見出し画像

アレルギーと私 前編

青山塾の人達でアトピーに悩んでいる人が意外にいたのでアトピーのことについて書きます。絵とは関係ないけれど。
自分はアトピー体質なので、これまでの経験を書くと結構長くなる!
あくまでも実感や体感と結果どうなったか、今どんな感じかなど体験をもとに書くので科学的なナニカを突っ込まれてもやや困るのでそこは読み流してください。

まず、幼少期。3歳くらいまで、膝の裏側や腕の内側に痒みがあり子どもながら悩んでいました。痒いからかくんだけど当然掻きむしると血が出ていたい→お風呂とかシャワーなどで水が沁みていたい→お風呂をいやがる
などの悪循環が出来上がっていました。
3歳以降、これではいけない、と自我が芽生え意志の力を発揮し、とにかく痒くてもかくのを我慢するようにしました。
特に皮膚科などには行ってなかったと思います。放置。成長するにつれてだんだん自然に治りました。
4〜8歳くらいまでは特に困った記憶がないのですが、小学校の4年生の担任の先生が、
「私は顔つきをみればその子がアトピーかどうかわかる!」
と言ってその頃クラスに2人アトピー体質の子がいたのですが私ともう1人の子が名指しで呼ばれました。
私はその先生はわりかし好きだったし別に呼ばれたことに嫌な感じはしなかったのですが、今大人になってみると、自分でも「この人アトピーぽいな」という人の顔や性格?がだいたい見分けがつくようになりました。

困った記憶があるのは4年生位のときに雨の日に傘をささずに自転車に乗って、ズボンが濡れているので蒸れてお尻に湿疹が出来てしまいました。臀部は気軽に誰かに見せるものではないので見た目はなんともないけども、学校では椅子に座っている時間が長いので結構治らずに大変でした。「お尻に湿疹がある」とはなかなか周りの人にも言いにくいのでわりかし悩んでいた気がする。
そうこうするうちに何故だか知らないけど口の周り、鼻の横くらいにも湿疹ができてしまいました。顔はやっぱり目立つのでやはり結構悩みの種でした。

洗顔剤は、ビオレを使ったら顔がヒリヒリして悪化したのでその時に一生ビオレは使わないようにしようと決めました。その十数年後に「弱酸性」とか謳いはじめたけども信用していない。花王がスポンサーのコンペには絵を描かないと思う。

中学生になる頃には口とお尻にあった湿疹が指に移動して、
いわゆる泡のようなプツプツができる「主婦湿疹」になりました。自分で皮膚科に行ってリンデロンとかもらって塗った記憶があります。
薬を塗ったらしばらくしたら治るんだけど、
しばらくしてまた再発、みたいな感じで高校生くらいまで悩まされていた気がする。

湿疹の辛さというのは独特で、夜寝ているときに痒くて掻いたりするので手ぶくろして寝る人もいる。24時間なので逃れられないので地味にジャブをくらっているようなダメージが蓄積し、イライラする。

その時までは、湿疹の原因がなんとなく、「砂糖」を沢山とったり、睡眠不足だったり、水仕事をしたあと悪化するということが体感で分かっていた気がします。野菜を食べた方が治る実感もありました。大人になって後から振り返ると、ストレス負荷が大きいときもひどかったです。

アトピーの原因について根本的に考えるようになったのは高校生のときにドイツに交換留学したときです。

ホストファミリーの家に11ヶ月間お世話になり寝食を共にしたのですが、毎日カフェトリンケンといってしこたま甘いものを食べても、語学勉強して寝不足でも割と肌の調子が良いので何故だろうと思いました。

一つ考えられるのは水でした。ホストファミリーの家では浄水器を使っていて、毎日飲む水も水筒に入れて持っていっていました。

もう一つは主食のパンです。ドイツではパン屋さんに売ってる主食のパンが黒味があり、酸味も感じられる硬いものでした。でかいBrotを買ってきて、機械で薄く切って毎日ハムやチーズをのっけて食べてました。野菜は日本にいたときより少なめでした。

結果的に日本にいる時より8kg太ったのですが、肌の調子は良かったのです。
ここまで書いて長くなったのでまた後日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?