見出し画像

天の瞳 倫太郎のように

友達関係について考えることが増えたこの頃に、出会った本「天の瞳」。

元々、学校教員をしていたこともあって、子供・教育・学校を中心としたストーリーに惹かれて読み始めました。

倫太郎と、倫太郎の家族の言葉から非常に学ばされ、「友達とは適当に付き合ってはならん。心の目でその人に全身全霊を傾ける。その人の奥底にあるものに気づいていても、そっとしてあげる。寂しいくらいの思いをしなければ、友達の役には立てない。」

そんなことが書いてありました。

ついこの間、大切な友人の一人が、「ある人が心の扉をずかずかと開けに来てくれたことがきっかけで、今までに与えられてきた愛に気付いて、心が完全に満たされるようになった。」と語ってくれたことがありました。

私の心には、まだ完全に開けきれない扉があって、そのために思いきって人に踏み込むことができないんだなと気付かされた話でした。

周りの人を、全身で大切にしようと決めさせてくれる本との出会いでした。
友人だけでなく、身近な家族から、その愛をないがしろにせずに、受け入れることから始めます。

ところで「天の瞳」は、そのタイトルの通り、目の輝きの描写が頻繁に出てきます。
今、幼少期編を読み終えたところなので、これからどんな瞳が描かれるのか、楽しみに続きを読みます📖

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?