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(雑談)いい奈さんの人生を変えたご本2冊

こんにちは。ご覧くださりありがとうございます( ̄∇ ̄*)

こっそりと本日2本目の投稿です。

日々とことこと小説や文章などを書いておりますが、読むのも大好きです。
紙の本派なので、本棚飽和してやべぇです。
でも買うのも読むのもやめられんのやでぇ。

すてきなご本がめっちゃあって、いい奈さんも好きなご本めっちゃあるのですが。
今回はその中から、いい奈さんの人生を変えたご本を2冊、ご紹介したいと思います。
1冊はご飯ものですぞ!(noteのマイルールを納得させる作業)


1)すべてがFになる|森博嗣先生著


「普通」とはなんぞや

昔はおかんに思ったことを言ったりしたりすると、
「あんたはほんまに変わってるなぁ」
と言われていました。

男性の知り合いたちにも、
「男とはこういうもの、女はこうするもの」
と言われ。
まぁ、有り体に言えば、昭和の男女のあり方です。

違和感でしかありませんでした。
周りが「普通」やと言うことに倣わなあかんのやろうか、と、しんどさを感じていました。

そんな時に拝読したのが『すべてがFになる』でした。
読み進めているうちに、いい奈さんはどんどんと開眼して行きます。
「あ、別に周りに倣わんでええんや」
と霧が晴れたようでした。

キャラクターや世界観、舞台が、周りの価値観に照らし合わせたら「普通」ではなかったのです。
それが物語の中でまかり通っているのです。個性的で当たり前なのです。
「ええんや、それでええんや」と、強く衝撃を受けたのです。

人の考え方や価値観は千差万別です。
100人いれば100通り。当たり前です。
その方々の中から近い方を見つけて、一緒にいられたらすてきです。

おかんや知り合いは「普通」を持ち出して、結局は人に自らの価値観を押し付けていただけなのです。
ご本人の中ではそれが正しいのでしょう。
でも他人がそうかと言われたら、そうやないのです。
この方たちは、視野狭窄なだけやったのです。

なので距離を取りました。いい奈さんのためになりませんからね。
無理にわかり合おうとする価値なんてありません。

今が完全に自由というわけではありません。
それでも昔に比べたら楽です。
いろんな人がいて、いろんな価値観があることが解っているので。
自分もただ、そのひとつってだけなのです。


2)最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵|椹野道流先生著


いい奈さんが一次創作を書き始めて数年。
当初は大好きなカピバラが出てくる異世界ファンタジーを書いていました。
うっすらと書籍化できたらええなぁと欲も出始めて、ネット小説大賞にエントリーしていたりしました。(惜しくも最終で落ちたんやで…)

それでもカピバラ書くん楽しいな〜次はどんなカピバラにしようかな〜。
なんて考えていた時、本屋さんでこの『最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵』に出会いました。
表紙が光っていました。そう見えました。
もともと文芸は好きでしたし、書いていた異世界ファンタジーもご飯ものではあったので、何の抵抗もなく手に取りまして。
読みまして。

このジャンル、書いてみたい…! これや…!

となったのです。
そしてこのご本、シリーズを教科書にして、こつこつと書き、小説投稿サイトに投稿していましたら。

アルファポリスさま主催「第3回ほっこり・じんわり大賞」で「心ほっこり賞」を受賞することができました…!

書籍化は叶わなかったのですが、このご本との出会いがなければジャンル転換はなかったですし、この賞もいただくことができませんでした。
後々変わる未来はあったかもしれませんが、少なくともこの賞はいただけなかったし、このお話も書けなかったかも知れません。

いい奈さんは今もこの経験をベースに、ライト文芸、キャラ文芸と呼ばれるご飯ものを書いています。
ありがたいことに、これまでアルファポリスさまで合計3つの賞をいただくことができました。
やはり書籍化の壁は高いのですが、大きな励みになっているのです。


今でもこの2冊は、いい奈さんの中では特別なご本になっています。
もちろんシリーズ制覇してますでぇ。


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