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2021年オフシーズン Bリーグ 移籍動向まとめ

こんにちは、hiroです。

今回は開幕前なので、今年のオフに起こった移籍動向をまとめていこうと思います。

今年の夏は今まで以上に移籍が活発に起こっており、勢力図が変わりつつあるような動きが多かったです。

それを踏まえてBリーグの全36チーム動向をまとめました!(B2はコメントは無しです)今回は例年よりも簡潔にまとめてます。

来る2021-22シーズン開幕前に気になるチームだけでも見て頂ければ幸いです。

では行きましょう!


レバンガ北海道

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チームスローガン:CRAZY

in
デモン・ブルックス
🇺🇸、寺園 脩斗、ダニエル・ミラー 🇺🇸、ショーン・ロング 🇺🇸、ナナー ダニエル弾

out
ニック・メイヨ
🇺🇸、多嶋 朝飛、内田 旦人、ファイ パプ月瑠 🇯🇵、ジョーダン・テイラー 🇺🇸、ジャワッド・ウィリアムズ 🇺🇸

昨シーズンも苦しいシーズンを過ごした北海道は、得点王を受賞したメイヨを含む外国籍選手全員が退団。日本人選手の入れ替わりは少ないですが、長年北海道を引っ張ってきた多嶋の退団も驚きでした。新加入の寺園やナナーを含む期待の若手選手が多いことは北海道にとっては明るい材料でしょう。

昨シーズンの北海道はPGの外国籍テイラーを起用し、機動力のあるバスケを目指していたと思いますが、結果的にはインサイドが弱く、それが成績にも影響。今シーズンはミラーが古巣に復帰し、島根からはブルックスとKBLのMVPロングを補強して、インサイドの強化に動いています。

一番大きな点としては、折茂社長との『お友達人事』と言っても良い佐古賢一HC就任。オフシーズン始めに継続濃厚と報道されていた宮永HCが佐賀に移籍し、U-19ワールドカップを率いていた佐古さんがクラブチームとしては広島以来のヘッドコーチに就任。近年東地区下位に沈んできたチームをどのように立て直すのか注目です。

まとめ
・多嶋、メイヨなどの主力選手の退団
インサイドを改善できるか?
・社長の友達、佐古賢一HC就任

注目選手:山口 颯斗


秋田ノーザンハピネッツ

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チームスローガン:ウルトラアキタ

in
川嶋 勇人、ジョーダン・グリン
🇺🇸、田口 成浩、コルトン・アイバーソン 🇺🇸

out
細谷 将司、ハビエル・カーター
🇵🇦、野本 建吾

秋田は今シーズンは契約継続のニュースが多く、そのほとんどの選手が複数年契約と自分たちのスタイルに揺るがない自信を持っていることが伺えます。

そんな中でも的確過ぎる補強を行った印象で、昨シーズンMIP級の活躍を見せた川嶋は激しいディフェンスを見せる秋田にはベストマッチだと思います。また昨シーズンも苦戦したスリーポイントの強化に田口が古巣復帰、外国製のグリンを獲得。田口はブースターに受け入れられるのか気になります。

気になる点でいうと、外国製選手が4人いるところ。コールビーがILに登録されている関係なのですが、復帰した時に誰をカットするのかも気になるところ。グリンのアウトサイドの確率が低調に終わるなら、インサイドで力を発揮するアイバーソンを残すのかなと思いますが果たして。

まとめ
・複数年契約の継続路線
・弱点の的確な補強
・外国籍選手が4人

注目選手:大浦 颯太


茨城ロボッツ

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チームスローガン:BUILD UP (Together)

in
多嶋 朝飛、エリック・ジェイコブセン
🇺🇸、西川 貴之、谷口 大智、
ハビエルゴメス・デ・リアノ 
🇵🇭

out
アブドゥーラ・クウソー 🇳🇬(現役引退)、眞庭 城聖、小寺 ハミルトンゲイリー 🇯🇵、小林 大祐、鎌田 真

悲願のB1昇格を果たした茨城ロボッツは7選手が契約継続でグレスマンHCも続投。グレスマンと言えば走って殴り勝つスタイルのバスケを展開し、愛媛時代には40分間で121-110の試合を演じたこともありました(その試合で50得点したのが茨城のタプスコット)。B1は今シーズンも降格は無いので、そのスタイルを貫いて欲しい。

B1を戦うにあたりB1経験のある日本人を3人獲得。特に注目なのが、多嶋と西川の道産子コンビ。インタビューなどから多嶋に寄せてる期待の大きさが伺えますし、西川は三遠では怪我に苦しんでる事が多かったので復活して持ち前の得点力を発揮できるか。この2人がB1初挑戦の茨城を牽引出来ないと厳しいかもです。

外国製選手は現在のB1では少し実力は落ちるのではないかと思ってしまいますが、フィリピン代表のハビエルゴメス・デ・リアノも加えられたことは大きかったと思います。個人的にはB2では脅威の得点力を誇っていたタプスコットがB1でどれくらいやれるのかは気になりますね。

まとめ
・B2からの継続路線
・多嶋、西川の道産子コンビが牽引できるか
・外国籍選手は少し心配

注目選手:チェハーレス・タプスコット


宇都宮ブレックス

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チームスローガン:BEYOND

in
チェイス・フィーラー
🇺🇸、アイザック・フォトゥ 🇳🇿、ブランドン・ジャワト 🇮🇩

out
LJ・ピーク
🇺🇸、ライアン・ロシター 🇯🇵、ジェフ・ギブス 🇺🇸

リーグ戦1位の成績を残したものの、天皇杯とCSで準優勝に終わったブレックスは、ロシター、ギブス、ピークが退団。特にロシターは8シーズン在籍し、帰化選手としてだけでなくリーダーとしても貴重な存在だっただけに大きな痛手。土台を失ったブレックスは、新たな土台を構築しながら戦っていくシーズンになると思います。

スコット以外の外国籍選手が入れ替わり、外の打てるビッグマンが加入。フィーラーは身体能力が高いストレッチ4で、フォトゥもインサイドで力を発揮しながらもスリーも打てるニュージーランド代表ビッグマンです。これまで無かった、スリーを打てるビッグマンが加わることで、良いスペーシングが生まれ比江島やテーブスもアタックしやすくなることに期待。一方で無類の強さを誇っていたオフェンスリバウンドがどうなるかは少し懸念事項ですかね。

