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映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』を観た

マイキー推しです

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』を観た。

 何度かチャンスを逃したものの、Fan's Voiceさんの試写会チケットが当選し、無事に鑑賞出来た。ありがとうございます!

 もう、今年公開された映画の中で上位に入るレベルで良かった! 最高! 主に良かった点が二つ。一つ目は、ストーリー。あの快作『ミッチェル家とマシンの反乱』でも脚本を手掛けたジェフ・ロウ氏が、今回は監督としても大活躍。もうファンですね、虜になりました。昨今、多様性について発信する作品が増えたけど、本作はそのもう一歩先にフォーカスしている気がした。差別や偏見を根底から無くすためのメッセージでなく、それがある世界に生まれた前提でどう動くか問いかける内容。そう言うものは、意外と少ない。しかも、それを疾走感溢れるアニメーションで展開してくれるおかげで、説教臭さが微塵も無かった。素晴らしい。そして二つ目は、一目瞭然の圧倒的なデザインセンス。ウォールアートみたいにストリートナレッジをふんだんに盛り込んだキャラクターや舞台は、格好良過ぎて白目剥いてしまう。こりゃ設定資料集も買うぞ〜! それに過去作と比べて、各タートルズたちの個性とティーン感も丁度よくマッシュアップされていた。めちゃくちゃ良い。あと、エイプリルが何から何まで一新されているけど、個人的にすごく素敵な取り組みだと思った(本当はそれすら自然に感じられる社会であるべきだよな〜)。

 とにもかくにも超絶最高でした! 漫画や映画に関する会話の小ネタも全部楽しかったよな〜。 あの宿敵の登場を匂わすようなラストもワクワクしちゃう! あ、最後に忘れちゃならないのが、エンディングのATCQ『Can I Kick It?』。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のデ・ラ・ソウルも良かったし、若者ヒーローとネイティブ・タンの組み合わせは間違い無いぜ〜!

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