マガジンのカバー画像

読書記録

11
日々読んでいる本の読書記録をここに残します
運営しているクリエイター

記事一覧

社会と接続された孤独な私

社会と接続された孤独な私

今日は有給をとって溜まっていたやりたいことを消化する日。

「THE LONELY CENTURY」Noreena Hertzを読んだ。

最近は本の要約ばかり読んでいて、一冊読み切ったのは久しぶり。

スマートフォンを通じて、社会と常時接続されているにも関わらず、どこかで孤独を感じる最近の違和感と結びついて、言語化が少し進んだので、久しぶりにNoteに書き出してみる。

1. 社会的に引きこもる

もっとみる
【読書録】売上を、減らそう。 -たどりついたのは業績至上主義からの解放

【読書録】売上を、減らそう。 -たどりついたのは業績至上主義からの解放

□ 今回読んだ本タイトル:売上を、減らそう。-たどりついたのは業績至上主義からの解放
著者:中村 朱美

□ なぜ読んだのかタイトル買い。資本主義社会で成長し続けなければならない企業が、成長することを止めた結果、資本主義社会でどう生き延びているのか純粋に興味が湧いた。

□ サマリ資本主義社会では企業が常に成長し続けることで経済が常に発展し続けている。ただ、企業の成長のために、そこで働く従業員の労

もっとみる
【読書録】影響力の武器

【読書録】影響力の武器

□ 今回読んだ本タイトル:影響力の武器
著者:ロバート・B・チャルディーニ
訳:社会行動研究会

□ なぜ読んだのか
今年の5月下旬に購入して積ん読してた本。心理学系の本で紹介されていた気がする...

□ サマリ流れの早い現代の生活では、思考の近道を頻繁に使い意思決定を行う。その際に意図的にばらまかれた影響力によって要求する相手にとって都合のよい意思決定がなされる可能性があり、どんな要素が影響

もっとみる
【読書録】Hotpepper ミラクルストーリー

【読書録】Hotpepper ミラクルストーリー

□ 読んだ本

Hot Pepperミラクル・ストーリー - リクルート式「楽しい事業」のつくり方

□ サマリ- サンロクマルからHotpepperを生み出し、成長する中で生まれた施策や各論についてストーリー形式でまとめられた 平尾勇司氏の一冊。

- 「はじめに」で本人が綴っているように、20年前の事業マネジメントモデルであり、インターネットの普及によって成功モデルとしては古いのかもしれないが

もっとみる
【読書録】予想通りの不合理

【読書録】予想通りの不合理

□ 今回読んだ本

予想通りの不合理

ダン・アリエリーさんの原作を熊谷洋子さんが翻訳したもの

□ なぜ読んだのか

私は社会人2年目のSaaSマーケターです。1年目は担当プロダクトのマーケティング・プロダクト開発を通して仕事に従事してきましたが、そこで得られた人々の反応を改めて自分の中に知識として落とし込みたいと思い、以前知人に紹介されていた本著に手を出しました。

□ サマリ

- 経済学の

もっとみる

【読書録】THE GOAL

□ 今回読んだ本

□ サマリ

プラントマネージャーを主人公とした、ドキュメンタリー。
ただし、ドキュメンタリーの中でプラントマネジメントのその時代では新しい思考法を展開している。
中盤はプラントの課題解決プロセスとして展開されているが、最後にはアレックスが複数の部門を担当することとなり、その課題解決手法もしくは思考プロセスを一段抽象化させているため、
あらゆるビジネスシーンでも適応可能。
ビジ

もっとみる

【読書録】ここらで広告コピーの本当の話をします。宣伝会議

□ 今回読んだ本

□ サマリ小霜和也さんのコピーライターについて書かれた一冊。ただキャッチーな言葉を考えて受け手の目に止まらせるのではなく、あくまで土台にUSPとターゲットの理解があること。
また、キャッチコピーとタグラインは別物。コピーを通じて、商品やサービスを購入・所持することで得られるストーリーを想起させ共感させられるか。
そのためにまずは購買者になりきること。インサイトを言葉にする。

もっとみる

【読書録】心理学的経営 個をあるがままに生かす

□今回読んだ本□ サマリ大沢武志さんの一冊、1993年に発行されているが、30年がたつ今でも人間らしさを中心においた組織運営の名著。

□ Take home
しかしそもそも人間の行動はいわばノイズとしての無駄な情緒や感情を基底に持つところにその本質がある。効率性と合理性を優先させる組織論は人間存在の一方の重要な局面を無視しているのである

人がなぜ仕事に動機づけられるかというモティベーションの問

もっとみる

【読書録】江副浩正

□ 今回読んだ本□ サマリ 著者 馬場マコト・土屋洋
リクルートの創業者である江副浩正の人生を彼のエネルギーの源泉を探りながら書き上げられた一冊
大学入学以降はどこの会社にも務めず会社を起こしその後死ぬまで進み続けた彼の人生を追体験しているかのような気持ちになれる一冊

□ Take home1. 人を生かすためには得手なことをやらすこと

2. 人が多ければ多いほど結論が遅くなるので経費がか

もっとみる

【読書録】Think Clearly

□ 今回読んだ本

□ サマリ- 著者ロルフ・ドベリが書いた「どうしたら良い人生を送れるのか」について52の思考法を紹介しているこの本。

- 今回ピックアップして読んだ章は以下の通り。

 1. 考えるより、行動しよう
 2. 何でも柔軟に修正しよう
 6. 戦略的に「頑固」になろう
 11. 自分の感情に従うのはやめよう
 16. 自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
 24. 本当の自

もっとみる

【読書録】ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと

積ん読してた本をせっかくの機会なので一つずつ消化中。
今日読んだ本は、

サマリ

- 日本と海外の「デザイン」の捉え方が異なり、世界的に使われているデザインするは分析→課題特定→可視化して見た目のいいものを作り上げるすべてのプロセスを含めてデザインすると呼ぶ 
- 日本人は技術力の高さ、商品品質の高さはあるが、一方で伝えることは苦手な傾向にある(幼少期から教育過程で自己表現を行う機会が多くない)

もっとみる