一方の日本人選手は全員継続で、日本人選手の平均年齢はB1最高齢。ベテランの経験値が強みの反面、単純な身体能力が落ちており、特にセカンドユニットのディフェンスは気になるところ。この決断が吉と出るか凶と出るか?また、Bリーグ初のインドネシア人プレイヤーであるジャワトも楽しみな存在。彼はプレーだけでなく根っからの陽キャっぷりを活かしてムードメーカーのような存在になると思うので注目してみてください。

まとめ
・ロシター、ギブスが抜けて土台から作り直し
・外の打てる外国籍とBリーグ初のインドネシア国籍のアジア枠
・日本人選手全員変わらずは吉と出るか凶と出るか

注目選手:テーブス 海


群馬クレインサンダーズ

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チームスローガン:COME ON! “前人未踏”第2章、始まる。

in
マイケル・パーカー
🇯🇵(完全移籍)、野本 建吾、アキ・チェンバース、オンドレイ・バルヴィン 🇨🇿、五十嵐 圭

out
小淵 雅
(現役引退)、田原 隆徳、古牧 昌也、野﨑 零也、ブライアン・クウェリ 🇺🇸、佐藤 文哉

群馬はB2で52勝5敗と圧倒的な強さでB1に昇格しましたが、初のB1挑戦に向けてロスターのアップデートを敢行。レンタル移籍だったパーカーを完全移籍で獲得したのを皮切りに、4人の選手を補強。五十嵐は引退した小淵に変わるチームの顔になるだろうし、チェコ代表のバルヴィンはオリンピックを見ればBリーグでも驚異になることは明らか。チェンバースと野本の補強も抜け目のない充実の補強と言っても良いでしょう。ちなみに、バルヴィンは他のBリーグのチームからオファーがあったようです。

素晴らしいロスターは揃ったと思うので、群馬がB1で勝っていくにはコーチの存在も大きいと思います。平岡さんが抜けたヘッドコーチの椅子にはトーマス・ウィスマンが就任。ウィスマンは宇都宮Bリーグ初代優勝した時のHCでしたが、その時からアップデートされている感じがしないのが横浜を率いていた時の正直な印象。ウィスマンを支えるアシスタントコーチ陣も初経験者ばかりなのは少し気になります。B2では走って走って殴り勝ってきた群馬は、B1でも走って走って殴り勝ちに行くことをウィスマンは選択したのだとプレシーズンを見て感じました。そのスタイルがB1でどれくらい通用するのか楽しみです。

そんな群馬は開幕から宇都宮→千葉と昨シーズンのファイナリストとの4連戦でB1での挑戦が始まります。この4試合で勝ち越すと勢いに乗りそうな気がします。鍵を握りそうなのは、昨シーズンのメンバーが中心になりそうなセカンドユニットの活躍ですかね。

まとめ
・オープンハウスマネーで充実の補強
・鍵を握りそうなのは残留した日本人選手たち
・少し気になるコーチ陣

注目選手:
オンドレイ・バルヴィン


千葉ジェッツ

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チームスローガン:PAINT IT JETS

in
クリストファー・スミス
🇺🇸、ジョン・ムーニー 🇺🇸

out
セバスチャン・サイズ
🇪🇸、コー・フリッピン、マイケル・パーカー 🇯🇵(完全移籍)、晴山 ケビン(完全移籍)、シャノン・ショーター 🇺🇸、大倉 颯太(特指活動終了)

悲願のリーグ優勝を果たした千葉でしたが、立役者であるサイズ、ショーター、フリッピンが退団。ファイナルMVPのサイズはアルバルク、CSで大きく飛躍したフリッピンはルーツのある沖縄へ、千葉のオフェンスで違いを見せていたショーターは海外へ移籍。これだけ見るとかなりの痛手です。

ただ、新加入の外国籍選手2人もまぁまぁエグいです。得点力がありスリーも40%以上の高確率で沈めるスミスと、オーストラリアでオール1stチームとリバウンド王を獲得したムーニー。特にムーニーは昨シーズンがルーキーシーズンで成長も期待できる逸材。

日本人選手の補強は無いもののサイズのある若手も多く、佐藤や赤穂やラシードといった選手の成長も楽しみだし、冬には大倉颯太も入ってくるだでしょうから、退団した選手の穴を十分埋められると思います。個人的には赤穂雷太がウイングでプレータイムを勝ち取ってくれることを期待しています。

大野政権6シーズン目になり、練習場新しく出来たり、コーチングスタッフ陣の充実も見られるのがジェッツの素晴らしいところだとも思っています。練習場すごいです。

まとめ
・優勝の立役者が退団
・新たに加わった外国籍選手も半端ない
・若手の成長に注目

注目選手:佐藤 卓磨


アルバルク東京

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チームスローガン:DRIVE TO TOP

in
安藤 周人、セバスチャン・サイズ
🇪🇸、笹倉 怜寿(レンタルバック)、ライアン・ロシター 🇯🇵、ジョーダン・テイラー 🇺🇸

out
須田 侑太郎、津山 尚大、デション・トーマス
🇺🇸、安藤 誓哉、ケビン・ジョーンズ 🇺🇸、竹内 譲次、ジャマール・ソープ 🇺🇸、ジョーダン・セオドア 🇺🇸(メディカルアウト)

昨シーズンはまさかのCS進出を逃してしまったアルバルク東京。本気になったアルバルクは凄まじかった。宇都宮から帰化選手のロシター、千葉からは移籍金を払ってサイズを獲得と、昨シーズンファイナル進出した2チームから核となる選手を獲得。また、オリンピックには出られなかったものの、日本代表候補として素晴らしい活躍を見せた安藤周人も獲得してみせた。トヨタマネー恐るべし。

ただ、思わぬアクシデントも発生。ヨーロッパでの経歴がえげつなかったジョーダン・セオドアはメディカルチェックが通らず契約解除。代わり北海道でプレーしたジョーダン・テイラーを獲得したのですがね。テイラーは他のチームの移籍が決まった趣旨をSNSに書いていたようなので、お金を払ったのかもしれませんね。

