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本の紹介『ともに生きるための教育学へのレッスン40ー明日を切り拓く教養』

本業の大学教員の仕事では、英語の授業がいちばん多いのですが、大学院の授業も受け持っています。教育学の大学院です。その縁で、ここにご紹介する本に、エッセイを一本掲載していただきました。

『ともに生きるための教育学へのレッスン40―明日を切り拓く教養』(明石書店、2019年8月発行)は、北海道大学教育学部創立70周年を記念して出版されたものです。


ねらいは、「高校生、大学生や一般市民を念頭に(中略)教育学研究の意義や面白さを感じてもらえるもの」(編集の松本伊智朗先生のあとがきより)で、オープンキャンパスでも紹介されました。しかし!松本先生曰く、まだかなり部数が残っているので宣伝して欲しい!ということなので、ここに投稿する次第です。なお、松本伊智朗先生は、子どもの貧困問題研究の、日本を代表する専門家です。

何せ執筆者39名、エッセイ40本(学部長の宮崎隆志先生が序文と合わせ、2本書いています)なので、テーマは上の写真の通り多岐にわたっています。すでに教育に関わっている方、関心を持っている方には、何かしら引っかかるテーマがあるでしょうし、ぼんやりと「教育」「子ども」「成長」「発達」……といったことについて学んでみたいという方には、より具体的なテーマにたどりつくヒントがあるかもしれません。

もう一つ、この本の特徴は、ブックガイドが充実しているということです。コミックから研究書まで、さまざまなものが取り上げられていますが、どんな本が紹介されているかは、ここに写真入りでリストアップされています。下の画像で見えているのはごく一部です。実にいろんな関心の教員がいることがわかると思います。

ブクログ教育学部

どうぞよろしくお願いします。


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