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#11:お節介ながら伝えていた、夫婦の仲良しのコツ

私は夫婦の仲良しのコツとして、大切にしていた家族の優先順位があります。まず、パートナーであるパパが1番。次に子ども達。パートナーを大切にできていれば、その想いは子ども達にも届くと考えていました。

私は美容院を経営しています。お客様との会話の中で、昔よく言っていたことを思い出しました。この考えは、当時のスタッフや妹にもよく話していました。
妹夫婦も、我が家同様に結婚して長いですが、今でも仲が良いです。お互いの距離感などを尊重し合いながら歩んできたのだと私なりに考えています。

私たちは、母親世代からは眠るときは同じ空間で過ごすものだといわれてきました。同じ空間で過ごしていることで、喧嘩しても意地の張り合いが長続きせずに、仲直りしやすくなるということを伝えようとしている考えなのだと思います。

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今の時代では、お互いの時間を尊重するのが大切だとされる時代でもあるので、こういった考え方は古いとされるかもしれません。
ですが、時には「医者と味噌は古いほどよい」のようなことばがあり、お医者の場合は経験が豊富であることで信頼でき、味噌の場合は時間が経つほど風味が深まる、つまり「経験と年月がものごとの価値を高めることもある」ということも、こころに留め置く必要があるように思います。
さらに、「不易流行」「温故知新」などのことばからは、古いものにも新しいものにも価値があり、どちらも大切にして歩み寄る考えを持つことで、いろいろな考え方が自分なりに馴染んでいくのかなと思います。

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家族として、お互いをパートナーとして優先して気を配り合いながら過ごしていくことで、それを基として子どもたちも包み込んだ家族の強い繋がりに拡がっていくと思います。過去の経験や考え方が、現在や未来に影響を与えることを考えて、新しいことも古いこともどちらの考え方にも価値があるという視点も大切にしながら、『今』を積み重ねていくことが大事だと実感できます。

今今を生きることは、自分が今の瞬間を生きていることになりますが、それを長く紡がれてきた歴史だと考えると、「今」という点が次々につながって線となって未来へつながっていく。だから、私自身も自分の世代なりに何かできること、残せることをしっかり考えて子ども達の世代に伝えていけたらと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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