選手だけでなく、スタッフ陣にも力を入れているのがアルバルクの憎いところです(褒めてる)。アルバルクはコーチという役職が与えられているスタッフだけでなんと9人もいます。Bリーグでダントツの多さです。抜かり無し。

これだけ見ると圧倒的優勝候補に見えますが、メンバーも半数が変わり強みも変わると思います。ルカHC継続なので、システム自体は大きく変わるというわけではないとは思いますが、日本人選手は若い選手が増え、ビッグマンのタイプも大きく変わりました。端的に言うとトーマスやジョーンズの強みにしていたスリーポイントが、ロシターとサイズの強みにしていたオフェンスリバウンドにシフトするといったところでしょうか。近年の上位チームはオフェンスリバウンドが強い傾向にありますが、ビッグマンのスリーが少ないのでインサイドを固められた時どうなるか気になるところです。まぁ普通に強いでしょう。

まとめ
・トヨタマネー炸裂
・充実のコーチ陣
・セオドア契約できず思わぬアクシデント

注目選手:ザック・バランスキー


サンロッカーズ渋谷

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チームスローガン:結 ~ALL IN~

in
ジョシュ・ハレルソン
🇺🇸、高橋 耕陽

out
チャールズ・ジャクソン
🇺🇸、山内 盛久、野口 大介

サンロッカーズ渋谷は今シーズンも継続路線で戦っていくことが予想されます。だとすると、ハイプレッシャーを突破された後のディフェンスを改善できるかで結果は変わりそうな予感があります。山内と野口の抜けた穴は渡辺、盛實、西野の専修大学トリオが埋める形になりそうです。このトリオはロマンに満ち溢れてますね。

新加入はハレルソンと高橋の2人のみ。ハレルソンがコンディション万全でフルで戦えるかが重要になってきそうかなと。高橋は192cmと渋谷の中では貴重なサイズのある日本人選手であり、スピードのあるハンドラーが加わえることが出来ました。2人のみの加入ですがオフェンスの幅は増えるんじゃないかなと思います。

そんな渋谷で気になるトピックと言えば『謎の練習生』マックスヒサタケの存在。海外で渋谷加入と報道されてざわつかせたが、結果的には練習に参加したというリリースのみ。ハレルソンが帰化を目指しているという話もあるのでそれ絡みのコンタクトなのかもしれないですがどうなるでしょうか。

まとめ
・継続路線
・2人のみのピンポイント補強
・マックス ヒサタケは何者?

注目選手:
高橋 耕陽


川崎ブレイブサンダース

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チームスローガン:MOVE

in
前田 悟、鎌田 裕也、マット・ジャニング
🇺🇸、綱井 勇介

out
辻 直人、青木 保憲、大塚 裕土、マティアス・カルファニ 
🇺🇾

「辻!嘘だろ!?嘘だと言ってくれー!」というワタシの心の声でした。そんな方も多かったはず。川崎の顔だった辻直人まさかの広島移籍。今回のオフ最初の衝撃でした。辻の退団は衝撃だったけれど、サトルマエタを獲得できたことは大きいと思います。スリーの成功率で言えば辻よりも約5%も良いし、ディフェンス面でのハッスルもプレシーズンで見られて好印象でした。

また、昨シーズン猛威を振るっていたビッグラインナップの中核であるファジーカス、アギラール、ヒースは残留。また別のオプションとして外国籍シューターのジャニングも獲得し、日本人ビッグマン鎌田も古巣復帰。今シーズンも川崎のビッグラインナップを止められるチームは少ないかもしれない。

川崎はホームの神奈川ダービーで開幕した後、宇都宮→琉球と昨シーズンの地区優勝チームとの連戦。主力選手の年齢的にも是が非でも優勝したいシーズンだと思うので、この開幕6連戦めちゃくちゃ重要ですね。

まとめ
・辻退団!嘘だろ!嘘だと言ってくれー!
・高確率で射止めるシューター2枚連れてきた
・恐怖のビッグラインナップ継続

注目選手:
前田 悟


横浜ビー・コルセアーズ

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チームスローガン:DARE TO BE BOLD

in
レイトン・ハモンズ
🇺🇸、古牧 昌也、大庭 岳輝、土屋 アリスター時生

out
竹田 謙
(現役引退)、小原 翼(現役引退)、秋山 皓太、ロバート・カーター 🇺🇸、アキ・チェンバース、ケドリック・ストックマン・ジュニア

スタッフ陣解体
Bリーグになってからフランチャイズ最高勝率を記録した横浜はどうなるだろうか。昨シーズンの途中にフランスのチームに移籍が決まっていたはずのミリングHCは広島に電撃移籍、加藤ACも広島に移籍するなどスタッフ陣の退団も多かった。昨シーズン現役を退き新たに竹田GMが就任し、青木HCが横浜に戻ってきた。正直、青木HCにあまり良い印象は無かったのだが、竹田GMの下どのようなチームを作りあげていくのだろうか?

平均年齢の若い日本人選手の成長求む
日本人選手の半分が入れ替わることになった横浜だったが、昨シーズンMIPクラスの活躍を見せた森川を残すことが出来たのは大きかったと思います。ただ、本音を言えばチェンバースも残したかったですよね。個人的にもこの2人が同時出ているのをもう少し見たかった。チェンバースが比較対象になってしまうのは少し酷だが、古牧と大庭がどれだけ貢献できるか。

期待が持てる外国籍選手
一方の外国籍選手は昨シーズン安定した活躍を見せていたアウダとベクトンが残留。『外国籍ガチャ』と揶揄されていた数年前とは違い、実力的に計算が出来る2人がいることはチームにとって大きいだろう。また、ロシアリーグで素晴らしいスタッツを残しているアウトサイドが主戦場のハモンズも楽しみな選手の一人。ハモンズを起用するとなるとインサイドが弱くなるのでベテランのモリスの貢献は必須だろう。

まとめ
コーチ陣含め変化の多い横浜は今シーズンも20勝を目指すのが現実的な目標かなと思います。注目プレイヤーは、昨シーズン素晴らしい活躍を見せた森川。今シーズンは日本人エースとして横浜を引っ張っていく必要があるでしょうし、個人的に好きな選手なのでそういうプレーを見たいです。当然マークも厳しくなることが予想されますが、昨シーズンギリギリ届かなかった平均二桁得点をクリアして欲しいです。
あと気になるところとしてはPGの部分。特に生原は昨シーズン30試合しか出ていないことを考えると怪我した時が心配です。17歳のジェイコブス君に出番はあるかにも注目です。

