて、ちょっとめんどくさい。Zoomでのspeaking testもあったが、留学きてから全くフランス語に触れてないのもあってトンチンカンな受け答えをしてました笑わからない時は迷わず英語で質問するという自由奔放さを発揮しました☆
紆余曲折がありましたが中級クラスから始められることになったのでこれまでの貯蓄を無駄にしないよう頑張りマッスル。


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