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悲しみで目の前がみえなくなるまえに

悲しみで目の前がみえなくなるまえに
砂糖を摂取することにした

深夜
冷蔵庫のオレンジのライトに照らされた
私の顔はどんな顔をしているのだろう

とりだしたのは
ショートケーキ

皿にのせフォークで切って頬張る

今 わたしの口のなかは砂糖に占拠された

生きるために必要なもの
それは この砂糖のように甘い展開だ

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