まとめ
・スタッフ陣解体
・若い日本人選手の成長求む
・期待が持てる外国籍選手

注目選手:森川 正明


新潟アルビレックスBB

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チームスローガン:全越一丸 ~all niigata as one~

in
岡本 飛竜、遠藤 善、チリジ・ネパウェ
🇿🇦、木村 圭吾、ジェフ・エアーズ 🇺🇸、綿貫 瞬、コービー・パラス 🇵🇭

out
林 翔太郎、水野 幹太(レンタル移籍)、ジェイソン・ウォッシュバーン
🇧🇬、柏倉 哲平、石井 峻平、五十嵐 圭、西田 優大

コート外で不信感満載だった新潟。ブースターにとっては地獄のようなオフシーズンだったのかなと察します。育成に力を入れると謳っていたにも関わらず、有望だった若手選手のほとんどが育つ前にチームを去った。それだけでなくBリーグになってからチームの顔だった五十嵐圭までもチームを去ったことが苦しさを物語っている。というよりもフロントが色々と駄目だと思う。

ただ、オフシーズン序盤のゴタゴタ感や不信感を考えると充分に戦えるだけの戦力は揃ったと思います。当初はもっと酷いと思っていたのはここだけの話。契約解除になったヘッドコーチには新潟に縁のある平岡さんが就任し、外国籍選手は日本で経験のあるエアーズとネパウェを獲得。日本人選手も4人獲得したものの、この部分の戦力ダウンは否めないかなと。各ポジションにベテラン選手がいることは若手選手にとって良いお手本だと思うので、1人でもブレイクしてくれる選手が出てきて欲しいところ。プレシーズンで躍動した遠藤には大きな期待がかかります。新人王に絡んでくるか?

そんな新潟においての希望の光は、プレシーズンで躍動した遠藤とアジア枠で獲得したパラスでしょう。このフィリピン代表は宇都宮も狙っていたとフィリピンで報道されていた選手で、198cmというサイズと身体能力が持ち味。パラスも23歳と若く伸びしろ充分で、プレータイムを多く確保出来ると思うので、今シーズン補強した中で楽しみな選手の1人です。

まとめ
・コート外が悲惨だったオフシーズン

・遠藤&パラスは
希望の光

注目選手:
遠藤 善


富山グラウジーズ

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チームスローガン:無し

in
松井 啓十郎、晴山 ケビン、小野 龍猛、ブライス・ジョンソン 🇺🇸、ドワイト・ラモス 🇵🇭

out
前田 悟、岡田 侑大、松脇 圭志、城宝 匡史、橋本 晃佑

サトルマエタ、新人王岡田、出世魚松脇、KD橋本と有望な若手選手たちが相次いで退団。この4人で約30得点を取っていただけでなく、彼らが得点することで勢いをもたらしていた部分は割と痛いと思います。

そんな若手たちが抜けていった富山の新加入選手は5人で炎さんが好きそうな選手を的確に補強できた印象。特に松井、晴山といった京都時代に浜口炎&マブンガの元で結果を残してきた選手なので、4割近くスリーを決めてくれることが期待される。

新加入選手のほとんどは生かされるタイプですが、アジア枠で加入したフィリピン代表のラモスは、オールラウンドに活躍できる選手で、昨シーズンの岡田のように見るから得点することもできそうなのは大きいですね。

西地区に移動した富山ですが、地区優勝を狙えるだけの戦力はあると思います。個人的に注目なのは宇都で、昨シーズンはチームが成熟していく中でプレータイムが徐々に減っていき、富山に移籍してからプレータイムとアシスト数でワーストの記録。岡田やサトルマエタが抜けたこともありプレータイムは増えていくだろうし、新加入した選手たちは自分でシュートクリエイトするよりも活かしてもらうタイプの選手が多いので、マブンガだけでなく宇都のアシストは鍵になりそうな気がしてます。

まとめ
・主力だった若手全員退団
・炎さんに合う選手を補強

注目選手:宇都 直輝


信州ブレイブウォリアーズ

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チームスローガン:

in
前田 怜緒、岡田 侑大、熊谷 航

out
小野 龍猛、佐藤 託矢
(現役引退)、山本 エドワード、武井 弘明

B2最強の守備力を引き下げ挑んだ初B1の舞台は20勝34敗と歴代の昇格チームの中では最高の成績を残すことが出来た信州。B2最強の守備力はB1でも建材でリーグ2位の平均失点を記録した一方で、平均得点は最下位で失点数を下回る結果に。

そんな中で加わったのが生きの良い若手トリオ。前田、熊谷、岡田と勢いのある若手3人が加わり、得点面での貢献に期待したいところ。特に岡田はエースとしての働きを求められていると思いますし、岡田に守備力が備わったら日本代表も見えてくるんじゃないかなと思っているので、マイケルさんがどのように扱っていくのか注目しています。また、高齢化が心配されたロスターも日本人選手は若返りに成功したのも良いですね。

信州の注目ポイントは、スリーの成功率ワースト4位という部分をどこまで上げられるかだと思っています。リーグ最多のスリー試投数であるものの、確率が低く得点が伸び悩んだ部分を改善できるか。また、若手トリオだけでなく昨シーズン活躍した西山も平均二桁取れるかは上位に喰い込む上で鍵になるでしょう。

まとめ
・継続路線
・新加入若手トリオに期待したいオフェンス力

注目選手:栗原 ルイス


三遠ネオフェニックス

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チームスローガン:SHIN!SAN-EN

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田渡 凌、松脇 圭志、エリアス・ハリス 🇩🇪、杉浦 佑成、ジャスティン・ノックス 🇺🇸、ロバート・カーター 🇺🇸、山内 盛久、津山 尚大

out
川嶋 勇人、カイル・ハント 🇺🇸、寺園 脩斗、西川 貴之、山本 柊輔、北原 秀明、ネナド・ミリェノヴィッチ 🇷🇸、鈴木 空、ステヴァン・イェロヴァツ 🇷🇸、山本 浩太(レンタル移籍)

