クボタ

色々やった結果、色々やらなくなった。 出版社勤務。 痔持ちです。

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マガジン

  • クボタのエッセイ 第二部

    クボタの800文字エッセイの第二部です。 2023年9月から不定期で更新し始めました。 第一部よりこちらの方が読みやすいのでオススメ。 写真は遺影用の私です。

  • クボタの感想 映画編

    クボタの800文字感想の映画編です。 2023年9月以降に人生で初めて観た映画作品について書いています。 写真は宣材写真用の私です。

  • クボタの感想 その他編

    クボタの800文字感想のその他編です。 2023年9月以降にチェックした様々なものの備忘録です。 写真は国際指名手配された時用の私です。

  • クボタのエッセイ 第一部

    クボタの800文字エッセイの第一部です。 2022年の4月から毎日投稿するつもりだったのに、ズボラがゆえにグダって9月に終わってしまいました。 ぶっちゃけ第二部から読んでほしい(完成度的に)。 写真は徴兵された時用の私です。

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ネコがにゃあと鳴いた

「ネコがにゃあと鳴いた」で締めたら、何でもエッセイっぽくなる。少し含みを持たせているような。「今日はたわいも無い一日だった。ネコがにゃあと鳴いた」とか「冬の訪れを感じた。ネコがにゃあと鳴いた」とか。もっとうんこみたいな文章でもそうなると思う。「叔父が賭け麻雀で逮捕された。ネコがにゃあと鳴いた」だって行ける。「喫茶店で隣に居たおばあちゃん、怪しいシャンプー買ってた。ネコがにゃあと鳴いた」だって行ける。  ネコはズルい。素朴な可愛さの中に、何となく哀愁を感じる。便利だ。加えて「

    • クラスのアイツはマリオの喋る花

       新作のマリオで遊んでいる。『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』というタイトルで、その名の通り不思議な世界観が売りの作品だ。個人的には『ふしぎの国のアリス』より『ダンボ』の飲酒シーンが近いと思っている。そう言えば、このマリオはゾウに変身する。引っ張られた感は否めない。パオンヌ。  本作の特徴の一つとして、喋る花が居る。キャラこそ違うが『UNDERTALE』のフラウィっぽい。と言うか、キャラも一緒だったら嫌過ぎる。さて、この喋る花だが、攻略とはほとんど関係ない。「がんばれ〜

      • 映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観た

        『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観た。  私は『アイリッシュマン』に3度挑戦して、3度とも途中リタイアをした人間なんです……。ゆ……ゆるしてくれ〜! 余談だけど、『アイリッシュマン』は2時間ほど経過した辺りから、どの国でも視聴数がガクッと減るらしい。うんうん、みんな同じなんやな。とは言え、スコセッシ監督作品好きではあるので、本作は気合入れて劇場で鑑賞。上映時間は『アイリッシュマン』とほとんど変わらないものの、無事おしっこ漏らさず観られました。ホッ。  感想は、さす

        • バラエティ『トーク・サバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』シーズン2を観た

          『トーク・サバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』シーズン2を観た。  シーズン1が面白かったので、配信が決まってからずっと楽しみに待っていた。『キングちゃん』からの千鳥×佐久間さんタッグ、やっぱりいいですね。特に今回は劇ピンさんが居なかったこともあって『ゴッドタン』っぽさの排除に成功していたように感じた。いや、劇ピンさんは大好きなんすけどね。あくまで『キングちゃん』っぽさの話。  全体的に、シーズン1より面白くなっていました。何と言うか、シーズン1で手探りだっ

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          144本

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          14時間も寝たところで

           14時間も寝た。これはすごいことだ。普通の大人なら寝られない。オレは特殊な大人だ。たしかに『バキ』では花山薫と同じぐらい柳龍光が好き。それは毒手。  14時間も寝られた要因は疲労が大きい。先日、親戚の集まりがあり、一泊二日ほど嫁の地元で過ごした。頂いた結婚祝いのお礼をようやく伝えられて一安心。しかしながら、本当はもっとカマせた気もする。なぜなら、集まりに参加した小中学生たちが軒並みつまらなそうだったから。これは本当に悔しい。先陣を切って、コロコロコミックの話をすべきだった

