「本当に良質なファンとは何ぞや?」を考察する
今回は、アーティストとファンの関係というものに付いて考察してみました。
芸術及びアートというものには、生命力の源であるセクシャリティーというものが必ず含まれている為、
しばしばアーティストと推しの関係性に於いて、非常に絡まった複雑な人間模様というものを生じさせる事にもなっているのは、今も昔も古今東西変わりません。
そうしたアーティストが生まれ持つセクシャリティーなエネルギーが、ファン側の感性で受け取る事に因る"独り善がりな感情"が、自分の推しのアーティストに対して偏って向けられた時、
「熱心なファン」というものから、「ストーカー」と呼ばれる様な存在にも成り得てしまうという事を私は思います。
ファンあってこそ成り立つショービジネスの世界では、常にこうしたものがアーティストを深く悩ませる要因の一つにもなっているという事を、ファン側も謙虚に知るべきではないか。
私は元舞台人として、そう思う一人でしょうか。
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