昨シーズンは怪我人が多すぎて野戦病院化し、フルスペックで戦えた試合がほとんど無かった三遠は山本のレンタルも含め10選手が退団。昨シーズン躍進したスティール王川嶋や日本人スコアラーの西川、外国籍も全員退団した。ただ、ラベナも残ったし、ヴィチェンティッチHCを残したということは目指すスタイルは明確なことがわかりますね。

この夏に起こった移籍の中では派手な補強というわけではないが、個人的には良い補強ができたと思ってます。玄人好みと言いますか、良い仕事をしてくれる日本人選手が揃った印象。

近年は外国籍選手に苦戦してきた三遠は、海外から元ドイツ代表のハリス、韓国で中村太地とチームメイトだったノックスを獲得し、国内からは得点力に定評のあるカーターを獲得。昨シーズンはPGの外国人選手がいましたが、今シーズンはビッグマン3枚を揃えた形。カーターは2シーズン安定した活躍を見せているし、海外から獲得した2人が想定したとおりの活躍が出来るか注目。PG、ラベナ、太田に外国籍2枚のビッグラインナップやらないかな〜と妄想しております。多分やらないけど。

まとめ
・B1で一番退団選手が多かった
・日本人選手は良い補強が出来た
・近年苦しんできた外国籍選手の出来は?

注目選手:津屋 一球


シーホース三河

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チームスローガン:全力三河

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細谷 将司、角野 亮伍、ジェロード・ユトフ 🇺🇸、橋本 晃佑、西田 優大

out
熊谷 航、シェーン・ウィティングトン 🇲🇰、加藤 寿一、高橋 耕陽、川村 卓也、金丸 晃輔

エースであり昨シーズンのMVP金丸晃輔の退団。今オフの三河のトピックと言えばこれに尽きます。金丸の穴は埋まるわけがない。また、リーグ2位のスリー成功率を引っ張っていた川村、ウィッテイングトンの退団も痛手なのかなと思います。今シーズンは守備寄りにシフトすると思うのと、個人的には比江島が抜けた後のシーズンみたいになりそうな気がしてます。

選手は抜けても鈴木貴美一政権は続くのである。新たに三河に加わった中での注目は角野と西田のウィング有望株だと思うのですが、近年三河に移籍してきたウィングの選手たちは成長があまり見られずに退団する選手がほとんどなのが気になるところで、この2人を育てることが出来れば面白くなると思います。あと、新外国籍選手のユフトもGリーグファーストチームに選ばれるだけの実力者でもあるので楽しみ。

あと、三河は11人編成で開幕を迎えることになりそうです。しかも、橋本も昨シーズン終盤の怪我で間に合わないと思うので、10人での戦いを強いられることになりそうな予感。苦しい台所事情ですが、チームに胎動しているアンソニー・ローレンスⅡは昨シーズンGリーグでプレーしていた選手。例えば、ガードナーが帰化した暁には、ローレンスⅡもロスターに加わり…という妄想も膨らみますね。

まとめ
・MVP金丸晃輔が退団
・新加入の若手有望株たちを育てられるか
・11人の意図とアンソニー・ローレンスⅡ

注目選手:
角野 亮伍


名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

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チームスローガン:FEAR the RED.

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須田 侑太郎、伊藤 達哉、スコット・イーサトン 🇺🇸、コティ・クラーク🇺🇸、シェーン・ウィティングトン 🇲🇰、ボビー・レイ・ジュニア・パークス 🇵🇭

out
安藤 周人、木下 誠、レオ・ライオンズ 🇺🇸、笹山 貴哉、ジャスティン・バーレル 🇺🇸、ジェフ・エアーズ 🇺🇸

昨シーズンは充分な戦力を揃えながらもCS進出を逃した名古屋は、昨シーズン率いていたクラブのレジェンド梶山前HCをAGMに上手に配置転換。
後任には滋賀からショーン・デニスが就任。毎シーズン滋賀から選手を獲得してきたが、遂にヘッドコーチまでも獲得してみせた。上位進出を目論むチームでどのような結果を見せてくれるのか楽しみです。また、新スタッフとして稲垣ACと古谷S&CCも加入。前者はブレックスでACをしていた時に遠藤をシーズンベスト5にまで躍進させた功労者で、後者は大きな怪我人を出さずに昨シーズン戦い抜いた滋賀を支えた一人。スタッフ陣の充実も抜かり無しです。

昨シーズンも充分な戦力でしたが、今年の夏は安藤や笹山など主力選手を含む半分の選手が入れ替わることになりました。新加入した6人中5人が昨シーズンスリーの成功率が40%を超えているのことからもデニス好みの補強だったと言えるでしょう。その中で唯一スリーの打てない伊藤も、齋藤の才能を開花させたデニスなら上手に使いそうな気がします。名古屋自体スリーの試投数は多い方でしたが、今シーズンは更に多くなりそう。ちなみにプレシーズンの群馬戦ではスリーが17/38でした。

名古屋にも待望のアジア枠の選手が来ました。しかも大物選手。ボビー・レイ・ジュニア・パークスは左利きのフィリピン屈指のスコアラーで過去にはGリーグでプレーした経験を持つ選手。193cmとサイズもあり、ハンドリングも上手なので齋藤の他にもサイズのあるプレーメーカーが加わったのは驚異でしか無いですね。ちなみに彼も昨シーズンのスリーは40%超えてます。

個人的に一番注目しているチームであり、B1の22チームの中で一番良い補強をシたのかなと思っている名古屋D。選手スタッフ含めかなり充実した補強だと思います。正直安藤が抜けた穴を感じさせません。このスリーポイントチームがB1でどこまで勝ち上がれるか?オフェンスリバウンドが鍵になりそうです。

まとめ
・ショーン・デニスHCをも連れてきた
・最強のスリーポイントチーム爆誕
・アジア枠にはフィリピンのオフェンスマシーン

注目選手:スコット・イーサトン


滋賀レイクスターズ

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チームスローガン:Rush 突き進め

in
キーファー・ラベナ 🇵🇭、林 翔太郎、澁田 怜音、川真田 紘也、ショーン・オマラ 🇺🇸、ノヴァー・ガドソン 🇺🇸、森山 修斗、柏倉 哲平、小澤 智将、オヴィ・ソコ 🇬🇧、トビン マーカス海舟

out
ジョーダン・ハミルトン 🇺🇸、狩俣 昌也、伊藤 大司
(現役引退)、前田 怜緒、村上 駿斗(レンタル移籍)、アンガス・ブラント 🇦🇺、ジョナサン・オクテウス 🇺🇸、頓宮 裕人