          14時間も寝たところで

          映画『オペレーション・フォーチュン』を観た

          『オペレーション・フォーチュン』を観た。  ガイ・リッチー作品は、何となく当たりハズレが多い印象。ただ、謎に今回はワクワクしており、劇場で鑑賞した。  結果は……うーん。自分は、基本的にどんな映画でも良かった所を探すようにしている。相性が悪かっただけであれば尚更。本来伝えたかったであろうメッセージや撮影の技術面に寄り添えるよう努めている。ただ、これは……ぐぬぬ。ごめんなさい。「つまらなかった」と言うより「面白くなかった」です。何だろうなー、つまらなければ裏笑いみたいな楽し

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          最後の一文字までサボるな

           嫁に指摘されて気付いたことがある。普段の会話で、オレはよく最後の一文字を放棄している。「頼まれたアレ、やっといた“ぼ”」とか「あのメシ、美味しかった“ぱ”」とか。思い返してみれば、確かに投げ出している。文末をきちんと締めていない。何気ない日常から突如デスゲーム展開になる漫画で、セリフ中にヘッドショットされるヤツみたいだ。最後一文字のフォントは斜め。言わずもがな、この比喩が長い割に伝わっていないことは理解している。コスパ悪い。くやしい。  また、別に噛んでいるわけでもない。

          最後の一文字までサボるな

          なんとなくWOW WAR TONIGHT

           カラオケで満たされたい。二十代半ばぐらいまでは楽しかった。が、年を食ったせいか今はあまり楽しみ切れない。マンネリ化している気もする。何が正解か分からず、H Jungle with Tでお茶を濁す。結果、松っちゃんの「BUSAIKU HAMADA」パートで照れ笑いをし、今夜もニヤニヤ立ち尽くすのだ。  まずもって喉が続かない。二、三時間飲んだ後に歌うと、数曲で荒れてしまう。「オレの十八番って何なんだ?」と自問自答を繰り返すも思い浮かばず、その場しのぎのアジカンやポルノグラフ

          なんとなくWOW WAR TONIGHT

          くたびれもうけ

           時間がある。来月からはまた忙しくなるのだが、今は余暇を楽しんでいる。多忙な時期は「いっぱい時間が出来たら英語の勉強をするんだ!」とか「筋トレしまくるんだ!」とか思っていたのに、いざそうなると怠惰に過ごしてしまう。嫁の弁当作り、洗濯、多少の掃除を仕方なくやるだけ。誰かの生み出したコンテンツを消費する日々。オレは生きてない。死んでないだけ。『クロノ・トリガー』やりたい。  そんな毎日、自然とSNSパトロールの時間が増える。しかしながら、徘徊していると昔と全然違うことに気付く。

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          バラエティ『LIGHTHOUSE』を観た

          『LIGHTHOUSE』を観た。  配信開始されたタイミングでは、いまいち気が乗らず観ていなかった。どちらかと言えばJUNKやTBSラジオ派なので、布陣にどことなく疎外感があったのかもしれない。加えて、最近よくあるような「ルサンチマンの逆襲」的なものに辟易していた。観なかった理由は、これの方が大きい。クラスの隅っこで盛り上がるヤツらが、カウンターカルチャーを武器に一軍へと物申す、そんな構図にいい加減飽きていた。本作もそう言う感じだろうと思っていた。  いざ再生してみるとそ

