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In the Closet…

…この曲のMB(ミュージック・ビデオの略)、確か手掛けたのは写真家(主にファッション)として名高いハーブ・リッツ氏だったと記憶している。


事実、映像をご覧頂けると判る様に、どのシーンを切り抜いても絵になる。つうか、ファッション誌のページとしても使えそう。また被写体がマイケル・ジャクソン氏とナオミ・キャンベル女史っつうトコロも泣かせるじゃないか。敢えて色あせた風景と間の撮り方もシンプルでありながらも見せ所が満載だ♪

マイケル・ジャクソン氏がこの世を去り十年以上が過ぎた。
ご存知の方は少ないだろうが、同じ年の6月25日にファラ・フォーセット女史が亡くなられた事が報じられていない事実こそ、個人的に色褪せた想いがやけに虚しく想う…

本題に戻そう。

ナニよりも上手く物語を描いているトコロも憎い演出だ。
写真という枠組みから外れ映像という手法を長所として捉えた技法はやはり神業と言っても過言ではなかろう。

全く違う技法さながら、天晴(あっぱれ)!と思う映像がハーブ・リッツと同様、ファッション誌で主に扱われる写真家のブルース・ウェーバーが手掛けた『Let's Get Lost』というチェット・ベイカーを描いた作品もココロに染み渡る作品だ。

コレも確か、約30年以上前に都内だと渋谷パルコくらいしか上映されてなかった作品であると記憶している。
リアルタイムでは観よう、観ようと思いながらも仕事に追われ見逃してしまった作品の一つである。

だが、その数年後にイタリアのフィレンツェを訪れた際、高級靴を手掛けるフェラガモを通り過ぎようとした時、奇跡的にもフェラガモ本店にて『Let's Get Lost』の写真と映像を紹介していたのであった!

わーお!

因みにフェラガモ本店にはギャラリー(当時はね)が隣接し、往年のスター☆(例えば鳳啓助ではない、オードリー・ヘップバーン)の木型とモデルが飾られていた。
その時のボキはとっても興奮したよ☆
そりゃぁ当然だわさ。
都内、いや国内で見逃してしまった作品を外国で出会うだなんて夢にも思わなかったのですモノ〜♪
それに映画のスクリーンを飾るスター☆が着飾った靴を目の当たりにしたモンだからさぁ、そりゃぁたまげましたよん♪

きゃっ☆

正直、フェラガモというブランドには全く興味がナッシングだったが、だって男性よりも女性靴の方が知名度が高かったしね。
それ故に、フェラガモというブランドの懐の深さに感銘受けたよ。
国籍はもとより、良いモノに対しまたは芸術に国境など関係ないといった対応は日本も見習うべきコトかもね。
で、フェラガモは伊達なブランドではないと痛感したよ。
隔たりなんてタダのナンセンスに過ぎないしね。

いずれもメッセージ性の違いはあれど、写真家が描いた映像は今観ても実に新鮮に映るだろう。

で、おすすめの映像の紹介ですた〜☆

でも、でも、熟女をこよなく愛するボキからすれば、ファラ・フォーセット女史の魅力を無闇にクローゼットに閉じ込めて欲しくないモンであるが。

わーお!

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