去年の夏に主力選手がほとんど退団した中でも西地区6位と周囲の予想以上の結果を残した滋賀でしたが、今年の夏も多くの選手がチームを去りました。エースのハミルトンを始め、「滋賀の皆さん俺います。」とツイートしていた狩俣も退団。更にはデニスHCも名古屋に移籍して、19-20シーズン天皇杯ベスト4に進出した時のメンバーは誰一人いなくなってしまった。残留したのは野本と今川の2人のみです。

『滋賀といえば育成』というのがBリーグファンの間には根付いて来ていると思いますが、今年もその姿勢は変わっていません。加入した日本人選手6人は非常に若く伸びしろのある選手ばかり。ちなみに日本人選手の平均年齢は24.4歳でB1最年少。そこにアジア枠のラベナや、外国籍選手たちがどのようなケミストリーを築いていくのか。ちなみに一悶着あったラベナは今シーズンのみしかプレーできないようです。

若武者軍団を束ねるのが昨シーズンまで佐賀を率いていたルイス・ギル。ギルHCは東京オリンピックで男子スペイン代表のACとしてディフェンス面を構築していたことも記憶に新しい。また、ACには佐賀で一緒に仕事をし、スペイン代表にも帯同していた保田さんが就く。保田ACをスペイン代表にも連れて行ったことを考えても2人の関係性が良好なのもわかるし、若い選手を従えてB1でどのようなバスケを見せてくれるのか楽しみですね。

まとめ
・天皇杯ベスト4を知るメンバーが誰もいなくなった
・ヘッドコーチにはスペイン代表ACだったルイス・ギル
・育成の滋賀は健在

注目選手:
キーファー・ラベナ


京都ハンナリーズ

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チームスローガン:STEP UP

in
内田 旦人、加藤 寿一、秋山 皓太、鈴木 達也

out
寺嶋 良、松井 啓十郎、大庭 岳輝、石谷 聡、レイヴォンテ・ライス 🇺🇸、ジャメル・アーティス 🇺🇸(メディカルアウト)

『補強』という意味で考えると、今オフの京都は苦しいと言わざる得ない状況だと思います。寺嶋、松井、ライスといった主力選手の穴を埋めることが出来ませんでした。新加入の日本人選手4人は、鈴木意外は昨シーズンあまりプレータイムを得られていないのでステップアップのチャンスだとは思います。鈴木が怪我がちなのも心配かも。

また、新外国籍選手の予定だったアーティスもメディカルチェックが通らず契約が出来ない始末。京都は唯一外国籍選手2人での開幕になりそうです。ライスは今シーズンの所属チームがまだ決まっていないようなので、再契約すれば良いのにと思ったり思わなかったり。入国も簡単には出来ない昨今で、外国籍選手誰を連れてくるのか見ものですね。ちなみに昨シーズンB1でプレーした外国籍選手でフリーな選手は4人のみです。ケビン・ジョーンズ、ジョナサン・オクテウス、レイヴォンテ・ライス、セドリック・シモンズ。

まとめ
・主力選手退団で苦しい台所事情
・どうする外国籍選手残り1人

注目選手:細川 一輝


大阪エヴェッサ

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チームスローガン:Rockin Hot!!

in
木下 誠、カイル・ハント 🇺🇸、ペリー・エリス 🇺🇸、ザック・モーア、ジャワラ ジョゼフ、青木 龍史、竹内 譲次

out
ジョシュ・ハレルソン 🇺🇸、伊藤 達哉、角野 亮伍、藤本 巧太、ギャレット・スタツ 🇺🇸、土屋 アリスター時生、駒水 大雅ジャック、遠藤 善

昨シーズン西地区2位で初のCS進出を果たした大阪は、今シーズンもロマンに満ち溢れた編成になりました。先ず天日HCがスタートから指揮できる点はめちゃくちゃでかいですね。無事回復した姿を見られて何よりです。

今シーズン大きな動き1つ目は神ディージェイ・ニュービル残留。これは大阪ブースターだけじゃなくて他のブースターにとっても嬉しい残留だと思います。そして、日本代表を長年支えてきた竹内譲次も加わりました。譲次とアイラは日立(今の渋谷)時代のチームメイトで、譲次とアイラを同時に起用する戦術も使うようなのでめちゃくちゃ楽しみです。

毎年「お前誰やねん」という選手を連れてくる大阪ですが、今回は198cmの日本人ウィングのモーアを逆輸入。B2からジャワラ・ジョセフ、B3で1試合46得点を取った青木龍史とロマン溢れる選手を今シーズンも獲得。良いぞ大阪もっとやれ。外国籍選手は大阪に合いそうなハントと、一度契約がおじゃんになったペリーさんが加入してます。

懸念点で言うと、大阪は毎年だが怪我人が気になるところで、橋本は練習はしているようですが合流はまだ先のようですし、合田も様子を見ながらと行ったところ。先発PGを務めることが予想された中村も怪我で開幕戦には間に合わずPG登録がニュービルと青木しかいない状態。木下も名古屋時代はPG登録でプレーしてましたが、全員集合するまで我慢して戦う必要はあると思います。揃ったら強いと思います。

まとめ
・日本人ビッグマン竹内譲次加入
・期待を裏切らないロマンお前誰やねん枠(
お前誰やねん枠
・怪我人が心配

注目選手:竹内 譲次


島根スサノオマジック

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チームスローガン:UNITE as ONE.

in
金丸 晃輔、安藤 誓哉、ニック・ケイ 🇦🇺

out
デモン・ブルックス 🇺🇸、杉浦 佑成、橋本 尚明(レンタル移籍)、神里 和、大﨑 翔太(レンタル移籍)

島根は昨シーズン終盤で8連勝を達成し勝率5割にギリギリ届かないところで終えました。そこで活躍した主力選手をほとんど残すことに成功。特にセカンドユニットの得点源だったビュフォードの残留はめちゃくちゃ大きいと思います。