          バラエティ『LIGHTHOUSE』を観た

          使いたい言葉

           定期的に使いたい言葉が出て来る。最近は「ケレン味がある」を使いたくて堪らない。かっこいい。「奇を衒った」とか「奇抜な」と言う意味の言葉である。が、いまいちどのタイミングで使うか分からない。どちらかと言えば、日常会話よりも批評的な文章を書く時に使う言葉だろう。ケレン味、いいよね。「甘味」とか「塩味」みたいだ。ポイフルは、おそらく「ケレン味」だと思う。  先々月ぐらいまでは、よく「老婆心」と言う言葉を使っていた。とりわけ使いたい言葉だったわけでもない。しかし、一度使ったらクセ

          使いたい言葉

          どうやら黒い苦い水ではない

           コーヒーにハマっている。今年で33歳になるくせに、コーヒーの美味さをこれまで知らなかった。飲めないことも無いけど、能動的に飲んだことはない。出されたら渋々飲む程度。学生の頃は、同じコーヒー嫌いの友達と「黒い苦い水」なんて揶揄するぐらいだった。カフェで頼むのもいつも紅茶。ちなみに、そいつは紅茶のことも「香りのする茶色いお湯」と言っていた。世界の解像度が低い。  あと、去年まで喫煙者だったので、あえて避けていたフシもある。タバコとコーヒーが合わさると口臭がうんこと化す。あれは

          どうやら黒い苦い水ではない

          映画『オットーという男』を観た

          『オットーという男』を観た。  公開当時、トム・ハンクス主演作品に大体ハズレが無いから気になっていた。ただ、その時期にアカデミーノミネート作品の公開ラッシュがあり、あえなくスルー。アマプラで配信されたので、ようやく鑑賞。嬉しい〜。ちなみに、リメイク前の『幸せなひとりぼっち』は観ておらず……。ひい〜、勉強不足だからって叱らないでくだせえ……。  率直な感想を言えば、良くも悪くも日本のハートフルドラマっぽいなと思った。王道のストーリーは、とても安心感がある。観た人が誰でもポジ

          映画『オットーという男』を観た

          映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観た

          『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観た。  過去作をきちんと追い、遂に最新作を劇場で鑑賞。やったぜ〜!  もうシリーズ全作の中でも一番良かった! アクション映画の最高地点と思えるほどのクオリティ。持ち味と呼べるコミックのような世界観が、全て確実にスケールアップしていた。戦闘シーンは、銃や刀を使用する殺陣は言わずもがな、撮り方に今まで以上の工夫を感じられた。特に、俯瞰から撮影される銃撃戦は、観客全員が「うおーっ!」となったはず。舞台設定も、色んな国を股にかけた上で、多様

          映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観た

          鶴見飯店の毛包炎

           ここ数日、ずっと頭が痛い。正確に言えば、頭皮が痛い。痛過ぎる。病院で診てもらった所、どうやらモウホウエンらしい。モウホウエン……? 入力しても、一発変換で出て来ない。調べてみると、“毛包炎”と書いてそう読むらしい。かっこいい。『星のカービィ』にバーニンレオってキャラが居て、そいつに漢字を当てがうと毛包炎っぽいなと思った。だから何だ。四川料理の名前っぽくもある。だから何だ。  要は、ニキビと同じである。毛穴が膿み、炎症を起こして、痛みや痒みを引き起こしている。そう言えば「痛

          鶴見飯店の毛包炎

          映画『リトル・マーメイド』を観た

          『リトル・マーメイド』を観た。  実写版がDisney+で配信されたため鑑賞。今回は、実写ではなくアニメの方。ディズニー作品は結構観ていると思ってたけど、こと本作はフル尺で観たこと無かったな〜。っつーか、再生するまでセバスチャンの声優って山ちゃんだとばかり思ってました。どうやら山ちゃんになるのは『リトル・マーメイドⅡ』かららしい。余談だけど、山ちゃんver.の『アンダー・ザ・シー』が聴けるのはゲーム『キングダム・ハーツ』だけだそうな。へ〜。  内容は、もちろん面白いです。

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