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日本の常識は通用しないオランダ子供事情

5歳児、喧嘩勃発

先日、息子(5歳)が公園の砂場で遊んでいて、他の兄弟の子もその砂場で遊んでいて砂場の陣地の取り合いで、1対2の喧嘩がスタートされていました。。基本ある程度の喧嘩に僕は顔を突っ込まないようにしている。なぜかというと、僕ら外国人は海外で暮らしていく中で、今後経験するスポーツやビジネスをする際に、必要となる強心臓を持って欲しいという想いから、そのようにしている。正直この考えが良いのか、悪いのかは僕自身も半信半疑ではあるが、強い心臓を持っている人はどこでも生きていける!という過去自身が接してきてすごいと思う人は皆、強心臓の持ち主が多かったという、自己観点的な憶測からの発想から生まれている。もちろん、その方々は強心臓に合わせクレバーさを兼ね備えている人が多い。(強心臓を持っているからクレバーにもなれるのか、クレバーだから強心臓が持てたのか、どっちが先でどっちが後なのかは説明できません。)

喧嘩の結果

最終的に彼らは石の投げ合いを始めたので、流石にお互いにとって危険だと思い、僕は普通を装い息子の元に近づいたと同時に彼らも自分の親の元に逃げ込んでいき、この喧嘩は無事終了しました。

謝らない文化!?

正直、砂場の喧嘩は互いに言い分があると思うので、良い、悪いはどうでも良いのですが、息子の学校や今回のように、たまたま起きてしまう喧嘩の際に明確にあなた加害者ですよね!という時に、ほぼ謝ってこない。という子供と親が多い。日本だとまずは被害を加えた方は謝るのが普通!?として僕は日本で育ってきましたので、この謝らない文化のギャップに困惑。 

聞き取り調査結果

日本人含め様々な国の人にそのような時の感情、考えを聞いてみると、回答が多かったのは、悪いとは思ってるけど謝る意味ある!? なぜなら謝っても結果は変わらないでしょ!? 謝るより何故そうなったかを説明して、次気をつけたらいいね!(という一見ポジティブな考え方が多い)だから結果的に謝らない。という発想に近い親、子供がオランダ、ヨーロッパでは多い気がします。ですので、そのような時、自分に言い聞かせる言葉は、  『日本の常識は世界の非常識』という言葉です。

我が息子も

実際に自分の息子も4年間海外で育っているせいか、家庭内で明らかに彼が悪いことをした時に私たちに謝ってきません。むしろその起きてしまった経緯を説明し、自分が悪いことをしたというより、起こったことはしょうがない。くらいな感じで説明されることが多いです。

彼は戸籍上は日本人ですが、もう既に考え方のベースは日本人では無くなっているなとこれを書いていて思いました。。。

楯を突く

日本だと親や年上の人に対して、年下の人は物申すことがあまり出来ない環境だと思いますが、少なからずオランダでは小さい子供でも親、年上の人、関係なく自分の考えをぶつけてくる子が多く、内容はどうであれ、自分の意見はとりあえず伝える。という精神で育っているので、よく言えばプレゼン能力が自然に備わっています。(日本的観点でいうと言い訳をする人が多い。)

環境で人は変わる

自分の意見を自由に伝える精神があれば、まず自然と強心臓が備わる。(その中でたくさんの失敗を乗り越えていくため強くなる。)またそこにクレバーさがプラスアルファ加わることで、スポーツやビジネス、または世界で生き抜ける人間に育っていけるはず!とポジティブに願う父。

親も日々勉強が必要

世間一般的な発想ではありますが、(違っていたらすいません。)簡単なことではありませんが、とにかく息子には自分のやりたいことに突き進んで育って欲しい。それをサポート出来るだけの知識を自分自身も持ち続けなければいけないので、父は日々勉強を継続するよう努力します。

番外編


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