そこに加わったのが強力過ぎる3選手。安藤誓哉、金丸晃輔、ニック・ケイ。リーグ優勝経験のあるPG、昨シーズンのMVP、オリンピック銅メダリスト。字面にするとすごい。島根は昨シーズンのスリー成功率が最下位と苦しんだのですが、金丸と安藤が加わったことでどうなるか。金丸も「トランジションでスリーのアテンプトが増えそう」と語っていたのでスリーの数値がどうなるか注目してます。

そんなチームを従える新HCは昨シーズン香川を率いたポール・へナレHC。ニュージーランド代表も指揮したHCがB1でどのようなバスケを披露してくれるのか楽しみにしてます。個人的には北川と阿部が重要になりそうだなと思っております。

まとめ
・昨シーズンの主力選手ほぼ残留
・強力過ぎる新加入3人
・HCは元ニュージーランドHC


注目選手:
ニック・ケイ


広島ドラゴンフライズ

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チームスローガン:B∞ST(ブースト)~UNITED WE STAND 2021-22~

in
チャールズ・ジャクソン 🇺🇸、寺嶋 良、辻 直人、ニック・メイヨ 🇺🇸、青木 保憲、船生 誠也

out
田渡 凌、田中 成也(レンタル移籍)、谷口 大智、古野 拓巳、森山 修斗、岡本 飛竜、チリジ・ネパウェ 🇿🇦、荒尾 岳

今オフの主役は間違いなく広島でした。B1初挑戦の昨シーズンは9勝46敗とB1で戦う難しさを痛感するシーズンになりました。それもあって今オフは精力的に補強を行い、辻やメイヨ、ジャクソンといった主力選手を獲得。ただ、インサイドの組み合わせ難しそうだなとも思ったり思わなかったり。

また新HCとして横浜を指揮していたカイル・ミリングHCを招聘。フランスに戻るはずだったところを連れてきたのは意外でしたが、昨シーズンの手腕を見ても広島を礎を築くには持ってこいのHCはだと思います。

そんな広島ですが、個人的には上位に喰い込むのは難しいかなと。11人編成と少なく怪我人が出ると厳しいところと、退団選手が多く序盤は苦しむのかなと予想しています。

まとめ
・NOVAマネー炸裂!オフの主役に躍り出る大補強
・フランスに行くはずだったミリングHCも連れてきた
・11人で大丈夫?

注目選手:トーマス・ケネディ


琉球ゴールデンキングス

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チームスローガン:

in
コー・フリッピン、アレン・ダーラム 🇺🇸、小寺 ハミルトンゲイリー 🇯🇵、渡邉 飛勇

out
石崎 巧
(現役引退)、寒竹 隼人、船生 誠也、ナナー ダニエル弾、キム・ティリ 🇫🇷

4シーズン連続で西地区優勝を成し遂げた琉球も、今オフでアップデートを図りました。まず昨シーズン西地区優勝したにもかかわらずコーチ陣が入れ替わりました。藤田さんと入れ替わる形で桶谷大HCが久々に琉球のHCに就任しました。個人的には桶谷さんがbj時代に率いていた時少し見ていたので楽しみです。

新加入選手はCSで沖縄アリーナで飛躍したフリッピンを獲得し、多彩なビッグマン3人を加えてインサイドの強化を敢行。渡邉飛勇の怪我は残念だったものの、強豪での活躍が楽しみなダーラムと桶さんが獲得を望んだ帰化選手小寺さんを起用したビッグラインナップも強そうだなと思います。また、プレシーズンではフリッピンをPG起用するシーンも見られ、出る選手によってスタイルが変わるような多彩さが見られそうだと思います。

琉球は開幕からアルバルク→三河→川崎→富山とビッグマッチ8連戦でスタートします。富山の次は大型補強を見せた広島が相手ということもあり、10月は一番ハードなスケジュールです。どう戦い抜くか注目しましょう。

まとめ
・スタッフ陣解体
・インサイドの強化
・いろんなことが出来るチームの完成

注目選手:
コー・フリッピン


B2 移籍動向まとめ

青森ワッツ

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チームスローガン:RUSH UP

in
藤岡 昂希、伊藤 大和、臼井 弘樹、喜久山 貴一、マイケル・クレイグ 🇺🇸、レナルド・ディクソン 🇨🇦、ライアン・リチャーズ 🇬🇧、カマーク・カリノ 🇵🇭

out
綱井 勇介、佐野 太一、池田 祐一、オーランド・サンチェス
🇩🇴、鈴木 悠介、ダニエル・オルトン 🇺🇸、スティーブン・ハート 🇺🇸、ビリシベ 実会、寺嶋 恭之介

仙台89ers

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チームスローガン:Ascend

in
寒竹 隼人、田中 成也(レンタル移籍)、ジャスティン・バーレル 🇺🇸、デビン・オリバー 🇺🇸、ジェロウム・メインセ 🇺🇸、神里 和、荒尾 岳

out
ダニエル・ミラー
🇺🇸、エリック・ジェイコブセン 🇺🇸、笹倉 怜寿、鎌田 裕也、ルブライアン・ナッシュ 🇺🇸、矢代 雪次郎、金城 茂之(現役引退)、臼井 弘樹

山形ワイヴァンズ

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チームスローガン:STEP UP

in
眞庭 城聖、村上 駿斗(レンタル移籍)、田原 隆徳、髙橋 浩平、ケニー・ローソン 🇺🇸、オーランド・サンチェス 🇩🇴、五十嵐 貴志、ジャワッド・ウィリアム 🇺🇸ズ、山田 友哉

out
飯田 遼、新号 健、アンドリュー・ランダル
🇺🇸、ナナー ダニエル弾、秋山 熙、鶴田 美勇士、ランス・グルボーン 🇺🇸、上杉 翔(現役引退)、キース・クラントン 🇺🇸、和田 保彦(現役引退)

