こんばんは、えび丸です🍤
今日は鶏肉のお話です。

というのもえび丸、普段から色々なSNSを使っているのですが、その中で｢まず鶏肉を洗います｣のような文言をよく見かけるようになったんです😭
なぜこんなに過剰に反応しているのか、分かると思うのでぜひ読んでみてください！

鶏肉には"ある菌"が着いている

ご存知の方も多いかもしれませんが、生の鶏肉には｢カンピロバクター｣という菌が付着している可能性がとても高いです。ここで間違えないで欲しいのは国産、外国産や新鮮かどうかに関わらず、全ての鶏肉に着いている可能性が高いということです！

カンピロバクターとは？

食中毒の原因となる菌です。症状としては、腹痛、下痢、発熱などがあります。
食べてから7日以内に症状が出ることが多いので、症状が出た場合はすぐに医療機関を受診してください。
また、確率は高くありませんが後遺症として｢ギランバレー症候群｣という神経症状が起こることもあります。(今度書けたら書きますね！)

どうしたら防げる？

基本は、生の鶏肉を食べないことです。
しかし、中には｢生の鶏肉を食べていないのに食中毒になった｣という人もいます。

ポイントは2つあります。
1つ目は、しっかりと加熱することです。カンピロバクターを死滅させるには75℃で1分以上中心まで加熱する必要があります。
火の通りが甘い鶏肉を食べてしまうのは危険です⚠️

2つ目は、生の鶏肉を触った手で他の食材や物品を触らないことです。
生の鶏肉を触った手で例えば生野菜のサラダを作ったとすると、それはもはや生の鶏肉サラダです🥗🐦
せっかく鶏肉を加熱しても、カンピロバクターがほかの食材に移っては意味が無いですね💦

そのためにも、｢生の鶏肉を触ったあとはしっかりと手洗いする｣｢鶏肉を扱うのは最後にする｣この2点をしっかり守りましょう⚠️

なぜ鶏肉を洗ってはいけないのか

ここまで読んでくださった方には分かっていただけたかと思いますが、鶏肉を洗うとカンピロバクターがそこら中に飛びます😭

普通に洗い物をする時でもシンクの中が水で濡れますよね？鶏肉を洗う時も同じです。
シンクの中や近くにある食器、調理器具、食材などにカンピロバクター入りの水がビチャビチャと飛ぶことによって食中毒を引き起こす可能性が高くなるのです。

なので、ドリップなどはキッチンペーパーで拭き取り速やかに処分し、決して生の鶏肉を水で洗うことはしないようにしてください！

最後に

カンピロバクターは長期間苦しむことになる挙句、後遺症も酷い症状が出ることがあります。
予防できるものはしっかり予防し、美味しく安全に鶏肉を食べましょう！