福島ファイヤーボンズ

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チームスローガン:ONE UP

in
長谷川 智伸、水野 幹太(レンタル移籍)、ジェームス・ウォールジャスパー、ジェイソン・ウォッシュバーン 🇧🇬、市岡 ショーン、アレックス・マーフィー 🇫🇮、橋本 尚明(レンタル移籍)

out
菊池 広明、マーク・セントフォート
🇺🇸、鈴木 大、武藤 修平(レンタル移籍)、喜久山 貴一、ジョーダン・フェイゾン 🇺🇸

越谷アルファーズ

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チームスローガン:ALL for 1

in
松山 駿、ソウ シェリフ 🇯🇵、ブラクストン・ハギンズ 🇺🇸、鎌田 真

out
西片 翼
(現役引退)、鮫島 宗一郎、チャールズ・ヒンクル 🇺🇸

アースフレンズ東京Z

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チームスローガン:ブイ!ブイ!

in
パット・アンドレー
🇺🇸、マーク・エディーノエリア 🇺🇸、ホアンゴメス・デ・リアノ 🇵🇭、マーク・バートン 🇺🇸、増子 匠、宮越 康槙、ビリシベ 実会、ジョシュア・クロフォード 🇺🇸、山ノ内 勇登

out
ケイン・ロバーツ、岡田 優介、紺野 ニズベット翔、アレクサンダー・ジョーンズ
🇺🇸、輪島 射矢(現役引退)、カイル・バローン 🇺🇸、ナンナ・エグー 🇺🇸、綿貫 瞬

ファイティングイーグルス名古屋

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チームスローガン:REBORN

in
相馬 卓弥、アンドリュー・ランダル 🇺🇸、笹山 貴哉、エヴァンス ルーク 🇯🇵、野﨑 零也、石川 海斗、ジェレミー・ジョーンズ 🇺🇸、ブライアン・クウェリ 🇺🇸

out
ベンジャミン・ローソン
🇬🇧、杉本 慶、松山 駿、ソウ シェリフ 🇯🇵、ジャワラ ジョゼフ、飛田 浩明、荒川 颯、ジェロウム・ティルマン 🇺🇸

西宮ストークス

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チームスローガン:ALL GREEN

in
シャキール・ハインズ
🇺🇸、中西 良太、川村 卓也


out
マット・ボンズ
🇺🇸、岸田 篤生

バンビシャス奈良

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チームスローガン:Be AMAZING

in
横江 豊、鈴木 大、コーリー・ジョンソン
🇺🇸、グレッグ・マンガーノ 🇺🇸、デイビッド・ドブラス 🇪🇸


out
長谷川 智伸、大塚 勇人、ショーン・オマラ
🇺🇸、マーカス・ダブ 🇺🇸、小林 大起、石塚 裕也、ラキーム・ジャクソン 🇺🇸、伊藤 大和、クリス・オトゥーレ 🇺🇸(加入後契約解除)

香川ファイブアローズ

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チームスローガン:ONE UNION

in
谷口 光貴(完全移籍)、伊集 貴也、飯田 遼、アンガス・ブラント
🇦🇺、矢代 雪次郎、頓宮 裕人

out
高比良 寛治、横尾 達泰
(現役引退)、ケビン・コッツァー 🇺🇸、藤岡 昂希、金久保 翔

愛媛オレンジバイキングス

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チームスローガン:With us~BE HUNGRY~

in
アンドリュー・フィッツジェラルド 🇺🇸、城宝 匡史、八幡 圭祐、石井 峻平、山本 柊輔、ライアン・クリーナー 🇺🇸

out
ペリー・エリス
🇺🇸、伊集 貴也、髙畠 佳介、ライアン・ステファン 🇺🇸、小澤 智将、山田 友哉、大﨑 翔太

ライジングゼファー福岡

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チームスローガン:ReRIZE

in
大塚 勇人、ジェローム・ジョーダン 🇺🇸、ステッドモン・レモン 🇺🇸、リン・チーウェイ 🇹🇼、重冨 友希、重冨 周希

out
ジョーダン・グリン
🇺🇸、谷口 淳、楯 昌宗(現役引退)、ナイジェル・スパイクス 🇺🇸、菅野 正樹、権藤 和也、船山 裕士、平良 彰吾

佐賀バルーナーズ

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チームスローガン:GO RISE UP!

in
岸田 篤生、石谷 聡、ギャレット・スタツ 🇺🇸、ファイ パプ月瑠 🇯🇵、マイルズ・ヘソン 🇬🇧、駒水 大雅ジャック

out
澁田 怜音、川真田 紘也、相馬 卓弥、中西 良太、マルコス・マタ
🇦🇷、ケニー・ローソン 🇺🇸

熊本ヴォルターズ

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チームスローガン:超えるバイ -NEXT TIME FOR SURE-

in
ジョーダン・ハミルトン 🇺🇸、ベンジャミン・ローソン 🇬🇧、LJ・ピーク 🇺🇸、古野 拓巳

out
濱田 貴流馬、イバン・ラベネル
🇺🇸、シャヒード・デイビス 🇺🇸、野口 龍太郎、デイビッド・ドブラス 🇪🇸、小林 慎太郎(現役引退)、西谷 亮一(現役引退)


まとめ

激動のオフシーズンも終わり21-22シーズンの開幕です。

今回のオフはオリンピックがあり日本代表の試合も多かったこともあり、意外と短く感じられたのはワタクシだけでしょうか?

新シーズンも楽しんでいきましょう!

読んで頂きありがとうございました!

P.S.

今回のnoteは正直筆が乗らずクオリティはいつもより低いかもしれません。ご了承ください。


おまけ ~B1 順位予想~

東地区
1. 川崎ブレイブサンダース
2. 千葉ジェッツ
3. アルバルク東京
4. 宇都宮ブレックス(WC)
5. サンロッカーズ渋谷
6. 秋田ノーザンハピネッツ
7. 群馬クレインサンダーズ
8. レバンガ北海道
9. 新潟アルビレックスBB
10. 横浜ビー・コルセアーズ
11. 茨城ロボッツ

西地区
1. 琉球ゴールデンキングス
2. 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
3. 富山グラウジーズ
4. 大阪エヴェッサ(WC)
5. 島根スサノオマジック
6. シーホース三河
7. 広島ドラゴンフライズ
8. 信州ブレイブウォリアーズ
9. 三遠ネオフェニックス
10. 滋賀レイクスターズ
11. 京都ハンナリーズ

B2は追えないとおもうのでやりません!!!









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